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【西武ライオンズ 今日の見どころ】きょうも1得点以下なら 58年ぶり球団ワーストタイ記録

●ここ5試合の得点が 1、1、1、0、1 

【12日◇ライオンズ-カープ2回戦(ベルーナ)18:00】
今シーズン2度目の8連敗で、両リーグ最速、それも断トツの速さで40敗に到達した。きのう(11日)が、ライオンズは開幕58試合目だったが、これは西鉄時代の最後のシーズンだった1972年の59試合を抜いて、球団75年の歴史のなかで、最も速い40敗到達となってしまった。

きのうの試合もライオンズの得点は、佐藤龍世のソロ本塁打による1点のみ。これで今月6日の東京ヤクルトスワローズ戦から、1、1、1、0、1と、5試合続けて1得点以下に終わっている。

きょうの試合も1点以下しかあげられないと、これも西鉄時代の1966年に、7月23日近鉄バファローズ戦から28日阪急ブレーブス戦まで、6試合連続で1得点以下だった球団ワースト記録に、58年ぶりに並ぶことになる。

じつはライオンズは、昨シーズンの5月下旬にも、5試合続けて1得点以下だったことがあった。このときはワーストタイが懸かった試合で、外崎修汰の犠牲フライ、渡部健人、若林楽人のタイムリーで3得点して、約60年前の記録に並ぶことを免れていた。

ちなみに、プロ野球史上最も長く1得点以下を続けたのは、1958年大洋ホエールズの9試合。パ・リーグ記録は、1953年大映スターズと2011年年東北楽天ゴールデンイーグルスの7試合連続になる。

広島東洋カープの先発は、きょうが森下暢仁、あすは九里亜蓮が予想される。いまのライオンズ打線の状態からすれと、パ・リーグ記録に並ぶことも、充分あり得る話だ。

●9連敗になると 球団ワースト13連敗した2015年以来 

今シーズン1回目の8連敗をしたときは、5月25日のオリックスバファローズ戦で、2点をリードされた7回裏に突如打線がつながり、6安打を集中。平沼翔太や外崎修汰のタイムリーなどで、一挙4得点して逆転勝ち。連敗をストップした。

ただ、現在の打線には、平沼も外崎も、さらに蛭間拓哉、岸潤一郎と、このときの逆転劇に貢献したメンバーが、故障などの理由で、ことごとく1軍にいない。

きょうも敗れて9連敗となると、2015年に球団ワースト記録の13連敗をして以来となる。


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