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高井息吹 + 山内弘太 + カナミネケイタロウ / 児玉真吏奈 @ 京都 UrBANGUILD,2023年9月12日.ライヴ・レポート
(以下は,9月12日深夜に 𝕏 に投稿したものの転載です.)
今夜の UrBANGUILD でのライヴ,すごく気持ちいい揺れ方を見つけられた気がしてます.最近行ったライヴに順位をつけろと云われたら一生迷えますが,ことトリップ感に関してはカネコアヤノさんの野音の「もしも」からの流れとともにベストに挙げられます.
1 組目のこだまりさんは,今年の『いつまでも世界は……』以来 2 回目.陶酔感(ややアッパー寄りの)と楽しさ(ポップな,という表現でいいのかな?)がミックスされた演奏がもぅ大好き!かりにジャンルに当て嵌めるとしたらはエレクトロ・ポップあたり?サウンド的にもモチーフ的にもオーロラさんに通じるものを感じていたけれど,透明感の種類やプリミティヴなものとの繋がり方はだいぶ違うのかなという印象.
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スタンディングだった前回と違い椅子席で 2 列目だったので,座ったまま揺れていましたが,「Like a Wolf」(MV)では我慢できなくなって立ち上がって後ろの方で踊ってしまいました.
2 組目は高井さんの音源を数曲聴いてみた時点でほぼ先入観なく聴いたほうがよさそうと思ったのが大正解!クラシック,現代音楽,ジャズ(ポストバップ,アヴァン,コンテンポラリー……),プログレ(ピンク・フロイド,キング・クリムゾンの「エピタフ」……),オルタナティヴ,ポストロック,トリップホップ,アンビエント……など様々なジャンルの要素が感じられる演奏で,全体的な雰囲気なのかな?どことなくリーガルリリーに通じるものも感じました.音の流れが生み出す陶酔感(全体としてはメディエイティヴ寄り)に身を任せるのが気持ちよすぎたこともあって,ライヴの後にはよく感じるやつですが,タイムリープを繰り返して各パートを集中して聴き直したいと今回はとくに強く感じました.
アンコール後の 4 人でのセッションも最高に楽しかった!箱の雰囲気や音響もすごく合っていて,UrBANGUILD を箱推し(そういう意味で使われるの見たことない)したくなりました.終演後に演者の方たちや PA の方とお話させていただいたことを含め,ご迷惑になっていなければ幸いです.