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【楽しく始めるFUSION360基本とコツ-講座解説】

3-1  いろいろな押し出し(タンブラー)

拘束

スケッチでこれ以上不確定要素がない状態を完全拘束といいます。
指定されていない寸法がない、原点からの距離も決まっている状態です。
完全拘束になるとブラウザーのアイコンに鍵マークが表示されます。

寸法抜けなどのミスを防ぐなどの利点があります。
意図しない変形を防げます。
変更時の図形が崩れることも防げます。

Fusion360では押し出しなどフューチャで形成される寸法、フォームでのモデリングなど完全拘束できない形状があります。
修正変更の備えて作図のルールを決めて作業している場合もあります。
完全拘束はその状況におおじて対応するのがいいと思います。

拘束は作図作業を助けてくれます。位置を合わしたり、真っ直ぐにしたりと寸法だけの作図では大変なことを瞬時におこなえます。

作図中に拘束が勝手についてしまう。拘束がついて動かない。ということがあります。拘束が非表示されているときもありますので、マウスをのせて表示させてデリートすれば拘束が消えます。中点の拘束など作図中に付きそうな時はあらかじめ避けて作図するなど対応が必要です。

シェルn

外形形状にしたがって肉抜きされます。
シェルをしたあと、あまり大きなカットやフィレットをつけるとその部分が薄くなってしまいます。気づかない場合も多いので注意が必要です。

フューチャ編集

スケッチ内ではないコマンドの編集が履歴からできます。
例えば押出し長さを変更するとその後のシェルやフィレットもついてきて変更されます。
フューチャの抑制もあります。削除ではなく一時停止みたいにそのコマンドをスキップできます。


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