
トラウマ級の恐怖体験①
この お話は
和歌山で一泊旅行をした時の話なのですが…
正直 あんな宿
存在していては危険過ぎます!
なので 地域も特定で 宿の名前も 全て明かしたいのです!
が!今も実在していると やはり具合が悪いので、不本意ではありますが 伏せておく事にします✋️
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当時 20歳 そこそこだった私は
年下の彼氏が プランを立ててくれた旅行で
大阪から「くろしお」に乗って
和歌山へと向かっていた
車内では 二人で キャッキャしながらも
実は私 密かに不安を抱えていました
その理由は
宿泊先を決めてなかったからです
「大丈夫!現地に行けば すぐ見つかる!」
という彼氏の言葉を半信半疑ながらも
結局は安易に受け入れてしまったワタシ…
この事が まさか あそこまで恐ろしい体験に
繋がろうとは 無論 知る由もありませんでした
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さて 現地に到着した私達は 小さな駅を出ると
とにかく いの一番に 観光客案内所へと向かいました。
当然 宿泊先を 案内してもらうためです
当時は「スマホで予約~」なんて時代ぢゃなかったもので😂
しかし案内所では どんどん暗雲が立ち込めてきました
何故なら この日は 台風が近付いており
キャンプ予定の人達もホテルや民宿を押さえたようで、どこもかしこも満室🈵
もう部屋が無い!
職員の方も 懸命に探して下さり
何件も何件も あたってくれていました
すると「ありました!なんとか 在りましたよ!素泊まりですが空いてるそうです!」
という職員さんの声に 私は飛び上がって喜びました🙌🎉
そして私達は この時までは 希望の宿であった
「民宿D」へと 足を踏み入れるのでした
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外観は ちょっと 大きな一般的な 古民家
玄関まで辿り着くと
まるで昔話のようですが お婆さんが一人
出迎えてくれました
全く愛想の無い お婆さん
挨拶も そこそこに
すぐに二階へと案内されました
階段を上がりきって
廊下を 数メートル 歩いたところで
左側の襖を サッと お婆さんが 開け
「はい、この部屋になります。
トイレは この廊下の奥、突き当たり右です」
とだけ言って 階段を降りていきました
私達は 部屋に入り 荷物を置いて
「さぁ~くつろごう~」とした瞬間!
強烈な違和感と恐怖を感じたのです
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この部屋 この空間の中で
明らかに気配を感じるのです
誰かに見られている、とかいうレベルの気配では無いのです
すでに何かが存在しているのが ハッキリ分かりました
もはや霊感が ある、無い、の問題ではなく
誰しもが 必ず気付く レベルです
真っ昼間なのに 居ても立っても 居られない程の 恐怖を感じる、って
皆さん 想像つきます?😓
私は極度の 緊張状態で 彼氏に言いました
「なぁ~これはアカンやろ💦
絶対アカンところやん💦もう誰か おるやん」
すると彼氏も なんとも固い表情で
「うん…そうやな…」と言って黙ってしまいました

「とりあえずトイレの場所 確認しとこ~」
と 私が促し、二人で 廊下の奥 右へと折れた
そこに 男女兼用のトイレが出てきました
確か 茶色だったと思います
昭和感 満載の 茶色のタイルが敷き詰めてあり
4箇所とも 和式スタイルでした
トイレは 陽当たりが 悪く 薄暗かったのですが
それとは関係なく ここも また
なんとも恐ろしい空気が漂っていました
私は 心底 絶望を感じ
宿泊の予約を しなかった彼を
恐怖で 半分泣きながら責め立てました
なにがなんでも野宿したい…けど 台風が来る
夜 何も 起きない訳がない この部屋を
私達は 結局 一度も座る事 無く
逃げるように 外出したのでした
【トラウマ級の恐怖体験】パート②~へ続く
そして遂に 忘れられない程
衝撃の夜を迎える事になるのです😱😱😱
https://note.com/liongate1161/n/n5e07fdadc0b2