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332段を上って

さて、昨日のクイズ↓


正解は……フランス、アルザス地方のストラスブール。

ストラスブール大聖堂(Cathédrale Notre-Dame-de-Strasbourg)の上から旧市街を撮ったものだ。

この大聖堂は着工が1176年、完成したのは1439年とされていて、高さは142mある。
ファサードは、ザ・ゴシックという風情だが、建築初期の部分にはロマネスク様式も残っているという。


建物脇の螺旋階段で尖塔の下、66mの高さにある展望台まで行ける。
332段というので少し迷ったものの、景色を見ながらそれほど難儀せずに上れた。

大聖堂の屋根
階段の途中から
ロアン宮
18世紀には司教の宮殿として、現在は3つの博物館が入っている


展望台から真下を覗くとこんな感じ


展望台に設置された方位盤
東京は遠いなあ
18世紀終わりごろを中心に、古くは16世紀から石工に料金を払って名前を刻む習慣があったとのこと
ゲーテの名もどこかにあるらしい


ストラスブールにはこどもたちが小さい頃にも家族でたまに訪れた。また「おうち女子会」と称して娘たちと一泊旅行をしたこともある。

アルザス地方は地理的にも文化的にもドイツに近く、パリやリヨンの友人は「ストラスブールはほぼドイツね」と言っていたものだ。
それは否定しないが、やはりドイツから行ってみるとそこはたしかにフランスの風が吹く。

香り高いクロワッサン、さりげなくおしゃれなおちびさん、そしてパン屋の前の二重駐車とクラクション。

あぁ、久しぶりに行きたくなった。


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