ミドサーママのITパスポート受験記 その⑤〜ワンオペしながら完全独学&学習期間3ヶ月で一発合格した勉強法〜
こんにちは、りんりんです。
ご覧いただき、ありがとうございます!
先日、無事にITパスポート試験に合格いたしました!
前回記事はこちら↓
今回は、ワンオペ家事育児をしながら、完全独学&学習期間3ヶ月でITパスポート試験に一発合格したスケジュール&勉強法について書きたいと思います。
スケジュール全体像
受験を決めたのは、2023年3月末でした。
短期集中にしないと挫折するだろうと思ったので、ネットで調べた学習期間が3ヶ月だったことから、約3ヶ月後の7月8日の試験を申し込みました。
3ヶ月の学習スケジュールの全体像を示します。
・1ヶ月目(4月)
YouTubeの講義動画視聴
・2ヶ月目(5月)
テキスト7回読み勉強法の実践(1〜4回)
・3ヶ月目(6月)
過去問アプリで過去問を解く(2周)
テキスト7回読み勉強法の実践(5〜7回)
「索引」を使った用語定着度チェック
・本番直前(7月※)
苦手分野の「8回目読み」
PCで本番システムの使用方法確認
重要用語の定着度チェック(前日&当日)
(※)夫の海外出張、子どもの体調不良からの自分の体調不良のため、実質ちゃんと勉強できたのは4日間でした(泣)
学習内容の詳細については、各章をお読みください。
1ヶ月目
YouTube の講義動画視聴
この時点で、ITパスポート試験の内容について全くの無知でした。
まずは全体的にどのような内容が含まれているのかをざっくり理解する必要があると思いましたが、この頃は子供のお昼寝時間が減るわ、夜泣きはするわでとても本を読む余裕がなく……
調べてみたら、YouTubeにほぼ全範囲を網羅した講義動画をUPしてくださっている方がいらっしゃったので(本当にありがとうございます。あなたは神様ですか?笑)、それを視聴することにしました。
こちらのチャンネルです↓
とにかく1ヶ月で全部観る!と心に誓い、料理中や子供が寝ているときなど、隙間時間を使ってひたすら動画を見続けました(ラジオ的に聴いているだけの時や、寝落ちした時もありました)。
とてもわかりやすくまとめてくださっていたおかげで、試験にどんな内容が含まれるのかを大体把握できました。
また、「ここは結構知ってるぞ!」とか、「ここはほとんど知らない分野だから時間がかかりそうだな」といった見立てをすることができたと思います。
2ヶ月目
①テキスト購入
ここでようやく、テキストを購入しました。
自分の目で確かめたいタイプなので、近所の書店でテキストを見比べ、自分にとって一番読みやすそう&使いやすそうなものを購入しました。
こちらです↓
余談ですが、レシートをテキストの栞に使うことで、「受験料とテキスト代で1万円近くかかっている!絶対に一発で受かってやる!」とモチベーションを上げていました(笑)
②7回読み勉強法の実践
完全に独学での受験勉強になるため、ここは試験のプロの叡智にあずかろう!と、山口真由さんが提唱されている「7回読み勉強法」を実践することにしました。
このメソッドにのっとり、
・2ヶ月目→1〜4回
・3ヶ月目→5〜7回
読みをする計画を立て、来る日も来る日もとにかくテキストを読みまくりました。
勉強場所がほぼ常に子どもの側だったので、テキストを破られたり食べられたりして、新品を買ったとは思えないくらいボロボロになりました(笑)
1ヶ月目に全体像をおよそ掴んでいたので(0回目的な感じでしょうか)、定着が良かったように思います。
3ヶ月目
①アプリで過去問演習
子どもの側にいるとびっくりするくらいまとまった時間が取れないので、何とかスマホで細切れ時間に過去問を解く方法がないか調べたところ、解説付きの無料過去問アプリが存在することが判明!
(開発者の方に心から感謝!)
私が使ったアプリはこちら↓
本は明かりがないと読めないので、
昼間→ベビーサークルの中でテキスト7回読み
夜の寝かしつけ後→子どもの隣で過去問アプリ
という感じで勉強を進めました。
時間的に3周は無理だと思ったので、2周する目標を立てました。
テキストの7回読みも同時進行で進めていたので、間違った問題の分野を丁寧に読み返すなど、効率よく勉強できた気がします。
何事も、アウトプットは大事ですね!
ちなみに、1回目・2回目の過去問の点数はこんな感じでした。
2回目には安定して9割くらい取れるようになって、自分の成長が感じられて嬉しかったです。
②7回読み学習法の継続と「索引」を使った定着度チェック
5回目を越えてくると、本当に内容が頭に入っていてびっくりしました。
とは言え、実際に過去問を解くと紛らわしい用語などを間違えてしまうこともあったので、確実に定着させるために、索引を使って定着どんなチェックを行いました。
やり方はとてもシンプルで、巻末の「索引」の用語をばーっと見て、意味を説明できない単語に印を付け、本文で内容を確認するというものです。
テキスト読みと過去問の回数を重ねるほど、チェックの数が減っていき、7回読みと過去問2周を終える頃にはわからない用語が無くなっていて、ここでも成長を感じられました。
本番直前
6月末から7月はじめにかけては、急に決まった夫の海外出張と子どもの体調不良が重なり、てんやわんやで勉強どころではありませんでした。
熱で苦しそうな子どもの顔を見るのは辛かったし、夜中も泣いて眠れないのも辛かった……
当然、私にもうつって体調不良に……本当に泣きたかったです。
ちなみに、私の体調不良は現在進行形(涙)
でも、こんなこともあろうかと学習期間をほんのり長めに取っていたので、あまり焦らず過ごせました。
ママパパには、こういうトラブルを見越したスケジューリングが必要なのだと実感…
子どもも無事に回復して、本番直前4日間でやったのは以下の内容です。
①苦手分野の「8回読み」
私が特に苦手だったのは、「ハードウェア」「ソフトウェア」「ネットワーク」だったので、この3分野のみ、「8回読み」をしました。
②PCで本番システムの使用方法確認
ITパスポート試験はCBTなので、本番の試験はパソコンで解答することになります。
そんな難しいことはないだろうと思いつつも、当日に焦るのは嫌なので、公式ホームページの操作説明を読み、疑似体験ソフトウェアで操作の予習をしておきました。
パソコン操作も久々だったので、面倒でも予習しておいて良かったです。
③重要用語の定着度チェック(前日&当日)
私の買ったテキストには、巻末に各分野の重要用語とその意味を総復習できるページがあり、前日と当日の朝にざーっとおさらいしました。
偶然にも直前に見た内容が出題されたので、最後まで気を抜かずに勉強するのは大切だなぁと思います。
おわりに
以上が、3ヶ月間の完全独学で、ITパスポート試験に一発合格した勉強法でした。
こうして振り返ると、自分でもよく頑張ったなぁと感心します(笑)
あれだけやったんだから大丈夫!と思えるまで、効率よくかつベストを尽くして勉強することが、結局は一番の合格への近道なんだと思います。
(そして内容も身に付きます)
ずっと子どもの側で勉強してきたので、テキストを噛まれたり破られたり、かまって攻撃にあってテキストを音読したり、子どもの寝息を聞きながら過去問を解いたりしたことも、全てが愛しい思い出になりました。
今後、履歴書にITパスポート試験のことを書く機会があったら、懐かしく思い出すでしょう。
次回は、ITパスポート学習&試験本番に役立つちょっとしたコツについて書きたいと思います。
☆最後までお読みいただき、ありがとうございました☆