ミラノ散歩｜ある日の午後のスナップ④
トリエンナーレ・デザイン・ミュージアムを出て、すぐ裏のセンピオーネ公園をスフォルツェスコ城に向かって歩きます。
ミラノでは「Vedovelle(悲しみの未亡人)」や「Drago verde(緑のドラゴン)」と呼ばれます。
もちろん飲用可。
蛇口はなく、水が少しずつではありますが留まることなく流れているため雑菌の繁殖の心配がないとされています。泉のような位置づけでしょうか。
第一次世界大戦後、ひとりになった未亡人の涙に喩えて名付けられたといわれます。
排水は浄化施設に集められ、近郊の田畑の灌漑用水として使われるそうです。
Vedovelleはミラノ市街地や近郊に600ヶ所以上設置されているとのこと。
ご来訪の際にはぜひ探してみてください。
ジェラートの移動販売車かなと……笑
センピオーネ公園の遊歩道は砂混じりで明るい色。全員、黒い靴が真っ白になってしまいました。