夫婦カウンセリングを受けて、離婚を回避した話
もふもふライオン(@mofumofu_LION)です、こんにちは。
実は私、嫁の家族が経営している会社に入社しています。そのためか、プライベートでも、ビジネスでも嫁と一緒に過ごすことが多く、夫婦間のトラブルを多く抱えてきました。(今でも、多々ありますが…)
時には大喧嘩して、離婚の危機を迎えることもあったんですが、そんな時に「夫婦カウンセリング」なるものを聞いて、救われることになりました。
今回は、「夫婦カウンセリング」について、次の3つを紹介したいと思います。
夫婦カウンセリングに行き着いた経緯
夫婦カウンセリングを受けて変わったこと
夫婦カウンセリングをおすすめする理由
夫婦カウンセリングに関するツイートをしたところ、DMで質問を受けることも多かったので、つらつらと書いていきたいと思います。
(夫婦カウンセリング専門所のステマではないので、ご安心くださいww)
なぜ夫婦カウンセリングを受けることになったのか?
冒頭に述べた通り、私は嫁の家族が経営する会社に入社しています。その経緯は別記事にまとめてるので、お時間ある方は是非読んでみてください。
そのため、毎日プライベートでも、ビジネスでも嫁と一緒に話しながら、行動することが多く、家でも仕事の話をすることが多いです。
そうなると、仕事で揉めた内容を引きづることになり、家の中でもギスギスした関係になってしまうんですよね。
私が家業に入って、1年が経過する頃、かなり理不尽な現場にヘルプで詰め込まれて、毎日悲惨な目に合ってました。
その現場には下請け会社という形で入り、元請け会社の指示を仰ぎながら、工事を進めなければいけないのですが、所長はパワハラ体質が強く、朝は罵声を浴びせられ、気に入らないことがあると事務所に呼び出される。そのせいでストレスを感じる自社の職人から「どうにかしてくれ」と嘆願される。ただ、下請という立場もあり、理不尽な元請け担当者は耳を貸してくれず…何もできず、ストレスが溜まり続ける地獄の日々でした。
👇なことが日常茶飯事な現場でした。
また、明らかに異常なので、社長(義父)にヘルプを求めましたが「我慢してくれ!あと少しで終わるから…」しか言わない状況で、心を無にして仕事してた気がします。。。
そんな日々を過ごしていると、休日は家で爆睡。嫁はその状況を見て、ストレスが溜まる。そのため、家の中で揉めることも増え、最終的には、嫁と喋らない日々が続きました。
そして、家でぼーっと過ごしてたある日の日曜日。「このままじゃ、なんで結婚したか、わからない。もう離婚しかないのでは…」と頭をよぎりました。疲れとストレスがピークに達して、何もかも捨てたくなったのかもしれません。。。
そんな時、X(旧Twitter)をエゴサーチしてしたところ、夫婦間にあるコミュニケーションや価値観のすれ違い、性格の不一致といった問題の解決策として『夫婦カウンセリング』なるものを発見しました。その時、思ったのは
「そういえば、自分のことでいっぱいで、嫁が何を言いたいのか、理解できてなかったな…この夫婦関係は結婚した時に望んだものか?夫婦カウンセリングすれば、この状況、解消されるのかな…?とりあえず、受けてみたいな…」
ということ。
夫婦のことを他の人に話すのは、恥ずかしいし、心理的ハードルが高い印象でしたが、「夫婦関係を改善したい」という藁にも縋る気持ちだったんだと思います。
もちろん、夫婦カウンセリングを受けることは一人で決められることじゃありません。そこで、嫁に夫婦カウンセリングのことと自分の意志を説明し、2択を言い渡しました。
離婚する
夫婦カウンセリングを受けて、お互い歩み寄る
説明を聞いた後、嫁も快諾。夫婦カウンセリングを受けることになったのです。
カウンセラーは言語化のプロだ!!
夫婦カウンセリングですが、私たち夫婦は出不精だったこともあり、オンラインでできるところを探しました。
私が受けた夫婦カウンセリングは👇から
初回カウンセリングを申し込むと、問診書が送られてきて、スケジュール調整が始まります。
調整後、当日を迎え、二人で画面越しにカウンセリングを受けます。
カウンセラーに一番最初に言われたのが
「私は二人の間の通訳者です。二人で話すと感情的になるので、私がかみ砕いて、お互いの言いたいことを伝えます。私の言うことには、偏見なしに聴くことを意識してくださいね。」
ということ。
これを聞いて、「なるほどな!」と思いました。
カウンセリングを受ける前まで、嫁に対して「なんで俺の苦労をわかってくれないのか(怒)」と思ってましたし、嫁も私に対して同じようなことを思っていたようです。
だから、どんなに正しいことを言ったとしても、感情が邪魔して、発言の意味や意図を理解するところまで至らなかったのです。
今回、カウンセラーを介することで、嫁と私、お互いの言いたいことを理解できるようになったのです。
びっくりしたのが、カウンセラーと話すと自分の言いたいことを誰が聞いてもわかる、そして、棘の刺さらない言葉に変換してくれるんですよね。
カウンセラーって言語化のプロなんですよね。当たり前ではありますが…
夫婦カウンセリングを受けてなかったら、と思うとゾッとする
夫婦二人が言いたいことを言って、それを通訳するカウンセラーが通訳する。それを通して、相手の言いたいことがわかってきたのですが、まだモヤモヤする。カウンセラーに相談したところ、
「ここまでは言いたいこと言うガス抜き、言うなれば対処療法ですよ。ここからは、それぞれどうしたいのか、自分の心の中で整理できてないことを言語化しますよ!」
とのことでした。
これを聞いて、再度「なるほどな!」と思いました。
自分ではわかってるつもりだと思っていた心の中が全く理解できてなかったんですよね。そして、それを言葉にできないから、モヤモヤするんです。
そこで次に始まったのが夫婦それぞれ個別でのメンタリングでした。流れは私と嫁で日を分けて、カウンセラーからヒアリングを受ける。そして、カウンセラーが頭と心の中を紐どいていき、言葉にしてくれ、夫婦それぞれに教えてくれる。
これを繰り返すと、自然とモヤモヤしてた頭がスッキリしていくんですよね。そして、自分が嫁に対してどのように見てたか、嫁にどうして欲しいのか、どういう夫婦生活を望むのか、が見えてきたんです。
その時期くらいからか、家の中で揉めることは減り、嫁とも徐々に喋れるようになってきたのです。
現在だから言えることかもしれませんが、あの時、カウンセラーに相談してなかったら、お互いギスギスした状態が続いて、最悪な形で離婚してたでしょう。
そう思うと、夫婦カウンセリングを受けて良かったと思うと同時に受けてなかったら、と思うとゾッとします。
夫婦生活を円滑に保つために決めたこと
夫婦それぞれカウンセラーに相談してわかったのが、相手に対しての考え方が真逆だったんですよね。
私:嫁=ビジネス上のパートナーとして認識してる面が強く、嫁の家業で起こった苦しいことを嫁を通して解決したい
嫁:私(旦那)=プライベート上のパートナーとして認識してる面が強く、もっと女性として扱って欲しい
相手に対しての考え方が違えば、トラブルになるよね…ということを夫婦それぞれが、カウンセラーを通して初めて理解したんです。
そして、夫婦生活を円滑に進めるためにもプライベートとビジネスそれぞれでの夫婦としての在り方を分けることに決めたんです。いわゆるオンオフをきっちり分けるというやつです。
当たり前のことなんですが、夫婦だけで話していたら、こんな当たり前にも気づけなかったんですよね。。。
夫婦カウンセリングがもっと身近になる世の中になっても良いと思った件
夫婦カウンセリングを通して、お互いギスギスした状態が続いて、最悪な形で離婚するという結末は回避できました。もちろん、揉めることは多いですが…
ただ、今回の出来事を通して、私が学んだことは夫婦といえど他人。お互いの心の中を知る努力が必要だし、そのためには言葉にして話すことが求められるということを強く認識しました。
「なんで夫婦なのに、自分の言いたいことを理解してくれないのか?」
そう思っても相手は生まれも育ちも違う他人。自分のことを理解してもらう努力を尽くさないと、トラブルになりやすくなります。
その手助けをしてくれるのが夫婦カウンセリングだということも理解しました。
今や、夫婦の3組に1組が離婚しているとも言われる日本。身近な友人でもチラホラ離婚しているので、詳しく原因を聞くと、私たち夫婦と同じように夫婦間でコミュニケーションができなかった結果によるものが大きい気がします。私たち同様、夫婦カウンセリングを行なっていたら、結果は変わっていたかもしれない。
…とは言え、夫婦カウンセリングを実際に利用した者の立場から言うと、今回のような危機的な状況でなければ、使うことはなかったででしょう。夫婦のことを他の人に話すのは、恥ずかしいし、心理的ハードルが高いんですよね。
もっと夫婦カウンセリングの認知度が上がり、気軽に使える世の中になれば夫婦関係が破綻しないケースも増えるのではないかと思いました。
夫婦カウンセリングすることによって、離婚回避した者より。
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