阪急杯2023予想

こちらは2023年2月26日(日)に実施される阪急杯(GIII)の予想記事になります。

このレースについて

阪神競馬場芝内回り1400mで行われる伝統の短距離重賞です。
向こう正面奥のポケットからスタートし、内回りコースを走るコース設定です。
内回りコースのため、最後の直線が短く基本的には内枠と前が有利ですが、クラスが上がるとテンの速い逃げ馬も増えるため3コーナーからの下りでペースが上がり過ぎて最後の急坂で前が止まり差しも効くようになります。

予想

早速ですが、予想印を発表します。
◎11 アグリ
○7 グレナディアガーズ
△16 ルプリュフォール
△10 リレーションシップ
以上4頭を推奨します。

想定買い目

単勝 11 500円
馬連 7-11 300円
馬単 11->7 200円
三連複 7-11-10,16 各100円
三連単 11->7->10,16 各100円
合計1,400円

予想の解説

◎アグリ
今回のメンバーでグレナディアガーズを倒せる馬はどれか、という視点で相手探しをしていましたが、登録馬にこの馬の名前が入っていたのを知った時点で本命にすることを決めていました。前走の3勝クラスですが、年末の芝の傷みが進んだ阪神コースで前が壊滅するハイペースの中、楽に2番手で先行し後続に0.3秒離しての勝利。今回がオープン昇級初戦となりますが、同じ阪神1400mでもまだそれほど荒れていない芝を走れるのは先行力があるこの馬にとっては非常にプラスに働くと考えています。調教でも2週前からかなりのタイムを連発しており、スプリントの名門安田隆行厩舎の最後のエーススプリンターになれる逸材と考えています。父のCaravaggioはStorm Cat系のアメリカンなスピード系種牡馬(競走馬としてはヨーロッパのスプリンター)で、今年から日本で種牡馬として供用される事になっています。マル外として輸入されてきたこの馬の活躍次第では今後の父の人気にも影響してきそうな一頭です。
○グレナディアガーズ
2歳時にGI朝日杯FSを制したヨーロッパの伝説的マイラーFrankelの産駒です。前年度はマイルからスプリント路線に切り替えたのですが結果が全く出ず、結局得意の1400m戦を使う事になりました。正直なところ、このレベルの馬がこのコースで走るGIIIで57kg背負う事自体が反則だろうとは思っていますので、前日人気が昼まで2番人気であったことは正直驚いています(予想記事に金額を含めた買い目を載せるため非常に書きにくいので困ります…)。いつも通りに走れば連対は最低限だと思います。コンディションも良好ですので、軸には最適という評価です。
△ルプリュフォール
凄まじい豪脚を秘めた追込馬です。気性の問題で本格化まで時間を要しましたが、ずっと1400mを使われている中で上りだけは常にほぼ最速というわかりやすく展開に左右される馬です。前走阪神C(GII)は完全に前が壁で全く進路がなく惨敗しましたが、全く買わないというわけにはいかない一頭です。今回、武豊騎手が中山記念に出走するドーブネに乗るため中山に行っているため横山典弘騎手への乗り替わりになりますが、最後方からのイン付きもできる騎手ですのでその点は心配はないと思います。
△リレーションシップ
こちらの馬は逆に前残りになったら怖い馬だなと考えた上で抑えた1頭です。前走北九州短距離Sでも小倉名物のスプリント外差し展開の中一頭だけ内で4着に粘り込んだ実力は評価すべき内容だと考えています。今回、このコースに無類の強さを誇る岩田康誠騎手への乗り替わりという点も脅威を増す点だと考えています。

結果

◎11 アグリ(想定2番人気) 着
○7 グレナディアガーズ(想定1番人気) 着
△16 ルプリュフォール(想定4番人気) 着
△10 リレーションシップ(想定8番人気) 着
開催終了後追記します。

予想反省会

開催終了後追記します。

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