ガジュマルの木
ハワイのマウイ島の大火事から数ヶ月が経ちました。
ハワイといえば、中野家発祥の地(笑)
ワタシは25歳から32歳までワイキキで飲食店の店長を務めていました。
そこへ、妻が後から来てくれて。
中野家はハワイで始まったのです。
長男もハワイ生まれ。
もう20年以上の歳月が経ちますが。
それでも、第2の故郷だと思っています。
そんなハワイでの大惨事。
夫婦で訪れたこともあるマウイ島での出来事に、胸を痛めておりました。
マウイのシンボル・・
そんなマウイ島のラハイナに。
大きなガジュマルの木がありました。
大きいって、半端なく大きい。
こんな感じです。
なんと樹齢150年。
その壮大な姿の下で、若き日の我々夫婦も圧倒されたものです。
生きている!
ラハイナの大規模な山火事で、この島のシンボルである公園のガジュマルも焼け尽くされたとばかり思っていました。
でも、息を吹き返したらしい。
そんなニュースが届きました。
★樹齢150年のバニヤンツリーは希望の光となるか?!
その生命力の裏付け・・
驚くべき生命力を持つ、ガジュマル。
その生命力についてはこんな記述も。
「ガジュマルの木の根は、コンクリートを突き破るくらいの強い生命力を持っています。
他の木をその強い力で巻き付き、絞め殺すこともあることから「絞め殺しの木」とも呼ばれています。
樹高は20mに達するものもあるそうで、建物を侵食しながら生長していくぐらいの生命力があります。」
(出典元)
その、強さの秘密。
ガジュマルが生命力に溢れている理由はたくさんあるのだと思いますが。
大きな理由として、「気根」が挙げられると思うのです。
「気根」とは、幹や茎からニョキニョキ生える、細い根のこと。
これが、グングン伸びるんです。
そして、やがて地に着いて入り込み、根として支柱になっていく。
つまり、生えてきたら自分で伸びて、自力で養分を得ていく。
いつまでも幹の下の根からの養分に頼らずに、自らも根となって養分を得るように育っていく。
そりゃ、生命力も強くなりますよね。。
チームビルディングだとしたら?
この、ガジュマルの生態。
チームビルディングだとしたら、最高だと思いませんか?
チームメイトが、幹から根を生やして、自らの意思で、自らのチカラで伸びていき、やがて自分で養分を得ていく。
結果、チームは気根からも養分を得て太く育っていき、ものすごい生命力を持つ。
理想的ですよね?
我が家の、ガジュマル
我が家のガジュマルをご覧下さい。
1年半ほど前に沖縄で買ってきて。
剪定を繰り返して、今では4つの鉢に移植してます。
もちろん、気根もニョキニョキです。
ワタシのチームも、ガジュマルのようでありたい。
そう思っています。
だから、信頼のおけるメンバーに、このガジュマルを分けていきたい。
そう思って、小さな鉢にガジュマルを増やしています。
仲間は、受け取ってくれるかな?笑
ガジュマル経営。
みなさんもご一緒に、いかがですか?