【ミテコの着回し①】騙されるな！ミテコの服にはカラクリがある！【元上皇后のお針子海ちゃんシリーズ】（加筆あり）

篠原由佳☆丙午女ゆるーくchから移転

2024年3月9日 01:50

皆さんこんにちは、海野です。いつも私の衣装話を聞いてくださり、ありがとうございます。

皆様の「海ちゃんのお衣装の話が好きです」という温かいコメントをいただき、調査の励みになっています、いつも感謝しています。

今回、皆様にお話したいことは、ミテコ上皇后の「着まわし」についてです。ミテコ上皇后の衣裳の考察で、私も、雑誌記事も「着まわし」という言葉をよく使っています。

例えばこの記事のタイトルは、美智子さま、新調ゼロの着まわし旅！です。

先日の古是三春＿篠原常一郎チャンネルで配信した、上皇后いじめシリーズの、篠原さんのコメントを聞いて、篠原さんは、正しい日本語の意味で、ミテコ上皇后の衣裳の着まわしをお話されていました。

そこで、私も、雑誌記事も、ミテコ上皇后の着こなしを、本来なら別の言葉 2 で説明しないといけないのに、不正確な言葉(着まわし）を用いて、皆様にお伝えしていました。

この混同で、視聴者さんに、本当のミテコ上皇后の衣裳に対する常軌を逸したこだわりが、皆様の胸に届いていないのではと思い、大切なことなので、ここで、もう一度で説明する場を設けていただきました「着まわし」の正確な意味は、同じ服を他の服と合せて、様々な組合わせで着る事です。

お洒落さんでなくても、私たちは「着まわし」という言葉をわざわざ発する事もなく、日々無意識に洋服を着る時にとる行動です。
（特に褒められる事でもない。でもミテコがすると記事になる）

例えば、白い T シャツに、いつもはブルー・ジーンズをはいているけど、そのジーンズが洗濯中だから、今日はブラック・ジーンズと合わせた。色の違う別のジーンズを合わせたので、これはもう立派な着まわしです！

でも、「私は、今日、着まわしをした」と意識しませんよね？（よくある普通の中高年のお父さんの服装、着まわし＝おしゃれではない、無意識系の着まわし）もう少し発展させると、1 枚の白い半袖トップを、ズボンや、緑やラベンダー色のタイトスカートと合わせたり、時には、赤いプリ―ツスカートと組み合わせたり、これが着まわしです。

一般的に、手持ちの服の 3 数は、トップスの数がボトムスの数より多いですよね。（おしゃれ系の着まわし）

変わり種ですが、アップルの創業者、スティーブ・ジョブスのように、いつも同じデザインの服ばかり着るタイプ。ジョブスは、毎日イッセイ・ミヤケの黒いタートルネックにジーンズというというスタイルでした。

一見、着たきりスズメに見えますが、実際は、気に入ったシャツに巡り合うと、一度に大量発注していたので、同じデザインのタートルネックのシャツも、ジーンズを数多く所有し、箪笥には多くの服が入っていました。（服の種類は極端に少ないが、枚数は結構多い）

洗濯等で、上下の組み合わせは、変わります。彼も、服の着まわしをしていた一人でした。学生服や企業ユニフォームもこのカテゴリーに入りますね。

スティーブ・ジョブズタイプ：服の種類は極端に少ないが、数があり、同じデザインなので、知らず知らずのうちに着まわす。それでは、ミテコ上皇后は、どのタイプだったのでしょうか？

答えはズバリ、着まわしは、致しません。ミテコの服は「まわらないのです」同じアイテムを使って再現すると、ズボンに組み合わせる白い半袖トップ。緑やラベンダー色のタイトスカートに合わせる白い半袖トップ。赤いプリ―ツスカートに合わせる白い半袖トップ。とそれぞれのボトムス組み合わせる専用の白い半袖トップを準備します。

それらは、全て同じデザインの４着の白い半袖トップです。同じお金を払うなら、別の３つのトップを舞いたいと思う人が多数ではないでしょうか？ズボンに組み合わせた白い半袖トップは、ズボン専用になるので、決して他のボトムスと組み合わせません。つまり、正しい日本度でいうところの着まわしは、していません。（服が回りません）