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赤レンガとアナゴ

*本記事はアナゴが苦手な方、ヘビ系が苦手な人苦手な方は閲覧注意です。念のため。

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なんとなく出歩いた日の方がお気に入りが撮れることが多い。なんとなく歩くだけの余裕が周りを広く見渡すことを許すのか、目的に囚われているから周りが見えないのか。あるいは目的があればそこに偶然性による感情が失われるのかもしれない。ただ問題はなんとなく歩くというのは狙ってできることじゃ無いということか。

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横浜税関。扉に何が貼ってあるのか気になるが、一歩入り込むのは気が引けてできない。内容もなんとなく想像がつくため踏み込む必要が無いとも言う。でもこれも何年後かに見るとなぜ貼り紙してるのかわからなくなるんだろうか。そう考えると張り紙コレクションなんて撮るのもいいのかもしれない。

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棚引く煙に誘われて。あまり大さん橋に寄ることもないので偶然大型客船が停泊していると運が良いとばかりについ撮りすぎてしまう。

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水溜りでリフレクト。さすがに雨上がりから時間が経つと少し切れてしまうが、撮れたということに満足。

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この流れでなぜこれ、と言われても仕方ない。植え込みの近くに大きめの葉っぱ……かと思ったらアナゴがこちらを眺めていた。海鳥が落としたのか釣り人が落としてしまったのか……

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アナゴに全て持ってかれてしまった。




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