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【第10回】株式って何?基礎の基礎から解説!!

T:元就ヘルプじゃヘルプ!!

M:どうせまたろくでもないことだろうけど、どうした?

T:ろくでもないことをわしが言った事あるか??
それがな、昨日ちょっと色々、
いやっ、ほんとに色々あって
夜のお店にお邪魔したんじゃ。

M:入りからろくでもないな・・・

T:そこで、「最近お金の勉強をしてて〜」
というような話をしたんじゃが、それが失敗じゃった。
1人とんでもなくお金に詳しい子がいて・・・

M:うわっ、恥ずかし〜!!

T:わしのかじっただけの知識では大負けじゃ!!
タレントが某お方に論破される時の気持ちを味わったぞ

M:夜のお店で女の子に負けるおじいさん、見たくないなぁ・・・

T:そしてワシは誓った。
必ずやお金に詳しくなり、
あの女の子から「すごーい♡」を引き出すことを!!

M:まぁ頑張ってくれ。

T:てなわけで今日もよろしく、元就くん!!

M:いやわしがやるのか・・・というか、具体的にどんな話をしたんだ?

T:その女の子は株にやたらと詳しかったのう。

M:株か・・・そもそも「株式」ってどういう意味かわかるか?

T:ん〜、説明しろと言われると難しいのう

M:会社をするにはたくさんのお金が必要だろ?

T:そりゃそうじゃ。

M:そのお金を全て自分たちで賄って運営して・・・
というのはなかなか難しい。
そこで、「株式」を発行して投資家から資金を集めるんじゃ。

T:なるほど!誰が生み出したんじゃか知らないが、ナイスな制度じゃ!

M:その株式で得た利益で運営する会社を「株式会社」という。
その株式を買う、つまり出資する人のことを「株主」というんじゃ。
株主には利益を分配して貰える権利の他に、議決権など色々な権利がある。
出資しているから当たり前じゃな。

T:「株主」かっこいい・・・わしも株主になるぞ!

M:まあまあまあ待て、勉強してからでも遅くないだろ。

T:早くわしも株を買ってあの女の子にギャフンと言わせるんじゃ!

M:目的は自由だが、また茶々に怒られるんじゃないか?

T:シー!!その名前を出すな!!
・・・・・・よし、いない!!

M:別にいいんだが・・・
で、あと株式に関係あること、上場とかわかるか?

T:おっ、それなら聞いたことがある!!
意味はすみません、自分わかんないっす! 

M:部活の後輩か!まぁ素直でよろしい。
証券取引所で売買が認められることを「上場」といい、
その株式会社を「上場会社」という。 

T:ん?みんながみんな認められている訳では無いのか?

M:日本には株式会社が250万社ほどあるんじゃが、
その中でも上場会社は4200社ほどじゃ。

T:めちゃくちゃ狭き門じゃのう!!

M:上場すれば、一般の投資家が自由に株式を売買できるようになるので、
会社は株式市場で新たに株式を発行して大きな資金を集められるようになる。

T:お金が集まる、良い響きじゃ!!
どの会社もみんな上場してしまえば良いのではないか? 

M:上場するには、証券取引所が定める上場基準を満たす必要がある。
それに、上場すれば良いというものでもない。
メリットもあり、デメリットもある。

T:確かに・・・
天下を取るレベルにもなると命を狙われたりするからのう・・・

M:お主は上場するよりはるかに高いリスクを経験しとるもんな・・・
上場しても命は狙われんから安心せい。
まぁしかし、上場する時や上場継続する時にコストがかかるし、
財務内容などの情報開示の義務も発生する。
あと、幅広く色んな株主が出てくるので、
会社にとって不利な株主に買われてしまうこともある。

T:それはツライのう 

M:だがメリットも大きい。
会社の知名度も社会的信用力も取引先や顧客からの信用も高まる。
資金調達により自己資本の充実、財務体質の向上、経営体質の強化・改善、
役員や社員のモラルも高揚し、優秀な人材も採用しやすくなる!!

T:ほぉ、良いコト盛り沢山じゃな!! 

M:うむ。だから上場を目指す企業も当然多い。
しかし、上場するときに審査基準があるように、
上場したあとにも廃止基準というのがあるので、
上場を維持するには年間5000万円〜1億円ほど
費用がかかると言われておるんだ

T:ひぇぇぇぇ・・・厳しい世界じゃ。まるで戦国時代!

M:全っ然うまくないけどな!!
そしたら次はPERとかPBRとか…

T:ちょちょちょちょちょ、待て待て待て!!
もういいぞ!そんな訳の分からんアルファベット言わんでくれ!!

M:なーんだ。その女の子は全部知ってる子だと思うんだけどな〜

T:ふ~ん、PERがなんだって?ぜひ進めてくれ!!

M:本当に、ちょろい将軍じゃな・・・

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