私が好きなタクシー会社
島根県益田市の、益田タクシー。
とても素敵な会社です。
友人の 藤原 政志 さんが常務取締役なのですが、この藤原さんの想いを応援したくて、みなさんにもシェア。
現社長であるお父様は、藤原さんが子供の頃から目配り、気配りの達人でした。
藤原さんの少年サッカーチーム時代には、熱心に毎週応援に来てくれたそうです。
いつも藤原さん以外の選手や、父母に声をかけて回っていたお父様。
活躍した選手は、みんなに聞こえるような声で褒め称え。
試合に出られずベンチにいた選手には、ヒソヒソと何やら話しかけ。
(きっと励ましですね)
家族で外食すれば、いつも多めに料理を注文して、お店で出会う知り合いにさりげなく振舞う、目配り・気配り。。
藤原さんは、今思い出せば当時のお父様の周囲への心配りは並大抵ではなかった、と気付きます。
そういえば、お父様は今でも会社でお客さんを待つタクシーの運転手さんには、飴やドリンクを持って近づき、近況を聞いて回ったりしているそうです。
見習いたい。
藤原さんは、強くそう思います。
そして。
こんな素敵な、温かいお父様から益田タクシーを引き継いだら。
益田市の隅々まで、目配り、気配りできるタクシー会社にしていきたい。
そう誓います。
お父様が周囲に常にしていたような心遣いを、会社の財産として継承すると決めています。
高齢化が進む町。
西に、買い物に困るおばあちゃんがいれば、駆け付けてスーパーに連れていきたい。
重い荷物があれば、玄関まで運んであげよう。
東に、足腰を悪くしたおじいちゃんがいれば、整骨院までお連れしたい。
受付まで、手を引いてあげて役に立ちたい。
それが、会社と共にお父様の心を引き継ぐことだから。
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先日、私も益田タクシーに乗りました。
キャリーケースを引く私を見た運転手の大石さん、駆け寄って下さって、荷物をトランクへと運んで下さり。
丁寧にご挨拶くださったあと。
空調は快適か?
益田の滞在は快適だったか?
一生懸命尋ねて下さいました。
「益田は素敵な町ですよね。」
そういう私に、本当に嬉しそうに。
本当に良い町なんです、特に住む人が、と。
「ぜひまた来て下さい。」
トランクから私の荷物を取り出しながら、そう言って見送って下さいました。
藤原さんが、お父様から引き継ぐ、目配り、気配り。
しっかり感じて飛行機に乗りました。
益田タクシーに根付く、想い。
これからも、ずっと応援させていただきたいと思います。