ショートゲームがスコアアップのカギ！アプローチを制する3つのポイント

ゴルフのスコアを伸ばすためにドライバーの飛距離を追求するのも楽しいですが、意外と見落とされがちなのがショートゲームの重要性です。特にアプローチショットは、ピンに寄せられるかどうかでパット数が変わり、最終的なスコアに直結します。今回は、アプローチを得意にするための具体的なポイントを、シンプルかつわかりやすくご紹介します。

1. クラブ選びをシンプルにする

アプローチショットで「どのクラブを使うべきか？」と悩む方は多いですよね。しかし、あまりに多くの選択肢を考えるとミスを誘発します。基本的には、2〜3本のクラブを決めておくと安定感が増します。


• ピッチングウェッジ（PW）: 軽く転がしたい時に最適。ランニングアプローチで使いやすい。
• サンドウェッジ（SW）: 高さを出したい時やバンカーショットに有効。
• アプローチウェッジ（AW）またはギャップウェッジ（GW）: 中間の距離感や少し低めの弾道が必要な場面で役立ちます。

ワンポイントアドバイス
普段からよく使うクラブを徹底的に練習して、「いつもの頼れる1本」を作ると、緊張する場面でも安心して打てるようになります。

2. ショートスイングを身につける

アプローチはフルスイングではなく、ショートスイングが基本です。腕と体の動きをシンクロさせて、コンパクトでスムーズな振り幅を保ちましょう。

振り幅の目安
• 時計の針をイメージ
• バックスイングは「9時」
• フォロースルーは「3時」
この範囲で振ることで、安定した飛距離とコントロールが得られます。

具体的な練習法
• 片手打ちドリル
片手でクラブを持ち、腕の動きだけでなく体の回転を意識しながら練習します。これにより、体全体を使ったスムーズなショットが身につきます。

3. ボール位置と体重配分に注意する

アプローチのミスには、トップ（ボールの上を叩く）やダフリ（地面を叩く）がよくあります。この原因の多くは、ボール位置や体重配分が適切でないことです。

基本のセットアップ
• ボール位置: スタンスの中央かやや右寄りに配置
• 体重配分: 左足に6〜7割の体重を乗せる（右利きの場合）

ミスの例と改善法
• トップしてしまう場合
→ 体重が後ろ足に残っている可能性大。意識して左足に体重を乗せましょう。
• ダフってしまう場合
→ 手首を使いすぎていませんか？手元を安定させて、クラブヘッドの軌道を一定に保つことが大事です。

実際のシチュエーションでのアプローチ攻略

ここで、よくあるアプローチのシーンをいくつか取り上げてみましょう。

ケース1: ピンまで10ヤード、グリーンが広く使える場合

→ ランニングアプローチがおすすめ。ピッチングウェッジを使って、低い球で転がし、距離感を重視します。

ケース2: ピンがグリーンエッジ付近に切られている場合

→ 高さを出して止める必要があるため、サンドウェッジでフワッとした球を打ちましょう。しっかりフェースを開き、柔らかく当てることを意識してください。

最後に：練習方法の提案

ショートゲームを上達させるためには、実践に近い練習が効果的です。ただフルスイング練習だけではなく、アプローチの練習にも時間を割いてみてください。

おすすめ練習法
• ターゲットを設定して打つ
10ヤード、20ヤード、30ヤードと異なる距離をターゲットに設定し、クラブの振り幅や力加減を調整します。
• 1球1球プレッシャーをかける
実際のラウンドを想定して、「この1球でスコアが変わる」と自分にプレッシャーをかけて練習してみましょう。

アプローチは地味な練習に感じるかもしれませんが、上達すると大きなスコアアップにつながる、ゴルフの「勝負どころ」です。焦らず、楽しみながら少しずつ取り組んでみてください！

ここまで読んでいただきありがとうございました。
スキ、フォローもお待ちしてます！