【インターンインタビュー】居場所づくりのためのヒントを探して
こんにちは。株式会社Linnas Designルームススーパーバイザーのチチです。
最近函館に行ったんですが、ラッキーピエロにテンションが上がりすぎて爆買いして帰ってきました!!
さて今回は、インターンに参加してくれたユウカちゃん(写真右)にインタビューをしてきました。
インターンに参加した理由や、実際にLINNASスタッフとして働いてみて感じたことなど、実際のインターン生の声を参考にしていただければなと思います。
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インターンに参加した理由
-LINNASのインターンに参加したきっかけを教えてください
海外で生活した経験から、日本の文化・生活スタイル・価値観を客観的に見ることができました。日本は素晴らしいところもあれば、「ここはもうちょっと受け入れたら」、「もっとよくできるのにな」と思うところがすごくはっきりと見えてきて。
そこで私が一番思ったのが、「自分がここにいてもいいんだと思える居場所・コミュニティっていうのを見つけるのが日本では難しいんじゃないかな」ということでした。特に地方では。 『LINNAS Kanazawa』という場所を知ったときに、ここであればそういう課題にアプローチできる居場所みたいなものを作れるんじゃないか、今すぐには作れなくてもヒントはもらえるんじゃないかなと思い、インターンに参加しました。また、私の地元が金沢ということもあって、よりLINNASに興味が湧きました。
-海外での経験というのは、具体的にどこですか
カナダのバンクーバーで一年間生活していました。女性のように見える二人が手を繋いで海岸沿いを歩いていたりとか、そういうのが日本の地方で起こると「あれどういうことだろうね…?」みたいな冷ややかな目を向けられたりすることもあると思うんですけど。 どんなセクシャリティの方も安心して過ごせるというか、これが日本でも世界でも当たり前になるのが一番いいな、というのは現地ですごく強く感じました。
バンクーバーでは、日本では見慣れない”ALL GENDER WELCOME”やALL PEOPLE WELCOME”と明示してあるお手洗いが結構あったり、ジェンダーに限らず、すべての人に選択肢がある状態が街中に溶け込んでいたのが印象的でしたね。
インターンの業務内容
-インターンの業務内容を教えてください
ホテルの運営や管理のサポートをメインでやっていて、先日は開催された金澤コーヒーフェスの企画・運営もしました。最近ではLINNAS Kanazawaで行われたイベントのイベントレポートや、Wantedlyに載せる記事の制作・編集、Linnas Designとして関わる企業案件の企画・リサーチなんかも少しずつお手伝いしています。
-業務の中で大変だったことはありますか
ホテルの運営や管理はある程度ゴールが分かるというか、こういう状態になったらOKだよねみたいな基準点が目に見えてわかると思うんですけど、企画・リサーチ・記事の編集などは、「どこまでやればいいんだろう」と悩んでしまうことがありました。「これでいいのかな」「でも報告はあげないといけないし」みたいな。そこが慣れるまではちょっと大変です。
それを解決するために意識しているのは、例えばリサーチだと20%ぐらいで一度あげる。そのあとに返ってきたフィードバックをもとに、徐々に改善していくっていうイメージで、最初は速度を上げるということを大切にしています。
-インターンをやってよかったなと思うシーンはありますか
インターンをやってというよりは、ここで働いててよかった、このコミュニティに入れてよかったと思ったのは、LAiR(※)のとき。
来てくださったアーティストさんが、1,2回しか喋ったことがないのに、私にお手紙をくださって。すごくありがたいなと思ったし、初めて名前を呼んでいただけたゲストだったので、それはすごく印象に残っていますね。
(※)LAiR(アーティストインレジデンス)LINNAS Kanazawaで不定期開催しているイベント。 アーティストの方々にLINNAS Kanazawaに滞在していただきながら、作品を制作していただいている。
インターンを通しての学び
-インターンを通してこの先の糧になる学びはありましたか
まだ短いですが働いていてすごく感じることとして、人それぞれ心地が良いと感じるコミュニケーションの方法は違うし、速度とか温度も違うと思うんですけど、そのこと自体を理解して実践している人がコミュニティを運営している。それが、LINNASだなと。(コミュニティ運営の)本質なんじゃないかなと今はすごく思っています。
リンナスのクルーはその辺の温度感とか、居心地のよさを作ることを理解されてるなと感じます。この人急いでるのかなと感じ取ったりとか、ちょっとした仕草でかける言葉の速度を変えたりとか。
-街づくりや場づくりをしたことない人もできると思いますか
最初はやっぱり難しいと思います。それこそ接客とかは、初めてならもちろん緊張もするだろうし、どういうところを見たらいいんだろうというところが空白ですし。私もまだ模索中で、すごく難しく感じるけど、もちろんできないことはないと思います!!
-どう取り組んでいけば、街づくり・場づくりや、接客におけるコミュニケーションが身についていくと思いますか。
最初は、真似をする。徹底的にパクッてやる。徹底的にパクッていけば自分のものになっていくし、そこに自分のエッセンスを入れていけばいいのかなと思っています。「観察してパクる」今の私が意識しているのはそのぐらいです。
一緒に働くメンバー
-一緒に働くメンバーについて教えてください
性格はバラバラですが、皆さん基本的に優しいし、聞いたら絶対に答えてくれますね。どれだけ忙しそうに見えてもお互いに話しかけることができる。質問してなんぼという感じがあります。アットホームですね。わからないことをそのままにしておくことは少ないです。
アキさんは、現場の状況を見ながら運営の体制というか、オペレーション系を調整していってくださる。
アキさんに振られたタスクで、たまに「これはどれぐらいの時間をかけて仕上げたらいいんだろう」みたいなときはありますけど(笑)、そう悩んでいることをちゃんと伝えると「そうだよね。こうしようか。こっちの方がいいかな。」という相談や提案ができる。話ができるというのはすごく大事だなと思います。そういった話すらできないというのが一番ヘルシーじゃないと思うので。
ヒイラさん(アルバイトスタッフ)は英語が超堪能。まだ1回しか同じシフトになったことはないんですが、特に外国のお客様とコミュニケーションをとるときの話題の展開の仕方がうまいなと思います。
たとえばカメラを持っているゲストだったら、写真を撮るのが好きなんですかとか、お仕事なの?とか、お話をどんどん展開していました。素敵なスキルだなと。
チチさんもヒイラさんに感じたのと同じですが、距離の詰め方とか、人との接し方みたいなところは、めっちゃホスピタリティだ!と思います。これが正解だなって(笑)。
-同じインターンメンバーはどんな雰囲気ですか
私は元々「ホテルに入りたい」というモチベーションで入ってきたわけじゃなくて。でもみんなはそこに対する嫌な感じとか、”ホテルが好きで入ってきたんじゃないよね”感を出してこない。そこで距離感を感じてしまうみたいなのは全然なくて、それが私はすごくありがたいし、そういうのが小さいことのように見えてすごく大事だなと思っています。
-ホテル運営に興味があるっていう人じゃなくてもできると思いますか
LINNASはすごく働きやすいです。業務内容も、元々ホテルに興味がない人でもやりやすい・集中しやすい形に組まれているなと私は感じるし、そこから少しずつ学びを得ていけるオペレーションだなと思っています。
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