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【西武ライオンズ 今日の見どころ】同一カード3連戦連続完封なら球団68年ぶり 3試合連続1対0なら2リーグ制後2度目
●1963年に 3試合連続「1対0」勝利をタイガースが記録
【22日◇ライオンズ-バファローズ21回戦(ベルーナ)18:00】
およそ2ヶ月ぶりとなる連勝を、いずれも1対0のスコアで飾ったライオンズ。2試合連続の「1対0」勝利は、渡辺久信監督時代の2009年8月22日、23日に、千葉ロッテマリーンズ相手に連勝して以来15年ぶり、球団史上5度目のことになる。
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もちろん1点とは言わずに、2点でも3点でも、打線にはできるだけ多く得点してもらい、投手陣の負担を減らして欲しいのだが、もしも、きょうの試合も1対0となり、3試合連続での「1対0」勝利となると、2リーグ制後では1963年8月8~10日に、阪神タイガースが記録した例が1度あるだけ。
ライオンズが達成すれば、61年ぶり2度目の、パ・リーグでは初めての、きわめて珍しい記録になる。
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●同一カード3連戦3試合連続完封なら ライオンズ68年ぶり
たとえ「1対0」でなくとも、3試合連続完封勝利だけでも、かなり希少。ライオンズは一昨年4月に達成しているが、このときが球団史上29年ぶり4度目のことだった。
過去4度のうち、同一カード3連戦での達成は1956年6月に近鉄パールスを相手に、8対0、2対0、1対0で3連勝した1度だけ。
きょうの試合でも、オリックスバファローズ打線を無得点に抑えると、ライオンズ68年ぶり2度目の同一カード3連戦3試合連続完封勝利となる。
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●内弁慶対決のバファローズ戦 違いはホームランの数
バファローズとの対戦成績は、ここまで10勝10敗のタイなのだが、ライオンズのホームゲームでは、ライオンズが8勝3敗。バファローズのホームゲームでは、バファローズの7勝2敗と、互いに極端な内弁慶になっている。
その違いが最も顕著に表れているのが、バファローズのホームラン数だ。バファローズの打者はライオンズ戦で合計11本のホームランを打っているのだが、そのうち10本が京セラでのもの。ビジターでは5月26日に、森友哉が増田達至から打ったソロ本塁打1本しかない。
この傾向は、きょう先発の渡邉勇太朗にも当てはまり、ここまでバファローズ戦3試合18イニングに投げて、被本塁打が3本。そのすべてを、京セラドームで打たれている。
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ベルーナドームでのバファローズ打線には、あまり細かなことは気にせず、思い切り腕を振って、大胆に投げ込むくらいで、丁度良いのかもしれない。
勝てば、今シーズン3度目の3連勝。初の同一カード3連勝になる。バファローズ先発の高島泰都には、2週間前の対戦で、プロ初勝利をプレゼントしたばかり。試合後のお立ち台では、結婚発表までされてしまった。ご祝儀はもう充分に渡した。今度はプロの世界の厳しさを、高島に教える番だ。