【ワンオペ育児】イヤイヤ期MAX2歳児とパパの一週間奮闘記
妻が第二子の出産で入院。
長女と僕の、ふたり暮らしがはじまった。
1日目
午前中は公園へ。近所にとてもハイクオリティなすべり台があるこの公園が、僕は好きだ。娘とのデートを存分に楽しむ。前に来た時は怖くてすべれなかったくせに、いっちょまえに自分ですべると言ってみたりするから最高だ。
1Kcalでも多く消費して昼寝をしてほしいので、「パパだっこ!」の声をかき消すように「位置について!よーい!」と叫ぶ。「どん!」と走り出すバカな娘で助かるぜ。
そろそろ帰る時間。早速イヤイヤ発動。帰りたくないとのこと。仕方ない。寂しい思いをさせるんだから、少しくらいは甘やかそう。「ママに内緒でジュース飲む?」と自販機へ。たった130円で天使に会えるということを、僕の近くにいるギャンブル狂いに伝えたい。
お昼ごはんは、卵の混ぜごはんにした。レッツ調理実習。娘と一緒に卵を割って、一緒に混ぜて、一緒にフライパンへ流し込む。キラキラした瞳で焼けていく卵を見ていた。
一瞬熱いフライパンに触ったけど反射で離した。大丈夫!パパ見てたよ!アンパンマンのシールを貼ってあげたら上機嫌でなにより。
自分で作ったごはんだもの。そりゃ美味いよ。走って椅子に座り、出すやいなや素晴らしい勢いで食べてくれた。
はい出ましたおむつ交換拒否。なんなんですかあなたは。それ以外にもなにかにつけて「イヤイヤ」言いますけど。いつからか急に言い出してるけど。そういう時期なの?なんなの?
長時間の押し問答。パパの負け。結局羽交い締めで無理矢理交換。大泣き。泣きたいのはこっちだぜチクショウ。
お風呂の時間がやってくる。まずお風呂行かないじゃない?なんとか連れてきても服脱がないじゃない?どうすりゃいいんよ。
なんとかふたりで浴槽に浸かった瞬間、そんな苦労もぜんぶ吹き飛ぶ笑顔やめてよ。身体も心も温もっちゃうじゃない。ズルい女。
ただ、頭洗わせてくれない顔洗わせてくれない「ちょっとどいて!」どこで覚えたんやその言葉。しかもネイティブ関西弁のイントネーション、どこで習得したんや。もちろん身体も洗わせてくれない。せっかく買ったアンパンマンのボディタオル、それゆけしないで。
はいもちろんお風呂あがりおむつ履きません服着ません。湯冷めするやんの焦りの気持ち、伝わってるんすか?メンタリストやんけおら。また羽交い締め。心が痛む。
君は寝ませんね。赤い目で「あっち!」と寝室から逃げる君からは、「絶対に寝ないぞ」の意思を感じます。「動画見せろ」と言われれば見せます。「パパの携帯で見せろ」仰せのままに。「この動画じゃない」正解見つかるまで探します。こんなに尽くしてんねん、振り向いてくれや。こんなに言いなりなん初めてや。おもしれぇ女。なにがやねん。
そんな時の最終奥義。
「ふたりでドライブ作戦」決行。前から何度か試しているこの作戦。今のところ全戦全勝。
しかしここで問題発生。アウター着ません靴下履きません。「車にさえ乗せれば」の心理バレてんすか、世界最年少メンタリストさんよお。玄関で大格闘の末、なんとかドライブ開始。パパの手には大量のぬいぐるみと虹色のカサと長靴。今夜は雨降ってないですよお姫様!でも車に乗ってくれるのならなんだって持ちますよお姫様!
まだ自分の晩ごはんを食べてなかったので、マクドナルドでドライブスルー。マイクから「いらっしゃいませ!」が鳴り響く前に小声で先手を打つ。
「後ろに子どもが乗ってまして。注文繰り返さないでもらっていいですか?」
「そういうことっスね。まかせといてくださいよー!」をふんだんに含ませた小声の「かしこまりましたー。」が聞こえてきた。あざす。
後部座席のお姫様にバレないよう、こっそり商品を受け取り、見えないようこっそり死角にバーガーとポテトを設置。監視カメラをかいくぐり、のり塩ポテチを食べてたデスノートの夜神月も二度見するレベルの完全なる作戦。
ポテトを一本、慎重に取り、口へ運ぶ。
車内では変わらず、アンパンマンたいそうだけが鳴り響く。
、、、勝った。
優雅なドライブから3分。
「 ぱぱのぽてと、おいしそうねー 」
恐怖でハンドルを持つ手が震えた。
2日目
夜中一回も起きなかった、えらすぎ。
朝から一緒に朝ごはんを作る。スクランブルエッグ。慣れた手つきで卵割りやがって。お前センスありすぎ。ちゃんとフライパン触らなかったね。熱いの覚えてたね。ここらへんでパパうっすら涙。
それにしても携帯を奪われる。なぜ君はわざわざパパの携帯で動画が見たいのかね。テレビで同じ動画見れるのに。fire stick TVの開発者の方にお会いした時、パパはなんて言い訳したらええねんな。そんな機会ないしええねんけどさ。
あとさ、アンパンマン見たいのはまだわかんねん。アンパンマンのおもちゃで遊んでる子どものYouTube見たいのはほんまになんでなん?俺はなんでふたり見てんねん。
今日はふたりでショッピングモールへ。モール外の公園で遊ぶ。平日の午前中は人がいなくてありがてえ。誰もいない。いつもはなかなか順番が回ってこない遊具も使い放題。
まあな、わかんねん、わかんねんけどな。せっかく乗り放題のぐるぐる回る遊具、無表情で乗るのやめてー!
他の子どもたちときゃっきゃやるのが楽しいのはわかんねんけどさ!
汗だくで回してるの虚しいねん。
お昼は外食。こんな機会もなかなかないし、せっかくのデートだもの。普段行くフードコートではなく、奮発してモール内のレストランへ。
「お子様ランチ、、800円?、」
膝がガクガクと音を立てて震えた。
お店で一番安いパスタと、800円のお子様ランチが到着。
「やったー!」とはしゃぐ横顔。
なにを膝震えとんねん。800円でこの横顔はお得過ぎるやろ。挙げ句の果てに「おいしいね。」だってさ。
この瞬間、脳内にドリカムの「うれしい!たのしい!大好き!」のサビがかかった。
レストランを出ると、偶然パパ友に遭遇。
「今たまたまひとりなんですよー!」
おいおい神降臨かよ。
【今日の気付き】
ひとりで!トイレ行けるって!感動!!!
お風呂上がり。はい今日もおむつ交換拒否!いつまでも負けてられないよ。死に物狂いで喰らいつく。「あ!見てみて!」で別のことへ視線誘導、失敗。「おむつくんが履いてって言ってるよー」失敗。「自分で履いてみる?」「ねこちゃんの柄とおさるさんの柄、どっちがいい?」なにもかも全部失敗。
そして、
やったあああああああああああああ!
達成感えぐい!
ありがとうミッキー!
今日も寝かしつけは失敗。
ドライブにて就寝。
3日目
今日は手書きのアンパンマンおむつに履き替えて、家の近所のスーパーへ。フードコートの丸亀製麺でお昼ごはん。
お風呂上がり。
全裸に顔面シートマスク姿のヒーロー、『パックマン』として現れて、地球の平和を守るために、着替えをお願いするとうまくいくことが判明。
「地球の平和を守るために、おむつを履いてくれないか!」
「地球の平和を守るために、パジャマを着てくれるかな?」
パックマンもレクチャーを兼ねて同じペースで着替えていく。大成功。
明日もうまくいくといいな。
今日もご飯の用意をお手伝いしてもらう。
と言っても、作り置きのおかずを電子レンジに入れたり、混ぜごはんの具を混ぜるくらいだけど。それでも、“参加型”にさせることでわかりやすくメキメキとごはんを食べてくれた。
【今日の気付き】
『味見』という言葉の威力がえぐすぎる。
「おいしくできたかなー?味見してよ。」と言葉かけを続けてみた。彼女は、「あびみ!」と嬉しそうに大人用の大きなスプーンでほおばる。結果として、彼女は「あびみ」でほぼ9割をたいらげた。お前、新米シェフやったら即クビやで。
さあ、今宵も。最も苦手科目としている寝かしつけ。今日もパパが寝室へ行っただけで大暴れ。
「おきる!おきる!ぱぱおきる!」
リビングへ。
いつもの最終奥義、「ふたりでドライブ作戦」実行を決意。アウターと靴下の着用に手こずるもなんとか駐車場へ。
ここでまさかのチャイルドシート乗車拒否。
え、、、、、
ここで完全にココロオレル。
頭は真っ白。
守護神が崩されると、人って思考止まるね。
トランクに積んでいた抱っこひもに入れて散歩することに。しかし抱っこから下りたがらないので、抱っこひもすら着用できず格闘。大泣き。ご近所の方すみませんの攻防。さらにココロオレル。
片手で娘を抱き、片手で抱っこひもセット。なんとか抱っこひもに入れ、肌寒くなってきた夜道をふたりで散歩。するとすぐにおとなしくなってくれた。およそ15分ほどだろうか。今日の反省点を振り返る。晩ごはん以降スマホやテレビは見せず、絵本を読んだりおままごとをしたり、比較的刺激は避けていたのに。とか。入眠2時間前の入浴がいいと聞いたので逆算してお風呂も入れたのに。とか。自宅の周りをぐるぐるぐる。僕の思考もぐるぐるぐる。
そして自宅に戻る。
エレベーターの鏡で娘の寝顔を確認した。
彼女は無言で目を開けてこっちを見ていた。
ここで脳の回転完全に停止。どういう意味?もちろんそんなこと誰も知らない。まさにNobodyknows+。低い声でREADY GO。なにがやねん。
自宅に帰り、さらに30分ほど格闘の末入眠。
対あり。
4日目
今日のお昼ごはんは、娘の大好物、さつまいものパン(通称:おいものパンパン)。僕は冷凍のピザ。THE・楽チンランチ。
大好物ということもあり、一回もぐずることなくパクパクと食べてくれた。
僕は僕で、Bluetoothスピーカーで音楽をかけながら、アイスコーヒー片手にピザをほおばったりなんかして、親子ふたりで優雅なひとときを楽しんでいた。
窓から差し込む日差し。久しぶりのまったりとする時間。娘の笑顔。
なぜだろう。僕は、泣いていた。
こんな感覚は初めてだった。なんでもない幸せが、ありふれた幸せが、どどっと流れ込んできたからだろうか。なぜだか涙が出た。
この瞬間を忘れないように、娘の写真を撮った。たくさん撮った。ツーショットも一応撮った。写真の中の僕は、やっぱり泣いていた。娘は「なんで泣いてるの?」と言いたげなキョトン顔だった。
娘を強く抱きしめた。彼女はわけもわからず笑っていた。なぜだか涙はどんどん溢れてきて、気付いた頃にはもう、号泣していた。
残り三日。
5日目
一週間まるまる休みを取るのがどうしても難しく、今日は終日仕事。
義実家に娘を預かってもらうことに。おばあちゃんの胸の中の娘へ声をかける。
「パパお仕事いくね!バイバイ!」
娘は怒っていた。離れていく僕のことを、見ないようにしていた。
電車の移動中、僕はこの数日間で撮った、大量の写真と動画を見ていた。
【今日の気付き】
たった少し距離を置くだけで、気持ちは大きく変わる。
なにかにつけて、「イヤイヤ」と拒否をされ続けると、本当にイライラする。「そういう時期」「今だけ」「それもかわいい」周りからいろんなことを言われるけれど、ふたりきりでいるあの瞬間は、そんな言葉全部忘れて、ただただイライラする。
おむつ履かない、服着ない、お風呂入らない、靴履かない、危ないって言っても触りたがる、イス座らない、水飲まない、寝ない、
他にも挙げればキリがない。
ふたりっきりで向き合っていると、余裕がなくなって、いっぱいいっぱいになって、「じゃあどうすりゃええねん!」となってしまう。
だからせめて記録に残そうと、泣きじゃくる娘を、大暴れする娘を、たくさん動画に撮っていた。そして電車でそれを見た。
かわいくて、仕方なかった。
え、なんで?昨日まったく同じ光景を見て、あんなにイライラしてたのに?なんで?必死になにかを訴える姿が、愛おしくて仕方なかった。たった数時間、たった数駅、距離を置くだけで、こんなにも冷静になれるし、こんなにも愛おしく思えるの?
なんであの時あんなに強く当たってしまったんだろう。
動画ばっか見せてないで、もっと遊んでやれよ。
大人の都合じゃなく、納得いくまで付き合ってやれよ。
この数日間の、いろんな瞬間を反省した。
早く帰りたくなった。
今日、帰る頃にはもう、娘はとっくに寝てるだろう。
だから明日は、もっと優しくなろう。
もっと寄り添ってあげよう。
残り二日。
6日目
朝からおむつ交換拒否!!!ムカつく!!!!
あんなに電車で反省したのに!一日娘と離れて冷静になれたと思ってたのに!なんで!イライラの蓄積って全然リセットされへんのかい!!
実家でおばあちゃんと一緒に朝ごはんを食べて自宅へ戻る。
明日は妻と赤ちゃんの退院日。長女とふたりで過ごす最後の夜。僕にはどうしても成し遂げたいミッションがあった。
ベッドでの寝かしつけを成功させたい!!
このワンオペ育児期間中、夜は毎日ドライブに出ていた。一度も成功させたことがない、ベッドでの寝かしつけ。最後くらいは。決戦は金曜日。きっとやれる。
時間に余裕を持って早めにお風呂に入り、全裸パックマンと一緒に地球の平和を守った。ここまで順調。そして晩ごはん。
パパの こうげき 「あびみ」 !
こうかは ばつぐんだ。
お医者さんごっこ、おままごと、仲良くひざに座らせて絵本なんかも読んじゃったりしてさ。最高の時間だ。たくさん動画も撮った。楽しかった。
すると、娘が目をこする回数が増えてきた!あくびも見逃さない!順調だ。思わず笑みが溢れる。ダイジョウブ。
ここか?ここなのか?
パパ、思い切って仕掛ける!
「ねんねのとこ、どのぬいぐるみ持ってこっか。」
なんと、いつもベッドへ持って行くぬいぐるみ達を持って、自分から移動するじゃないか!これはさすがにいけるかも、と胸を躍らせる。でも焦らない。ベッドでまったりして、ゆったりとした時間を過ごす。
そして時は来た。
「そろそろ電気消そうねー。」
寝室の電気を消してみた。
その瞬間。
「めーかいっ(もう一回)!」
「めーかいっ(もう一回)!」
寝室の電気を消すと急に怒り出して、電気を点けろと言ってきた。すぐに電気を点けると、またすぐに機嫌は戻った。これを何度か繰り返す。僕は焦る。どうしよう。
でもこれじゃらちがあかない。
「もうねんねだよ。」と声をかけ、電気を消した。
すると娘は、妻の枕を握りしめて、
「ままーーーーーーー!」
と泣き叫んだ。
僕はその瞬間、そうか、と思った。
ごめんね、なんにもわかってなかった。この一週間、彼女はずっと我慢してたんだ。いつもとなにかが違うこと。本当はずっと寂しかったこと。
そしてなにより、ママがいないこと。
ごめんね。ほんとにごめんね。
僕は娘を抱きしめて、ふたりで泣いた。
【今日の気付き】
仕事ばっかりでなかなか育児に参加できていない自分が、娘とふたりきりの時間の中で、娘とまっすぐ向き合うことができて、本当に嬉しかった。
でも、できないことや、わからないことが多くて、かなり悪戦苦闘した。たくさん落ち込んだし、たくさんイライラした。
そして、この一週間で少しずつ、少しずつ娘の考えていることや主張したいことがわかるようになってきたし、育児の一日の流れをつかめるようにもなってきた。
そんな日々が、これまで育児に向き合えてなかった時間を、埋めていってくれてるような気がしていた。
たまに妻から話を聞く、僕の知らないパパ達の、パパ点数がとても高い。この前の休みは家族でどこどこへ旅行に行っていたらしい。あるパパは2ヶ月の育児休暇を取っているらしい。あるママは、子ども4人をパパに見てもらって、友達と食事へ行ってきたらしい。
そんな話を聞くたびに、僕は自分と比べて落ち込んだ。こんなに娘が好きなのに。理想とするパパ像と、本当の自分の差に、落ち込む毎日だった。
自分のパパ点数が低いことは、自分が一番わかってた。
この一週間で、それが少しずつ埋まっていくのが嬉しくて嬉しくて。これからも休みは少ないかもしれない。でも、できること、知ってることはたくさん増えた。
理想のパパになれるまで、もう少しだと思ってた。もう着替えだってお手のもの!ごはんだってパクパク食べるもんね!この公園で、うちの娘が一番笑ってるぞ!
そんな日々が、どんどん自分に自信をつけさせてくれた。もう少し!理想のパパまでもう少し!そんな気がしてた。
だから最終日となる今日、ベッドで寝かしつけをして、娘の寝顔を見ることができたら、初めて胸を張って、「僕はパパです!」と言えるような気がしていた。
ドライブから帰り、娘をベッドにおろした。
幸せそうな寝顔に、大好きとごめんねが溢れた。
7日目
今日は妻と次女の退院日。
お義母さんと3人で、病院へ向かった。
再会の時。
久しぶりの再会で、ママが赤ちゃんをだっこしていたらきっと悲しむからと、ママは両手を開けて待っていた。
ママのもとへ走る長女。
ふたりはしばらく抱き合って離れなかった。
これにて一週間のワンオペ育児終了。
ありがとうございましたーーー!
【一週間の気付き】
僕の周りにはパパが少ない。だからよく周りの方が言ってくれる。
「子ども育ててるのすごいなあ!」「子ども育てながらちゃんと仕事もしてて偉いなあ!」
全然偉くない。全然偉くないです。
これまで僕は仕事ばっかりで、育児のほとんどを妻に任せっきりの毎日だった。たまの休みに遊ぶだけ。いいとこ取り。なにも知らなかった。
ワンオペ育児がこんなに大変だってことを。
子どもを連れてゴミ出しするのがこんなに大変なことも。
買い物へ行くのが、こんなに難しいことも。
「目を離せない」って、こんなに疲れることも。
一日がこんなにも、あっという間なことも。
思い出す。思い出す。
ゴミ出しを頼まれた時、「今日急いでるから!」って家を飛び出して仕事へ行ったこと。
仕事帰り、大量の買い物リストがLINEで送られてきて、電車の中でため息をついたこと。
朝、「ちょっとだけ娘見てて」と言われて、「俺も準備してるから!」と返したこと。
夜遅くに帰宅して、やっと落ち着いて溜まった作業をしている妻へ、何も知らないくせに「早く寝なよ。」なんて軽々しく言ったこと。
なにも知らなかった。なにも知らなかった。でも、「なにも知らなかったこと」を、知れてよかった。
そして、ワンオペ育児の大変さを、少しでも知れてよかった。もちろんこんな短期間でわかった気になるなよ。とも思うけど。
ワンオペ育児を経験したことで、ここに「もうひとり」いてくれたら、その「もうひとり」がなにをしてくれたら助かるかが、よくわかった。
僕は、「もうひとり」だ。
毎日欲しくて欲しくてしょうがなかった、「もうひとり」だ。
もう大丈夫!まかしとき!
、、、多分。笑
次女がイヤイヤ期を迎える頃には、
今よりもう少し、理想のパパに近付いてるといいな。