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クラブパスとフェースアングルの関係を深掘り


ゴルフにおいて、ボールの飛び方を決定する要素として「クラブパス」と「フェースアングル」があります。これらの関係を正しく理解することで、狙った方向にボールを打ち出し、スライスやフックをコントロールできるようになります。本記事では、それぞれの概念とその相互関係について詳しく解説します。

1. クラブパスとは?


クラブパス(Club Path)とは、インパクト時にクラブヘッドが進んでいる方向のことを指します。クラブパスには以下の3つのパターンがあります。

① インサイドアウト(Inside-Out)
• クラブヘッドがインパクト時に内側(自分側)から入り、外側(ターゲット方向の右側)へ抜ける軌道
• ドローボール(右打ちの場合は左へ曲がる球)が出やすい

② ストレート(Straight)
• クラブヘッドがターゲットラインに沿ってまっすぐ動く軌道
• 基本的にストレートボールが出やすい

③ アウトサイドイン(Outside-In)
• クラブヘッドが外側(ターゲット方向の左側)から入り、内側(自分側)へ抜ける軌道
• フェード(右打ちの場合は右へ曲がる球)やスライスになりやすい

2. フェースアングルとは?


フェースアングル(Face Angle)とは、インパクト時のクラブフェースの向きのことです。これがボールの打ち出し方向を決める大きな要因となります。フェースアングルには以下の3つのパターンがあります。

① クローズ(Closed)
• フェースがターゲットに対して左を向いている状態
• インパクトで左方向にボールが出やすい

② スクエア(Square)
• フェースがターゲットに対してまっすぐ向いている状態
• 基本的に狙った方向にボールが打ち出される

③ オープン(Open)
• フェースがターゲットに対して右を向いている状態
• インパクトで右方向にボールが出やすい

3. クラブパスとフェースアングルの組み合わせ

クラブパスとフェースアングルの組み合わせにより、ボールの飛び方が決まります。以下の表を参考にしてください。

このように、クラブパスとフェースアングルの組み合わせ次第で、意図しないボールが出ることも多くなります。

4. 自分のクラブパスとフェースアングルを知る方法


① トラックマンやGCQuadなどの弾道測定器を使用する

最新の測定器を使うことで、インパクト時のクラブパスやフェースアングルのデータを正確に確認できます。

② インパクト時のボールの打ち出し方向を見る
• まっすぐ飛び出すならフェースはスクエア
• 右に飛び出すならフェースがオープン
• 左に飛び出すならフェースがクローズ

③ ボールの曲がり方を分析する
• 大きく右に曲がるなら「アウトサイドイン + オープンフェース」
• 左に巻き込むなら「インサイドアウト + クローズフェース」

5. クラブパスとフェースアングルを改善する方法


① アウトサイドインを修正する方法
• アドレスでスクエアに構える
• バックスイングで手を外に上げすぎない
• 体の回転を意識しながらダウンスイングを行う

② インサイドアウトを修正する方法
• バックスイングで過剰にインに引きすぎない
• ダウンスイングで腕だけで振らず、体の回転を意識する
• 左足にしっかり体重移動する

③ フェースアングルを調整する方法
• グリップの握り方をチェックする(ストロンググリップだとフェースが閉じやすく、ウィークグリップだと開きやすい)
• インパクトの手の使い方を意識し、フェースがスクエアになる感覚を身につける

6. まとめ


クラブパスとフェースアングルは、ボールの飛び方を決定する重要な要素です。
• クラブパスがボールの回転を決める
• フェースアングルがボールの打ち出し方向を決める

この2つを適切にコントロールできるようになれば、自分の意図した球筋を打てるようになります。測定器や実際のボールの飛び方を分析しながら、自分のスイングを改善していきましょう!

ここまで読んで頂きありがとうございました。
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