TCK女王盃競走2023予想
こちらは2023年1月25日(水)に実施されるTCK女王盃競走(Jpn3)の予想記事になります。
このレースについて
大井競馬場右回り1800mで行われる牝馬限定の交流重賞です。
外回りの1周コースでコーナーを4つ回わり、地方の中では一番最後の直線が長いコースです。
ダートコースの含水率で前残りか外差しかが極端に変わる予想難易度の高いコースとなっています。
予想
早速ですが、予想印を発表します。
◎7 グランブリッジ
○3 テリオスベル
△2 ヴァレーデラルナ
以上3頭を推奨します。
想定買い目
三連複 2-3-7 1,000円
三連単 7->3->2 500円
合計1,500円
予想の解説
◎グランブリッジ
前走クイーン賞(JpnIII)は大外枠から逃げたテリオスベルを捕まえきれず2着。稍重馬場で前残りを許してしまった形です。ただ、今回はグランブリッジの方が外枠を引いたため、前走ほどテリオスベルがリードを取れる確率が高くないと予想します。また、水曜日は非常に低温となる事がが予想されるため、もしかすると凍結防止剤が散布される可能性があります。そうなった場合、更に外差し傾向が強くなるため、好位差しのグランブリッジに有利に働く可能性があります。中間の調教も順調でリフレッシュ効果で立て直されていると思われます。想定単勝オッズ1倍台の一番人気で固いのですが、致し方なしという事で相手も絞りたいと考えています。
○テリオスベル
前走クイーン賞(JpnIII)は得意の大外枠を引き、久々にスタートが決まって逃げる形となり快勝。ただ、今回は少頭数とは言え内側の枠を引いてしまったため、地方の深い砂厚の影響でダッシュが付かない事が予想されます。そうなるとこの馬のもう一つの戦法である中盤での外からの捲りをするのではと予想しています。中間の調教も非常に良く、一週前追切では坂路2Fのベストタイムをマーク。ここでも力は出せる状態にあり、対戦相手との斤量差も縮まる事から好走できる確率は非常に高いと判断しています。
△ヴァレーデラルナ
前走JBCレディスクラシック(JpnI)では初の地方、初の左回り、初の重賞というこの馬にとってはハイレベルな条件の中、逃げたサルサディオーネの2番手を追走し、しっかりと抜け出して勝利。鞍上の岩田望来騎手と共に初のGI格となるレースを制しました。非常に調教の動きも良いため2番人気も致し方なしなのですが、今回、枠の並びから恐らくこの馬が逃げる形になるのではと予想しており、そうなった場合想定しているトラックバイアスから少し不利な条件になりそうです。また、今回は大井競馬場のレースとなるため、前走の砂厚の比較的低い盛岡とは砂の深さも変わり、どちらかと言うと芝でも力を出せるドゥラメンテ産駒のこの馬には少し合わないのではと思い、3番手評価としました。斤量+3kgも気にはなりますが、この馬自身が馬格のあるタイプなのでこなしてくれるとは思います。
結果
◎7 グランブリッジ(1番人気タイ) 1着
○3 テリオスベル(4番人気) 4着
△2 ヴァレーデラルナ(1番人気タイ) 2着
スタートでダッシュがつかなかったテリオスベルが外を回して強引に捲り逃げを打つ形に。しかし、今日の大井で逃げは通用しないため、残り200mでヴァレーデラルナが抜け出したところを外からグランブリッジが楽々交わして1着。
予想反省会
しれっと的中馬券の画像を上げてしまっているのですが、あまりにもグランブリッジの人気がなさすぎて単勝でも全然勝てると切り替えて単勝だけ買ってしまいました。想定では1.5倍行かないくらいだろうなと思いこんでいたため、まさか2.6倍もつくと思っておらず、これなら単勝買いたくなりますね。結果としてはトリガミだったのですが…
まず、最大の誤算はテリオスベルがスタート直後から捲った点に尽きます。どこかで捲りをするのは間違いないと考えていましたが、まさか出ムチを入れまくって1コーナー時点でハナに立つとは全く予想していませんでした。少なくとも今日の大井の良馬場で無理矢理逃げても得なことはありません。一部報道(東スポ)ではこの様な競馬をするというニュースも今日見出しではチラ見していたのですが、それならバッサリ切れたなと。今回は前々日予想でしたが、やはり情報量が少ないのは悪でしかないと思い知らされました。
テリオスベルがダメという事であれば、もう今回推奨馬に挙げた2頭が1着2着に決まっていますので、その辺りは当然そうなるだろうという結果で、非常に簡単なレースだったと思います。テリオスベルが自爆するのを知っていれば3連単1点で買えるレースでしたので、990円もついたのは私のようにテリオスベルが2コーナー過ぎから捲ると思っていた人かヴァレーデラルナを過大評価していた人が多かったのかなと思います。