なんでもっと早く買わなかったのか、老眼鏡デビュー
老眼鏡、買いなさいよ。
妻がここ1年ほど仕切りに言っていたセリフです。
認めたくない自分との戦いは、今日敗戦という結果をもって終止符が打たれました。
買いました、老眼鏡。めっちゃ見える笑
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思い返せば2年ほど前から、小さい文字が読みにくかった。
スマホの字は小さくて読みにくい。
某ルーペのCM通り。
でも視力両眼1.5の私には、大きな文字は必要ないとの思い込みで、iPhoneの文字の大きさ設定は普通。
PCだとそんなに気にならなかったけど、いつの間にか読みにくい文字はmacのズーム機能に甘えていて、気付いてなかっただけ。
いや、気付かないふりをしていた。
日曜日には一週間分の食料品を買い込む妻に同行して、荷物持ちをするのが習慣なので、本日も10時頃にダラダラと準備を始めた。
MG ズゴック(ガンプラ)を塗装中に失敗し、塗料を買いたかったので妻に問う。
私「今日はどこの店に買いに行くと?」
妻「えー、どこでも良いけど。。。」
私「なら○○モールに行こうや。」
妻「イヤ。あそこに入っとうスーパー高いもん。なんで○○モールね?」
私「どこでも良いって言ったやん!いや、あそこのおもちゃ屋でつや消しクリアのスプレー買いたいけん。」
妻「子供か!却下。後で自分で買っておいでよ。」
私「冷た。。。」
妻「わかった!じゃあJINSがあるけん老眼鏡買いなさいよ!」
妻はニヤニヤしながら取引を持ちかけてきた。
つい先日も久々に出張に同行してくれた取締役が、スマホのGoogle Mapの地名を一生懸命読もうとしていた私を見て宣告した。
ライオ、お前それは老眼だ。すぐに老眼鏡を買いに行け。楽になるぞ。
ズゴックを今日完成させたかったのと、また改めて外出するのが面倒に感じて、観念して老眼鏡を買うことを飲んだ。
モール内のおもちゃ屋でつや消しスプレー以外にも、いくつかガンプラ関連品を調達した後、JINSに到着。
私はほとんどご縁が無いメガネ屋さんで、どこに老眼鏡があるかも知らずウロウロ。
妻は近視に乱視が混じっていて、出会った頃からメガネをかけていた。
迷うこと無く老眼鏡コーナーに私を導き「はいここ」とだけ告げた。
JINS READINGと称されるその商品。
老眼鏡という表現を使わないあたり上手いなぁ、と感心した。
度数として+1.0、+1.5、+2.0の3種があり、フレームとカラーの組み合わせは陳列棚にある9種類以上から選べるようだ。
とりあえず真ん中の+1.5を試着してみる。
うわ。なんだこりゃ。ズームがキツすぎて気持ち悪い。酔いそう。
次に+1.0。
んー。何にも見え方が変わらん。
そばに大小の文字が並んだ、度数チェック用の小さなボードが置いてあった。
メガネをかけてない状態で読むと+1.0の文字はピントが合いづらく、文字が少しダブって見える。
メガネをかける。
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
見える!私にも見えるぞララァ!(ガンダムネタ)
ガンダムネタを理解できるはずの妻には細めた目で無視されたが、感動に値する見え具合。ピントがバッチリ合って難なく読める。
試しに自分のiPhoneでGoogle Mapを開き、小さな地名を、、、、
見える!!!私にも(以下同文)
というわけで無事にお買い上げして、老眼鏡デビュー。
妻は私が計略通りに購入したのがしてやったりで、会計中隣でずっとニヤニヤしており、家に帰って老眼鏡をかけてガンプラを作っているところを盗撮し、一人暮らしの長男に送信したようである。
導いてくれてありがとう、とだけ聞こえないくらい小さい声で感謝の気持ちを放り投げておいた。
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人間誰しも歳を取るのだから、自分の老化を認めて、さっさと周りの助言に従うべきでしたね。。。
これで今後は仕事にもガンプラ作成にも我がパートナーとして威力を発揮してくれることでしょう。
めでたしめでたし。