jellyfish by liccaの制作秘話_006
こんにちは。10月も終わりの週。今年もあともう少しで終わりますね。今年は制作に生活スタイルの変化に、色々と飛躍の年だったなぁ、なんてしみじみ思います。皆さんは、今年2023年いかがだったでしょうか。充実した年でありますように。
さて、今回もjellyfish by liccaの制作秘話_006を始めさせていただきたいと思います。今日はブランドが生まれたきっかけとなるお話です。私の自分語りが多いかもしれません・・・。短い間ですがどうぞよろしくお願いいたします。
jellyfish by liccaを始めたきっかけ
2023年の夏頃にjellyfish by liccaが生まれました。30を過ぎて、大学生だったあの頃のように、改めてものづくりを始めてみたいなぁと思ったのがきっかけでした。
二足の草鞋での作家活動
もともと生まれた頃からモノづくりが好きで、高校を卒業後に都内の美術系大学に入学。メディアデザインの研究をして何とか無事に卒業(学士)をしました。(卒業できないかと思ったくらい卒業制作が当時大変だった。)
もうモノづくりなんて終わりのない世界は懲り懲りだ!と固く心に刻み込まれた(トラウマ?)当時の私。卒業後は芸術とは無縁のIT企業で、官公庁自治体向けのソフトウェアを開発する会社でSEとして働き始めました。しばらくして物足りなくなり、えいやと転職し1年間だけ外資系コンサルティング会社でSEとして働いた後、金融業界(証券)で今までの経験を活かせるポジションに転職。お給料はめちゃくちゃよかったのですが、お仕事が本当にとってもとーっても大変で、これではマジで死んでしまう!と思い3度目の転職。現在は父の会社(システム開発)で経理のお仕事をしています(本決算時以外は平和)。
jellyfish by liccaの誕生
経理の仕事に就き、コロナ禍でもありましたが、コツコツと平和な日常を過ごしている時に、ふと、美大生だった頃の気持ちを思い出すことが増えました。あの頃のようにものづくりに専念する日々を送ってみたい。なにか今の自分にできることはないか・・・と考えながら過ごしていたある日。たまたま下北沢でぷらぷらと1人でお散歩をしていて、ぷらりと通りかかった東洋百貨店。よく学生時代にお世話になったこの場所は、今も変わらず営業していました。店内に入り、素今歩さんと久々の再会を果たします。(実に約13年ぶりくらい)
ハンドメイドとの出会い
所狭しと並ぶハンドメイドの作品の数々に心惹かれ、数点商品を購入後に早速帰りの電車でSNSをぽちぽちし、ハンドメイドの世界に没頭しました。私にもできるかもしれない・・・つくりたい!!と感情が大爆発。お仕事がお休みの日に早速材料を買い、隙間時間やお休みの日にちびちびとつくり始めました。
委託販売を始めてみたlicca
作っていくうちに、販売もしてみたい!と思い立ち、一目惚れした素今歩さんに早速アポイントメントをとり契約をしました。これが丁度今年の2023年の出来事。ブランド名をつけないといけなくなり、その頃オーガンジー中心にモノづくりをしていたことに気がつき、まるでクラゲみたいだなぁ・・・と思いjellyfishに。お人形のリカちゃんが子供の頃大好きだったこともあり、作家名はlicca。どこかに自分の憧れでもあるliccaの名前も付け足してみたい。そうだ、jellyfish by liccaはどうだろう。これにしよう決めた!となり今に至ります(単純)。
宿敵、父親との交渉
本格的に制作に専念したい。お仕事をお手伝いレベルに下げて制作時間を確保したいと大きく舵をとった私。宿敵、社長の父親に直談判をしました(頑固ジジイでそれはそれはクソめんどくさい)。
我がまま娘!!とはちゃめちゃおこられはしましたが、何とか交渉に成功。午前中は仕事、午後は制作に専念することが無事できるようになり、今のところ状況は変わっていません。嬉しい。
日々ものづくりに専念するlicca
そんなわけで、現在も変わらずコツコツと日々制作を続けているjellyfish by liccaです。毎日SNSを更新しているのでよかったらX(旧Twitter)をフォローしてくれるととっても嬉しいです。アカウントはこちら。
インスタグラムも日々更新中。アカウントはこちら。
現在は委託先も増えて、神戸元町にあるhag♡houseさんでも委託販売を開始しました。通販サイトも最近更新頻度が増えてきたので、こちらも是非チェックしてくださると嬉しいです。
本日のお話はここまで。今回も最後までお付き合いくださりありがとうございました。また来週お会いしましょう。寒くなってきましたので、お体ご自愛くださいね。ではまた。
licca.