【第12回】株式投資の落とし穴!?利益について分かりやすく解説!
T:元就、株を買うぞ!
M:急になんだ?
T:早急に買おう、な?うん、そうしよう、な?うん
M:まーたなんか変なものに影響されたのか?
T:ふん、そんなことはないわ。
M:そもそも、そんなお金ないだろ?
T:あるんじゃなぁ〜、ほら!
M:うわっ、びっくりするだろ急に!なんだこれは!?
T:茶々に内緒で貯めたヘソクリ100万円じゃ!
これで株を買って、
株価が倍になった時に売れば200万円になるって事じゃな!!
M:安易じゃな・・・
まぁ実際は株をするとコストがかかるので
それだと200万円も手に入らんがな。
T:なぬ!?コストってなんじゃ!?
M:証券会社に支払う手数料じゃ。買う時も売る時もかかる。
証券会社にもよるが仮に1%としよう。
もし100万円を使って株を買うなら、
買う時点で1%引かれて、99万円分の株が手に入る。
T:あぁ、わしの1万円が・・・うまい棒1000本変えるのに
M:残念、今うまい棒は12円なので833.3333…
ってそんなんどうでもいいわ。
その99万円分が倍になれば198万円分じゃろ?それを売る時に・・・
T:そうか、また198万円から1%引かれるのか・・・
M:うむ、1 万 9800 円を引く。
T:つまり 196 万 200 円か。
M:そしてそこから更にマイナス19万7000円を引く
T:待て待て待て、なんじゃそれは!?
M:これは利益にかかる税金じゃ。税率 20.315%と決まっておる。
T:ひぇぇぇぇ出た出た、税金・・・
M:196万200円から最初の99万円を引くと利益が97万200円。
その20.315%である19万7096円を税金で引く、
そうすると利益は 773,104 円。
T:200万円手に入ると思ったら177万円か、厳しい世界じゃ〜
M:結構引かれるじゃろ?
しかし、そもそも株は売ったり買ったりするのではなく、
長期的に持つことが良いとされてるぞ。
T:安い時に買って、高くなったら売るのが株ではないのか?
M:ならば秀吉殿、今日はどの株がその「安い時」なんじゃ?
T:えっ?それは、えっと・・・
M:明日になったらもっと安くなっているかもしれん。
いや、高くなっているかもしれん。
いつが買い時、売り時なのかなどは誰にも分からん。
みんな分からんのにそうやって目先の利益を求めて
株を売ったり買ったり繰り返すから大半が失敗する。
そして「株は怖い」などというわけじゃ。
まったく、どうなってるんだか。これだからダメなんじゃ。
T:「株は怖い」という人にやたらと厳しいのう。
M:ただでさえ先が読めない上に、
いざ株を売る時には利益の20%も引かれるんじゃぞ?
何度も繰り返してみろ、どんだけ税金払うつもりじゃ?
ん?
T:う、うっ・・・わしはなにもしてないのに
M:先が読めない、リスクが高い、だからこそ長期的に持つ。
長期的に持っていれば株によっては配当も受け取れる!
T:はっ、そうか!!その配当金がわしの小遣いに!
M:小遣いではなく、それも運用に回すのじゃ。
T:なぜじゃ!?せめて配当金くらいは使わせてくれ!!
M:必要に応じて小遣いにするのは自由じゃが、
それも運用資金に使うことでお金はもっと増えていくぞ?
T:・・・お金が増えるなら運用に回そう。
M:うむ。老後不自由なく生活していくために、
若いうちから時間を味方につけてお金を増やす。
T:わしは若くないがの
M:あぁすまんすまん、まあ例えじゃ。
そういった資産形成で長期的に見れば安定したリターンが受けられる。
T:はぁ、やはりすぐ金持ち!は難しかったか。
M:お、そうじゃった、なぜ早急に株を買おうと?
T:あ、あ~いやいやいや、何も無い。有益な話が聞けてよかったぞ!
M:なんだなんだなんだ?
絶対なにか隠してるな!
ん…?
「戦国クラブ5周年パーティ」?
げっ!!シャンパン1本10万!?
はぁ、まあそんな事だろうとは思ったが、
茶々にバレたら怒られるぞ〜
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