【楽しく始めるFUSION360基本とコツ-講座解説】
8-1 フォームを使ったモデリング (トング)
スケッチでプロファイルを作図して形状をつくるソリッド。
スケッチ、ワイヤーフレームから面を作図して形状をつくるサーフェイス。そしてフォームは点やエッジ、面を、板状やブロック形状に配置して、それを利用して形状をつくっていく機能です。
フォーム編集の矢印と▢部をつかって形状を変ええいきます。
フォーム編集でほぼほぼの変形をしていきます。
粘土を細い棒の先で押すのが点。
棒を横にして線で押すのがエッジ。
手のひらで押すのが面というイメージです。
それぞれ引っ張ることもできます。
点よりエッジ、エッジより面のほうが変形範囲が広がります。
移動の矢印は他の方向にブレずに矢印方向のみ、動かす事ができます。中央の▢は平面上で方向にとらわれずに自由に移動を指示できます。
保持している点やエッジ、面を矢印と▢をつかって、周りを変形さすことで保持部を移動や回転することができます。
矢印と▢は、保持しているエッジや面を直接、拡大縮小するものではありません。
面の数も設定できますが、あまり多すぎると、選択や修正に手間が増えてしまいます。
少なすぎると変形範囲が広がってしまい扱いづらくなります。
座標空間は面をXYZに並行に動かすのか、選択面に対して垂直に動かすのかを設定できます。
XYZ平面に対して垂直ではない斜めの面などで違いが出ます。
折り目も便利で、丸くしたり角にしたりできます。面の間隔で影響をコントロールできます。
操作は履歴は編集できませんが、戻ることはできます。
ファーム終了時にエラーが出ることがありますが、長い作業の後にエラーが出てもエラー箇所を見つけるのが大変になるので、頻繁にファーム終了してエラー箇所を特定するやりかたもあります。
はじめのベース形状は、最終形状に近いところから始めたほうが楽に進めます。
スケッチで押し出しもできます。
今回の場合もスケッチでV字を書いて押し出してから始めることもできます。
フオームは厳しい寸法が入っている図面の立体化には向いていないようですが、圧倒的に早くモデリングできるので、曲面が多いモデリングにはとても便利に使えます。
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