
靴下で感じた愛着。
11月9日土曜日です。おはようございます。昨日動画で、「最新のリーダーシップ論」を見てて、これは穂乃香さんにぜひ見てもらわないといけない!と思って送ったところ、『この内容は、最近学校で学んでいますー』という、カウンターパンチを食らいました。これからも日々勉強したいと思います。
#穂乃香さんから脳科学のシステム2の解説を受けました。
#発動には、本を読んだり、ニュースを見たりして。
#感想を書くのが良いとのことです。
さて。『靴下で感じた愛着。』というテーマでお話しします。本当に好きなものを使っていると、愛着が湧くんだなー。という感情を、今はいている靴下から感じましたよ。というお話です。
【靴下は消耗品でした。】
現場でお仕事することが多いし、お客様のお宅に訪問することが多いので、靴下には、結構気を使っています。穴が開いていないかどうかを確認するのはもちろんのこと、白は汚れが目立つから濃い色にしよう、とか、替えの靴下を持っておこうとか考えています。
訪問してきた作業着きたおじさんが、家に上がって、靴下に穴が開いていたら、やっぱり嫌じゃないですか。実際そういうクレームを受けることがあるので、特に気を付けていることもあります。
靴下って、物心ついたころから『3足1000円!』で売り出されているので、1足あたり333円。なので、気持ちとしては消耗品です。昔は粗悪な商品があったので、すぐに穴が開く靴下もありましたが、今では結構長持ちします。
長持ちする物を、結果的に低価格で購入できたことに価値を見出してしまい、「安くて長持ちするなんて、ラッキー!」と思っていたのですが、その感覚が、変遷していくこととなりました。
【買う場所が変わっても消耗品。】
年齢が上がったり、お仕事における立場が変わったりすると、買う場所が変わって行ったりします。
最初は、ホームセンターや『ドン・キホーテ』のような大型ディスカウントストアで購入していたのですが、そのあとにユニクロや無印良品店等の少し素材にこだわったお店に変遷していきます。
最終的には『靴下屋』のような、専門店で買うようになり、質、価格ともにいい商品を身に着けるようになっていくのですが、それでも価値観としては、『消耗品』のままでした。
3足1000円が、1足1000円くらいまで価格は上がっていくのですけれど、お客様のお宅に訪問するときも、上司としてご訪問することがあるので、それなりの物を身に着けておかないといけないなぁ。みたいな心理状態になります。
なので、価格が上がっていくことを受け入れることはできるんですけれど、消耗品であるという価値判断が変わることがないまま進んでいきました。
【生産者や使用者の意見を知る。】
この価値判断が大きく変わることとなります。最近、日用品は『中川正七商店』という、日本の工芸を元気にする!というビジョンを掲げているお店があり、よく利用させてもらっています。
このお店の商品は、その商品を作っている人の想いとか、実際に使用している方の思いなんかが書かれているのですが、それを読んじゃったりするわけです。
読んじゃうと、『そんな想いで創ってたんだ!』とか、『使ったら、そういう気持ちになりますよね!わかるー!』とかって思っちゃうんです。
思っちゃってから、購入すると、なんだか愛着が湧いてしまって、丁寧に使おう!と思ってしまうんですね。
愛着が湧くには、その商品に対するストーリーが必要で、そのストーリーに触れることで物を大切にする気持ちが湧くんだな。ということを実感しました。
良い商品を届ける一つのヒントだなー。と感じました。
何が言いたかったかといいますと、人生で初めて、穴の開いた靴下を見て捨てることが出来ませんでしたよ。カミさんに、『あのー、靴下に穴が開いたので、繕ってもらっていいですか?』とお願いしたところ、快く繕ってもらえましたよ。裁縫のできない男子にとっては、こんなにありがたいことはありませんでした。いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。というお話でした。
それでは本日も素敵な1日をお過ごしください。
ご安全に!