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SM小説「路上の恋文」

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ある夜、麻美(27歳)は家の近くで封筒を拾った。この出来事をきっかけに麻美はSMの世界に足を踏み入れることとなってしまう。麻美はどこまで堕ちていってしまうのか・・・ 【注意】性…
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#奴隷

SM小説「路上の恋文」登場人物紹介

ようやく一部完結・・・まずは、読んで頂いた皆様に感謝いたします。拙い文章にも関わらず、あ…

雷音
2年前
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SM小説「路上の恋文」⑰卒業【完結】

蒼い手紙 あれから13日が経った。 奴隷卒業試験の前日に敦司の家のポストに一通の手紙が届…

雷音
1年前
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SM小説「路上の恋文」⑯帰路

優しい人 また、穏やかな日常に戻っている。あれから、麻美は晃子にどう接すればいいか分か…

雷音
1年前
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SM小説「路上の恋文」⑮深層

知らない親友 「晃子!何してるの?!」 晃子は少しも戸惑った様子はなく、裸にハイヒール…

雷音
1年前
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SM小説「路上の恋文」⑫受容

待ち人 約束の土曜日がやってきた。調教の始まりだ。 麻美にとって心の底では待ちに待った…

雷音
1年前
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SM小説「路上の恋文」⑧解放

頼れる人 敦司は何も言わずに部屋を出ていき、30分ほどすると戻ってきた。 「浅ましいアナ…

雷音
2年前
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SM小説「路上の恋文」⑥尋問

正しい土下座 翌朝、敦司がまた革靴を鳴らしてやってきた。 カツ、カツ、カツ・・・ガチャッ ドアが開いたそのすぐ前で、麻美は冷たい床に正座をして頭を垂れていた。 昨夜、気を失うように眠った麻美だったが、熟睡は長くは続かなかった。4時間ほど寝ると目が覚めてしまったのだ。 まず、最初に感じたのは胸の筋肉痛のような鈍痛と裂傷部の鋭い痛みだった。それらの痛みが一気に麻美の眠気を払い除けた。胸だけがボロボロになっていて、ミミズ腫れだけでなく、皮膚が裂けたところに血が滲んでいる。

SM小説「路上の恋文」⑤陥落

厳しい鞭打ち カッ、カッ、カッ 革靴の乾いた音が部屋に近づいてきた。麻美は気を失ったまま…

雷音
2年前
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