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なぜ、塗装は必要なの? ~外壁編~

こんにちは。

「なぜ、塗装が必要なの? ~外壁編~」

について書いていきたいと思います。
主に住宅等の建造物で使われている外壁材は数種類あります。
使用度の高い窯業系サイディング、金属系サイディング、モルタル壁etc・・・


・なぜ塗装は必要?

≪金属系サイディング≫

塗装の膜が月日が経つにつれ薄くなっていきます。
下地は金属になるので、いずれ下地が露わになると
サビが発生します。
サビが発生してしまうと、金属の強度が落ち
ゆくゆくは穴が開いてしまったりして、漏水に繋がります。
これらを防ぐ為に定期的な塗り替えが必要になるわけです。

穴が開いてしまったりして漏水が発生してしまうと
程度にもよりますが、塗装では元に戻すことはできず
新しい壁材に交換することになり、
工賃も高額になります。(サイディング張替え⇒塗装代の3~5倍程度)
当然、下地の木材も雨水、湿気による劣化があれば別途工事が必要になります。

≪窯業系サイディング、モルタル壁etc≫

塗装の膜が月日が経つにつれ薄くなるのはもちろん、
経年劣化や地震などの影響によりひび割れ(クラック)が発生します。
塗膜が薄くなり劣化してくると&クラックが発生していると水分を吸いやすくなり
壁材表面の劣化が周囲に広がっていきます。
また、低気温時に水分を含んだ状態で壁材が凍ったり溶けたりを
繰り返すと劣化が著しく進行していきます。

症状が進行するとサイディングの張替えになってしまったり、
劣化したモルタル部分を撤去し、新たな部分補修が必要になったり
症状が深刻だと、下地自体の工事が必要になったりすると
工事代が増幅してしまうので、定期的な塗り替えが必要になるわけです。

≪目地・窓サッシ廻りのコーキング≫

壁材の継ぎ目部分や窓廻りにコーキングといってゴム状の防水処理が
施されています。
施工当初はゴム状で弾力性があるのですが、紫外線や年数の経過で
水分量が減少し、固くなっていきます。
固くなってしまうと、ひび割れが発生したり、壁材から剥離してしまって
本来の防水性が皆無になります。
塗装と一緒にコーキングの劣化具合も見てもらうといいでしょう。


・塗り替え時期は?


住んでる地域、環境で劣化度合いは変わりますが、
新築でお家を建てられてから、15年前後で塗装を検討する必要があります。
年数が経てば目視でも外壁色が薄くなり白っぽく感じ始めます。
触ってみると手が白くなります。
チョーキング現象といって、塗り替えのサインです。

屋根に比べると目視で判断できやすいと思います。
15年はあくまで目安です。
チョーキングはもちろんクラック発生などの劣化は
気を付けて観察していると、見つけられます。

御見積りは無料でしてくれる塗装業者さんが多いので早めに見てもらいましょう。

また、何度か塗り替えしてる方に関しては、前回塗装した塗料の種類によっても
耐久年数が変わります。事前に確認し経過を見ましょう。


塗装の必要性を書いてきましたが、
塗料の種類や塗装後のメンテナンス、業者選びなど
気になる点はまだまだあるかと思います。
また改めてまとめたいと思います。

定期的に塗り替えし、長くお住まいになる大事なご自宅を守りましょう。


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