そうきたか!ドイツ鉄道
帰省していた次女が、一旦オーストリアに戻った。
今いるシェアハウスの新しい入居者を選ぶのに面談をするのだという。
古い建物ではあるものの、だからこその良さもある。一部屋ずつが比較的広く、ほぼ街の中心でどの大学にも近いため、人気があるらしい。
ここからわざわざ戻らなくてもオンラインでいいのではないかと思うが、できれば直接会いたいとのことで、また9時間の旅となった。
というわけで、今日は「やってくれるぜドイツ鉄道シリーズ」です。
これまで、乗るはずの車両がなかったetc.、車両はあってもドアが開かずに使えない、クーラー故障で降ろされるなど、あの手この手で驚かされてきた。
今回は地味ではあるものの、なかなかひねりの効いた趣向(?)だ。
いつものように指定席を取った娘。5号車だという。
駅に行ってみると、その列車は5号車から14号車の10両編成ということがわかった。
5号車が最後尾ということで、ホームの後ろのほうで待っていたそうだが、9号車、8号車、7号車…6号車。終わり。5号車はない。
まあみなさんも、もはやこれでは驚きますまい。
娘も慣れたもので、普通に最後尾6号車に乗車。
そしてアナウンスが。
「本日の列車、5号車は14号車の前、先頭に移動しております」
つまり、5.14.13.12.11.10.9.8.7.6という並びになっていたのだそうだ。
うーむ、そうきたか!
おかげで10両分を端から端まで歩くことになったとぼやいていた。
混んだ車内でかなりの大荷物、さぞ迷惑だったことだろう。
幸い、夕方にはだいぶ席も空いてきた様子で遅れも15分で済み、今回も無事に着けたことに感謝している。ありがとう、ドイツ鉄道。