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否定語を理解できない脳。

5月9日火曜日です。おはようございます。コンビニで休憩していたら、隣にパトカーが止まりました。何にも悪いことはしていないのに、警察の人と目が合うとドキドキしてしまいますね。

#車は停車中なのに。
#思わずシートベルトに手が伸びました。
#ドキドキするじゃない。

さて。『否定語を理解できない脳。』と言うテーマでお話しします。相手に声をかける時、脳は、その言葉の内容を先にイメージしてから、理解しようとします。なので、否定語を使っても、とっさに理解できないので、肯定語を使った方がより早く伝わりますよ。と言うお話しです。

【走るな!よりも、歩こうね。】

子どもたちが、走ってはいけない場所で走り出すと、ついつい『走るな!』とか、『走っちゃダメよ!』と注意することが多いと思います。子供が小さい頃は、そうやって注意していましたが、これって、あんまり効果がないんですよね。

と言うのも、脳は、相手の言葉をまずはイメージしてから理解するんです。走るな!と声をかけた場合、は・し・る、の時点で、走っている姿を想像し、それから、『な!』が入ってくるので、その姿がダメだよね。となるんですね。

年齢を重ねていくと、言葉の理解力が上がっていくので、『走るな!』と言われても、即座に止まることができるのですが、子供はまだまだ理解力が小さいので、走ったまま止まることができないんですよね。

なので、相手に何かをお伝えする場合には、その状態になって欲しい言葉をかけると、伝わると言われています。なので、走っている子供に対して走るのをやめてもらう時は、『歩こうね。』です。これだと、歩く姿を想像することができる。

言うことを聞かない子供たちもたくさんいてるので、絶対に歩くとは言い切れませんが、脳内では歩く姿が想像できているはずなので、走るのをやめる確率は格段に上がります。

何かを伝えたいときは、否定語を使わず、肯定語を使うことを意識しましょう。

何が言いたかったかといいますと、同じ意味なのに、少しのニュアンスの違いで、動く事もできるし、止める事もできます。脳の仕組みを知っていれば、より伝わるようになりますので、出来る限り想像できる言葉を使いましょうね。自分の言葉は自分が1番聴いていますので、すぐに自分に返ってきますよ。氣をつけましょうね。というお話でした。

それでは、本日も素敵な1日をお過ごしください。

ご安全に!

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