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[PR] NF Audio RA15 交換式サウンドチューブ採用の1DDモデル

【カテゴリー】イヤホン(1万円台)


カスタムIEMの先駆者となるべく2014年に中国で設立されたNF Audio。その設立10年目となる2024年8月23日(金)に最新のモデル「RA15」が新発売となる。
発売に伴い、国内代理店の伊藤屋国際さんの企画でX(旧Twitter)上にてこのRA15のレビュアー募集があったのだが、アンジェことこの俺も採用され、商品の提供を受けた事から今回はRA15のPR記事となる。

商品提供を受けてのレビューでよく目にするのは「商品の提供を受けたがレビュー内容はそれに影響されない」という前書き。真面目にRA15の購入検討をしている方々、または真摯に良いイヤホンを探している方々の参考となるべく、俺も同様のスタンスで高飛車にレビューに臨む事が望ましいのかもしれんが、自腹で買ったもののレビューっぽい投稿をたまに行っているだけに過ぎない泡沫ユーザーである俺に商品提供を行ってくれた代理店の意図するところ、つまりこれを読んでくれている方々にNF Audioというメーカー、またRA15というイヤホンの良さを知って頂き購入を真剣に検討して欲しいという想いをないがしろにするつもりは俺にはない。RA15の良いところ、感心したところ、身銭を払って購入しても良いと思えるところを余す事なく書き記すつもりだ。

実はこの前文だけは商品到着前に書いているのだが、到着次第、まずは好意的にこのイヤホンと向き合うつもりである。それが仁義というものだ。この俺の考えが忖度と呼ばれるのであれば俺にはどうする事もできないが、出来れば俺の言わんとする事を汲み取って以降のレビュー内容を楽しんで頂ければとてもありがたい。

しかし、到着したRA15に何か気になるところ、受け入れられないところがあった場合、恐らく俺はそれを指摘したり文句を言ったりする事を止める事はできない。何故なら俺は身勝手で抑制の利かない老人だからだ。やだね老害はw

という事で、提供品が到着したので早速レビューに移ろうと思う。
ではどうぞ。

販売リンク

【伊藤屋オンライン】
https://itohya.jp/products/ra15

【Amazon】

価格

伊藤屋オンラインとAmazonでの初出の価格は13,800円。
言わずと知れた超激戦区の価格帯である。つい先日このnoteでレビューしたSIVGA Queもこの価格帯に属する。
NF Audio RA15がこの激戦区で勝ち抜くために持たされた武器はなんであるのかをつぶさに確認していきたい。

構造上の特徴

・NF Audioの上位機種に採用されていたMC2L-10Mダイナミックドライバー
 を搭載
・ステンレス製(BRIGHT)と真鍮製(WARM)のふたつの異なる音を演出する
 ダブルサウンドチューブテクノロジーを採用
・-25dBの高い遮音性
・自社開発されたシリコン製イヤーチップMS42が4サイズ付属
・純度5N(99.999%)の無酸素銅に銀メッキ処理をしたハイグレード
 ケーブルが付属

パッケージング

交換用ノズル、レザー風ポーチ、優秀なケーブルと出来の良いイヤーピースが付属する

開封するといかにも質の高そうなイヤーピースが目立つ。ひとつひとつにNF Audioの文字が刻まれている専用品だ。それなりのお値段で別売りされていてもおかしくない。食品グレードの抗菌シリコン素材で非アレルギー性との事。サイズと形状さえ自身の耳に合えば品質的にはこの付属品を使うとよい。ハイ落ちの少ないイヤーピースだ。柔らかい傘の部分と堅さのある軸部分で構成され耳への収まりもかなり良い。軸に適度な堅さがあるためノズルへのつけ外しも非常にスムーズであった。

付属ケーブルはQDC接続の3.5mmアンバランスタイプで、細いながらも品質の良さを感じさせる外観。だが欲を言えばもう少し太めで見栄えのあるものならさらに良かった。ケーブル特性は後程記すが、結論だけ言うとこの付属ケーブルで十分に役を果たす。「リケーブルしてみたいなー」という欲求が生まれるまでは当分これを使っておいて問題ない。

そして交換用の真鍮製サウンドチューブが付属する。RA15本体にはステンレス製のサウンドチューブ(以降ノズルと表現)が予め装着されている。
ノズルを交換する事で音の特性を調節するというコンセプトのイヤホンは結構多いが、その変化が控えめで微調整レベルのものも少なくない。しかしRA15のふたつのノズルはこの調整幅が非常に広い。極端な言い方をするとまるきり別のイヤホンになったかの様な変化をする。いやこれが結構極端な言い方でもないんだよな。RA15においてはこのノズル、もといサウンドチューブを交換する意義は明確にあると言えよう。

失敗できないあなたへ

特に、もしあなたが最近ひとつめかふたつめの中華イヤホンを購入してその音の良さに感心・感動し、次なるイヤホンを探している場合。さらに1万円オーバーのイヤホンを買うのにかなりの躊躇いを感じているのならば、RA15は検討に値するイヤホンだ。

とにかくあなたは失敗できない。1万円以上も出してもしそれが気に入らなかったらどうしよう、そう思うのは至極当然の事だ。ポタオデ界には発売されたイヤホンを次から次へと試聴もせずに購入する方々が非常に多いのだが、あなたはまだそういう連中に付き合う必要はない。1万数千円出して買うイヤホンを最後にして良いのだ。今どきならそれは十分に良い音がするだろう。ただ問題は、自分自身が「これが好きだ」と思う音もまだ十分にわかっていない可能性があるという事だ。であるならば、ひとつのイヤホンが多彩な音を出せるものだとしたら果たしてどうだろう?

基本性能が高く、さらに調整が効いて、なおかつその幅が広ければ未だ知らぬ自分の好みを知る事も出来るだろうし、満足のいく音を作る事もひとつのイヤホンで出来るかもしれない。まぁ!なんてお得なの!
と万事うまくいくかどうかは保証の限りではないが、RA15はその実現に近いイヤホンだ。どういう事なのかはこの後の音質についての項をご覧頂きたい。

RA15、そのサウンドについて

前述の通り、RA15はノズルの交換によって大きな音質変化をする。ふたつ付属するノズルはそれぞれステンレス製か真鍮製かという材質の違いと口径の差で音質が変わる。フィルター素材の違いもあるかもしれない。ステンレス製ノズルは「BRIGHT」、真鍮製ノズルは「WARM」と銘打たれている。本項はそれぞれのノズルを装着した際の音質について記そう。ケーブルとイヤーピースは付属のものを使っている。ドングルDACはTanchjim Space、据え置きDACアンプはFiio K11を使用した。スマホ直挿しは俺の環境では出来ないため未検証だ。イヤホンの素性が良いので可能ならば1万円ちょい超えのドングルDACを利用してみて頂きたい。

左の真鍮製に比べてステンレス製は口径が広い

パッケージ開封時に本体に装着されているのはステンレス製ノズルだ。箱出しで試聴を開始した際はこちらを使用した。

音質は明快に高域寄り。即座に感じたのはハイハットのハーフオープンが相当に強調される事。クローズ時のチッチッチッという音も明瞭だがハーフオープンのシーッという音が際立っている。勿論スプラッシュシンバルも力の限り引っぱたいているかの様だw ボーカルは倍音成分が強調される。高域でかすれる倍音を多く含む声の女性ボーカルはいつもよりかすれた感じが強まる。とにかく高域に属する音源は全てが明瞭に聴こえる。
俺は高域がシャラついた音は好きではないが、鬱陶しく感じる手前で収まるので意外にも結構聴ける。だが、シャラシャラとうるさいと感じる人もいるだろう。

とは言え、所謂解像感というものは高域成分の明瞭さで強く感じられるものなので、ここの聴き分けは非常に容易となる。特にイヤホンを使い始めの方は高域が強い方が良い音に感じるケースが非常に多いのでその点でも得だ。分かりやすく解像「感」が上がるので、聴き初めはこちらが気持ちよく聴けるだろう。よく言う「聴こえなかった音が聴こえる」という現象を十分に味わえるはずだ。今回俺もとある曲で鳴っているハイハットのパターンが自分の思っていたものと違っていた事に気づいてちょっとびっくりしたw

また曲にかかっているリバーブの伸びが大きくなり音場が広がったかの様に聴こえるものもあった。J-POPのリバーブはハイパスフィルターをかけて高域寄りの成分のみを残している曲が多い。音数が多いためミドルやベース帯域でリバーブを使うと抜けが悪くなるからだ。そのためリバーブがより聴こえる様になる。ホールリバーブよりプレートリバーブを使用している曲でその傾向は高まる。

とにかく高域の印象が非常に強い。刺さるか刺さらないかは個人によって全く違うのではっきりと言及は出来ないが、恐らくは刺さりとは違う感じ方になるのではないか。BRIGHTというだけあり、非常に明るく明瞭な鳴り方だ。
複数のイヤホンを所持していてハーマンターゲットカーブに慣れ親しんだ方の中にはこのステンレス製ノズルを一聴した途端に切って捨てる方もいるとは思うが、楽曲内での意外な発見をする体験に期待が持てるので、しばらくあれこれと音源を聴いてみる事をお勧めする。切って捨てるのはそれからでも全く遅くない。耳は慣れるしなw

中域は高域に引きずられる様にやや明瞭になる。女性ボーカルは倍音が多い声質だと普段とかなり印象が違って聴こえる。ここは良し悪しだと思う。この聴こえ方でRA15のステンレス製ノズルは好き嫌いが出やすいかもしれない。ただ、中域全体では大きく谷になる様な感じではなくしっかり聴こえる。要は高域のみが突出している印象。

低域は高音域の主張が強いため若干薄く感じられると思うが、実際には必要十分に出ている。しかしバスドラやフロアタムは胴鳴りより皮鳴りの印象が強くなるので量感よりアタックで聴かせる感じになっている。付帯音が少ないのでさらにすっきりとした低域と言えるだろう。でもちゃんと聴けばちゃんと鳴ってるのよw

ステンレス製ノズルは上記の様にとにかく高域寄り。高域特化と言ってもいい。だが繰り返すがメリットも多いのでこれを非常に好む方はそれなりに多いのではないかと思う。中途半端に強い高域より、ここまで振り切っていた方が自分の好みが高域寄りにあるのかそうでないかの判断が容易になると思う。

さて次は真鍮製ノズルの印象だ。

WARMと銘打たれているがステンレス製ノズルに比してそう言っている様で、単体で聴くとそれほど暖色系の音という訳ではない。ニュートラルから若干の寒色寄りに感じる。

こちらに付け替えると途端に高域の強調はなくなり、常識的な範囲に収まる。とはいえそれでもまだ華のある高域という印象はしっかり残る。ハイハット、シンバル等の高域音源は元々あるべき位置に戻り過度に聴こえる様な事にはならない。それでいて分離感はあるので聴き取りやすさはほぼ変わらない。明るく気持ちの良い高域表現だ。

中低域はステンレスに比してさして強くなってはいないが、高域を抑えたため相対的にバランスは良くなる。実際バランスは良い。フラット傾向のバランスではないがハーマンカーブを少し明瞭側に弄った様な、かなり印象の良い鳴り方だ。

低域はステンレス製ノズルと比して殆ど増えてはいない。しかし高域が落ち着いたため低域の印象はより良くなる。前述のバスドラ、フロアタムは胴鳴りの方が皮鳴りに勝る様になるからだ。量感が増した様に錯覚する。これはこれで良いと思われる。全体的なバランスは整っている。

バランスの良いイヤホンはともすれば退屈な鳴り方になりがちだが、RA15は非常に歯切れよくはきはきと鳴るためにつまらない音にはなっていない。「うっわ、良い音!」と感じる様な音だ。

歯切れが良いという事は、音の立ち上がりが速くイヤホンの構造や素材による余剰な残響の発生が僅少という事になる。

立ち上がりに関しては、ドライバーユニットのマグネットが強い磁束を持つほどダイナミクスや過渡性能の向上に寄与すると一般的に言われるが、RA15ではふたつのネオジウムマグネットが1テスラを超える強力な磁束を持つためこの歯切れ良さを得ているのではなかろうか。ドングルDACでも迫力のある立ち上がりを感じる事が出来る。より余裕のある据え置きDACアンプでは言うに及ず良い。

立ち下がり(という表現は不当かもしれないが、残響のディケイとリリースタイムの事)について、言い換えれば付帯音の多寡についてはRA15の筐体構造がこの辺りのコントロールも意識していて、それに成功していると思われる。簡単に言えば音が余剰なく素早く収束するという事だ。ここが甘いイヤホンは音数多くてハイテンポな曲を再生する時に音が重なる時間が増えて明瞭度や解像感が下がる。

全体的にRA15はかなり良い。分かりやすく明瞭な高域を提供するステンレス製ノズルに、良バランスで楽曲を聴かせる真鍮製ノズル。音質調整可能な他のイヤホンを上回る調整幅を持ち、ふたつのはっきり異なる性格を1台で実現するRA15は、失敗できない買い物に臨む際の選択肢としてかなりお勧め出来るイヤホンだ。

見境なくほいほいイヤホンを買う俺と同類の皆さんには「面白いから買っとけ」と言っておくw

付属品だけでも十分に機能するお得な構成

リケーブル

元々付属していたケーブルを別のケーブルに装着替えする事をリケーブルと呼ぶ。交換用ケーブル自体をリケーブルと呼ぶのではない。リケーブルは行為を指す。これ思い違いしてる人結構いるから要注意なw

2000円前後のイヤホンに付属するケーブルはかなり貧相なものもあり、そういうモノからある程度しっかりしたものに換装すると音に良い影響を及ぼす事がある。とは言えほとんどのケースでその変化は微弱であり、ケーブルを替えるよりイヤーピースを換えたり装着状態をしっかりフィットする様に心掛けた方がよっぽど変化する。RA15の付属ケーブルは結構出来が良いのでそのまま使用していても特に問題はない。

というかイヤホンのケーブル換えたくらいで音が変化するのは理論上むしろおかしいのだが、実際換えるとプラシーボを超えて音が変わるので腹立たしいながらもリケーブルしている。なので初めて1万円台のイヤホンを購入する方には、リケーブルはエンドコンテンツだと言っておきたい。まずは装着状態、次にイヤーピースをより自分にあうものに換えよう。通常ならそこまでで良い。そこから先はオカルトに近いものまであるので深入りしないで済むならその方が平和だ。まぁ俺はケーブルの色とかプラグのデザインとかにやられて買っちゃうダメな大人なのだがw

脱線した。ここでは2種類のケーブルに換装した際の印象変化について記す。

SoundsGood Kirin

・SoundsGood Kirin 
NF Audio国内代理店である伊藤屋国際さんのオリジナルブランド「SoundsGood」の最新普及価格帯ケーブルだ。本来はQDC接続版のケーブルを利用すべきだが今回は手持ちの2pin版、4.4mmバランス接続のKirinを使用した。RA15に装着するならばQDC版を購入してくれ。

ステンレス製ノズル装着状態でkirinに換装したところ、高域の騒がしさはグッと落ち着いて中低域が強まった。このnoteにKirinのレビューを投稿しているのだが、その際は「低域の誇張はない」と記述している。しかしRA15と組み合わせた場合、低域もはっきりと量感が増した。付属ケーブル3.5mmのアンバランスから4.4mmバランスに代わった事も要因にあると思われる。DACのアンバランスとバランスで回路が違うので。真鍮製ノズル装着ではさらに音は低域寄りのバランスとなった。ただKirinの良いところは単にハイ落ちして籠った様な音にはならないところだ。落ち着いたとはいえ高域もちゃんと聴こえる。ステンレス製ノズル、真鍮製ノズルの交換だけでは増えなかった低域の量感が増えるので、さらに調整の幅が広がったと言える。これだけしっかり低域が鳴れば低域寄りバランスが好みの方でも納得出来るだろう。

ただ今回の結果は4.4mmバランス接続を行ったという事は忘れずにいて頂きたい。3.5mm版で検証できないのが悔やまれる結果となった。

SoundsGood BlueFlame

・SoundsGood BleuFlame
こちらも同じくSoundsGoodの上位ケーブルだ。エッセンシャルラインという品質を保ちつつコストにも配慮したシリーズの1本。
古河電工製の高純度無酸素銅線PCUHDを配した、俺の大好きなケーブルだ。

ステンレス製ノズルでも真鍮製ノズルでも、それぞれの特性を保ったまま、高域をスムースに伸ばし全体を非常に良い感じに纏める。落ち着いたという表現より整ったという感覚が近い。RA15はもともと雑な音ではないが各音域の繋がりがさらにスムースになったというか、うーん、これ表現難しいんだよ。レビューにならないけどとても気持ち良い音になる。BlueFlameは出来の良いイヤホンならどれに繋いでもさらに良い音に纏めてしまう。本当はそんな事ない筈なんだけどな。不思議なケーブルだ。古河銅は大抵のイヤホンを手懐ける、理解不能なのでもう俺はそういう事だと思ってるw
もしもLETSHUOER S12PROを所有しているなら是非こいつを試してくれ。特に良くなる。

脱線した。一言でいうとRA15の真鍮ノズルとBlueFlameのペアはとても良いぞ。あ、ひとつだけ不満があった。RA15は非常にコンパクトな筐体なので、BlueFlameのしっかりとした耳掛け部分に負けて筐体が耳から浮き気味になってしまう。そのためイヤーピースは付属のものより保持力の高いものが必要になる。そこだけは注意だ。

以上、ぐだぐだになったがRA15のリケーブル例を挙げた。
だがもしRA15をクリアにバランス良く聴きたいのならば、真鍮製ノズルと付属ケーブルの組み合わせが一番良いかもしれない。丁寧かつクリアな音を追加出費無しで楽しめる。十分に時間をかけてこの組み合わせを聴いてくれ。
そして些細な不満が顔を覗かせる事があれば、それからでもリケーブルは遅くない。


まとめ

RA15は歯切れ良く小気味良く音楽を聴かせてくれる優秀なイヤホンだった。超激戦区のこの価格帯にあってもRA15を選ぶ理由は十分にあると感じた。
お前はこれ、身銭を払ってでも買うの?と問われれば肯定せざるを得ない。
今回、提供を受ける際に伊藤屋国際さんは「NF Audioは大変真面目に音づくりものづくりに勤しんでいるブランドで、日本市場でももっと評価されてほしいと考えてメーカー協力のもとこのような企画を行った」という趣旨の事をおっしゃっていた。代理店だからそう言うのは当たり前?いやそんな事はない。自分たちが取り扱う商品やブランドを大事に思っている代理店と、そうでないところとでは全く違う。ビジネスがただのビジネスではなくなる。あれこれ中華イヤホンに触れているとそういう部分が実に大事だと身に染みて感じるのだ。実際RA15からは良いものを作ったというメーカーの自負の様なものが伝わってくる。それが使う者の所有欲をやんわりと満たし、つい手が伸びて愛着が沸くというところにまで行き付くのだ。おススメする。

おまけ。書ききれなかった雑感

・筐体ちっちゃい。そのくせ仕上げはとても高級感があり洒落ている。
・耳に収まりが良い。寝フォンもできそう。
・パッケージデザインが良い。オレンジの差し色がイカス。こういうデザインのパッケージは箱を潰す気にならない。飾っておける。
・遮音性もなかなか良い。-25dBと謳うのも頷ける。
・お前らちゃんとフィッティングしてる?ちゃんとイヤピ合わせないと低域抜けるからまず指で耳塞いで、それに近い状態になる様に装着してな。
低域が弱いと言うのはそれからだ。よろしくなw
・最近しっとり気味のイヤホンを好んで聴いていたが、RA15の様なスピード感あるイヤホンもとても良いな。しばらく重点的に聴こう。
・「capsule」をこれだけちゃんと捌いて聴けるイヤホンは貴重。綺麗に鳴らすのが難しい”Sugarless GiRL"も難なく鳴らす。
・これホントいいイヤホンだよ。できればこいつを選んで欲しいな。俺もNF Audioさんは今後も追っていく事に決めた。
・伊藤屋国際さん、この度はありがとうございました。こいつはいいなと思えるイヤホンをPR出来て本当に良かったです。嘘書けないのでw
・これ書くの超大変だった。長すぎるw 褒めてくれw


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