ワイルド・スピード/ジェットブレイク鑑賞記
ワイルド・スピード/ジェットブレイクを
公開初日に観てきましたので鑑賞記録です。
ワイルド・スピードシリーズについて
ワイルド・スピード(原題:FAST & FURIOUS)シリーズは
今作が9作目となり
全世界でのシリーズ全体興行収入は58億ドル突破。
日本円だと約6300億円です。
かなりの人気シリーズですね。
私はシリーズ第一作から観ています。
初期3作は走り屋のストリートレースがテーマで
あの頃の作品が好きですね。
4作目以降はシリーズの登場人物たちが活躍する
カーアクションがメインのいわゆる
王道ハリウッドアクション映画なイメージです。
大爆発、車吹っ飛ぶ、人も吹っ飛ぶ。
車で戦車、戦闘機、潜水艦と戦ったり(笑)
あまりストーリーを気にせず(おい)
何も考えずに観て楽しめるイメージがあります。
とにかく画も音もド派手です。
それぞれのスポーツカーの車種ごとの
排気音もしっかり特徴が出ていて
車好きも納得の出来。
日本車が大活躍
シリーズを通じて主役に値する車は
結構日本車が多くてこれも楽しいです。
トヨタ スープラ(JZA80)
マツダ RX-7(FD3S)
ホンダ S2000(AP1)
ニッサン スカイラインGT−R(BNR34)
ニッサン フェアレディZ(Z33)
スバル インプレッサWRX STI(GRB)
※( )内はカーマニア向けの型式
これらはごく一部ですが
世界のスーパーカーの中で日本車が活躍する姿は
やっぱり日本人の車ファンとしては嬉しいものです。
しかもこれらがノーマル状態ではなくて
ほぼエアロパーツをはじめとして
しっかりカスタマイズされているのも
見ていて楽しいです。
そしてこのシリーズでは
おびただしい数の車が破壊されていきます。
前々作EURO MISSIONでは350台を破壊。
リアルさにこだわる監督が、なるべくCGを使わずに
実際の車両でカーアクションを撮影するあたりも
このシリーズの人気につながっているのかも。
下のメイキング映像を見ると
そのエゲツない撮影風景が見れます。
車がパチンコの玉みたいにポンポン弾き出されています。
今回もドルビーシネマで鑑賞
ドルビーシネマを一度体感してからというもの
観たい作品がドルビーで上映されているなら
迷わずドルビー版を選ぶようになりました。
画も音も今までの映画とは別物なので
機会があればぜひご体感いただきたいです。
対応してる劇場が少ないのが難点ですね。
今回は車大好きな次男がどうしても観たい!
というので劇場に足を運びました。
私は公開日にこだわらない性分ですが
次男は待ちに待っていたらしく
公開日に観に行きたいとのこと。
2020年5月公開予定がコロナのせいで
1年以上延期されましたからね。
次男は障害者手帳を持っているので
同伴の私も(1名まで)同じ料金で鑑賞できます。
こういったものは最大限に利用しないと。
ネタバレなし感想
全体的にはワイルド・スピードらしく
派手なカーアクションと戦闘機も出てくる
めちゃくちゃな戦闘シーンの連続でした。
今回も数えきれない車両が木っ端微塵になりました。
もはやアクションがアニメレベルで激しく
キャラクター達が何回か死んでても
おかしくないくらいです。
何度心の中で
「いやいやいや、それは死ぬやろ」
とツッこんだことか。
今に始まったことじゃないので
ワイルド・スピードなら許せるって感じです。
もはや常識と照らし合わせて見るのは無意味。
既成概念は取っ払って
頭を空っぽにして観る映画です。
スカッとします!
最下部にYouTubeの公式予告映像を貼り付けています。
鑑賞前に見たのですが、ちょっとアクションシーンを見せすぎな印象ですね。
結構重要なアクションシーンがほとんど入っているので、本編鑑賞中に
「あー、ここ予告で観たわ」
と先がわかってしまう。
最も重要なシーンはもちろん隠されてますし
音響効果の迫力は劇場ならではですけどね。
余計な情報を入れずに観たい派の方は
事前に見ないことをお勧めします。
どんな作品か気になる方はぜひYouTubeで!
残念!!と思ったところ
3作目のTOKYO DRIFTでは
ちゃんと東京でロケしてたのに
今回登場する東京は違和感しかなかった。
昭和で絶滅したようなネオンサインだらけで香港に近いイメージ。
路地のオープンテラスなラーメン屋とか
東南アジアの屋台街にしか見えないし
街がめっちゃ暗いし道狭っ!
屋内のシーンでブラウン管のテレビが見えた時は
イスからずり落ちそうになりました。
サムライとか忍者が出てこなくて逆に安心したわ。
エンドクレジットで確認すると
タイでロケしたのかな?
元の公開時期からすると2019年には
撮り終えてたはずだからコロナの影響では無いんでしょうね。
ここだけ日本人として残念でした!
キャストについていくつか
主人公ドミニクの弟ジェイコブが悪役なのですが
演じるジョン・シナという俳優さんの
腕の太さが尋常じゃない。
どんな鍛え方してんの?
と思ったら本業はプロレスラーなんですね。
そういえばスケジュールのせいか
今作ではお休みだったホブス役の
ドウェイン・ジョンソンも元プロレスラーとか。
キャスティングにプロレス関係者入れる
みたいなこだわりでもあるんだろうか。
シャーリーズ・セロンが前作ICE BREAKに
続いての登場でしたが
相変わらずキレイでカッコいい女優さんですね。
マッドマックス怒りのデスロードにおける
丸坊主での出演時は誰か気付きませんでしたが。
ジェイソン・ステイサム演じる
デッカード・ショウも好きなんですが
今回本編には登場しません。
その代わりに彼のお母さんは出てきます。
宝石泥棒です(笑)
次回作にも期待!
本編最後に登場するシリーズではおなじみの
ある車はどういう事なんだろう…?
次男と謎めいた終わり方に推察を巡らせました。
最近のワイルド・スピードは
ミッドクレジットシーンで次回作への布石が打たれます。
今回はそこでヤツの姿が拝めます。
ファンならニヤリ。
既に10作目と11作目の製作が発表されているので
まだ数年は、ワイルド・スピードシリーズを楽しむことができそうです。
次回作も劇場で見る価値があることを期待してます。