我が上の星は見えぬ
12月17日、ビックリするくらいの夫婦喧嘩が勃発した。
しかも初めて、娘の前で罵り合った。
ちなみに喧嘩の原因は、私の不倫がバレたわけではない(笑)
私がその日仕事で、職場を目の前にして幼稚園からお迎えコール。
行きのバスの中で吐いてしまったと。
熱はないけどぐったりしてるので迎えに来てください、と。
旦那はその日休みで家で寝ていたので、迎えに行ってもらおうと電話をしたのだが、まぁ出ない。
娘が可哀想だし、幼稚園側に迷惑をかけるわけにもいかないので、マジで職場目の前だったのに泣く泣くUターン…
バスに乗って自転車に乗って幼稚園で娘を引き取り自宅に戻った。
帰宅して嘔吐で汚れた制服を洗面所で手洗いしてると、のそのそと旦那が起きてきてこう言うのだ。
「今日午前保育だったんだ?」
午前保育だとしてももっと遅い時間だし、つーかお前まだスマホまだ見てないな?
制服のブレザー手洗いしてる様子を見て何か思わないのかと。
それで私がブチギレてその日1日旦那をシカトしていたらまさかの逆ギレ。
旦那の言い分は「俺は夜勤明けで寝てるんだから、頼る方が悪い」だった。
娘が寝てからも喧嘩は続いたのだが、もう途中から旦那の言ってることがめちゃめちゃ。
自分が何言ってるのか分かってるのかな?って状態。
この人とは分かり合えないな…と思い始めてから、あーだこーだ言われてる間も「どうやって離婚しよう」「離婚した後どうしよう」という思考にシフトチェンジ。
だが娘はまだ4歳。
娘のことを考えて取り敢えず仮面夫婦で生活は続けていきましょう。という話に落ち着かせたが、私の気持ちは落ち着かず、知り合いに弁護士を紹介してもらいコンタクトを取り、市役所に行って離婚届をもらい、子育て支援センターで親権のことを相談。
すべて準備を整えた。
そこから少し経ち、クリスマスがやってきた。
その日は私も旦那も仲の良いママとパパを演じた。
泣いちゃうくらい幸せなクリスマスだった。
娘の楽しそうな顔が忘れられない。
サンタさんが来るからと早く眠ったその寝顔が幸せそうで、自分の選択が間違っているのか正しいのか分からなくなった。
ただ、夫婦共々とにかく娘の幸せを願っていることは間違いない。
そこが揺るがなければどうにでもなるはずだ。
いかに今を幸せのピークにしないかをひたすら考えた。
クリスマスの日はお互い無理してる感じが若干あったが、その日以降なんとなくお互い以前と同じような感覚になっていた。
ただ性格は変わらないし、きっとまた同じことを繰り返すだろう。
今ならまだ旦那と一緒に子育てしていきたい気持ちはあるし、お互い憎しみあって別れるのはなるべく避けたい。
取り敢えず私たちだけ他人になって、子育てのパートナーとしてお互い生活していこうと思った。
大晦日。
頑張って24時まで起きていた娘と、仕事から帰ってきた旦那の3人で年を越した。
「今年もよろしく」と言う旦那と、如何ともし難い気持ちで「乾杯」とグラスをぶつける。
娘が寝てから、新年早々離婚の話を思い切って提案した。
「夫婦」という形で縛り合い、お互いに勝手に期待し、勝手に裏切られた気になるのはよくないこと。
今ならまだ一緒に子育てしたい気持ちがあること。
だから離婚したって週に1.2回は一緒に食事もしたいし、3人で旅行にだって行きたいってこと。
考えていたことを全て伝える。
すると、旦那も「俺も同じ考えだった」と言ってきた。
ただ、同じ考えだからこそ敢えてここで籍を抜くメリットとデメリットって何だろう、と聞かれ思わず私は黙る。
何故なら私の中で、離婚すれば今より罪悪感なく遊ぶことができる(ヤれる)からって気持ちが強かったから(笑)
その質問に対する答えは用意していなかった…
結果、離婚計画は失敗に終わる。
ただ籍こそ抜けてないが、お互いを縛らず、ルームメイトのような存在でいよう、という結論になった。
そしてお互いもっと自由に遊ぶことを、私がめちゃくちゃ推進した(笑)
何せ我が家はセックスレス。
ちゃんと真意が伝わったか分からないけど「もっと遊んできて良いからね!!」「私も会いたい人には会いたいし!!」ってことを非常に熱心に伝えた(笑)
私が署名した離婚届は出番なし。
この結果が良かったか悪かったかはまだ分からない。
自分の運命は誰にも分からないのだ。
喧嘩騒動の翌日、以前一度お会いしたKさんに「離婚するかも…」と相談した。
Kさんとは毎日LINEのやり取りがあって、その流れでの相談だったのだが、まぁ親切に、親身になって話を聞いてくれた。
本当はその何日か後にお会いする約束をしていたのだが「今は大人しくしないといけないので」とキャンセルの連絡をすると「落ち着いてからでい
よ」「それよりメンタルや体調面気をつけてね」と気遣ってくれて。
クリスマスにメンタルずたぼろになってたときも、KさんとなんてことないLINEのやりとりがあったおかげで救われた。
昨日決着付けてその報告した時も「上手く収まったようで良かったよ」と喜んでくれつつ「色々吹っ切れた(私)さんに早く会いたい」と色っぽいことも言いつつで大変良い(笑)
正直心も体も虜になってるのはTさんなのだが、本当にKさんには感謝してもしきれない。
一応決着付けたので改めてデートの予定を立てた。もう少し先だが待ち遠しい!
一時は「私シングルマザーになるならnoteのプロフィール欄変えなきゃ」なんてことまで考えてたけど、ノーチェンジに止まる。
ほぼオープンマリッジですが2025年も現状維持です。
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本当に有難うございます!
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今年もよろしくお願いいたします。