見出し画像

保険人へ

おはようございます。

これまでに、銀行員時代について一通りお伝えさせて頂きました。

今回は、保険業界に入ったきっかけや、研修生時代について軽く触れていきます。

①「きっかけ」
銀行を辞めてから、保険会社(当時の支社長)よりお声がけ頂いた事が直接のきっかけです。

当時は今と違って、代理店の店主(=将来の販売チャネル)の育成に積極的な時代で、研修生(=インシュアランス・プランナー=IP)の採用目標もありました。

しかしながら、詳しくは後日細かく記事にする予定ですが、当時のIP制度は独立・卒業のハードルがかなり高く、3年2カ月の独立基準を満たせる者はほんの一握りでした。

保険会社的にも、コストに見合わない、人口減少による市場の縮小は不可避である事から、コスト削減の観点から代理店の数を増やすよりも、代理店の数を減らす方向で動いていると感じています。

話を戻しますが、私は父親が自動車販売店をしており、保険代理店でもあったので、東京海上日動からお声を掛けて頂きました。

前職は銀行員の為、コンプライアンスの教育水準や金融知識的に十分であり、家業が自動車販売であるので損保とも距離が近く、人材としてうってつけとみなされたのだと思います。

②研修生時代
私の研修プログラムは3年2か月あり、最初の2か月は主に座学での研修で徹底的に保険の知識を習得し、最終的に試験があったと記憶しています。
その後、営業の現場に配属される流れです。

1年目は3カ月ごとに営業の目標が設定されており、それを満たしていなければ更新基準未達という事で、研修終了です。
もう忘れてしまいましたが、3年目に近づくにつれて、判定期間が6カ月になったと思います。

数字が少しでも足りないと即、研修終了(退職)となるので、シビアな世界です。

③研修生の営業
基本的にエリアもターゲットも自由です。
保険会社からリストを提供してもらう事もありますが、基本的には自分でアプローチする業界やエリアを設定し、営業開拓行います。
最初の間は、自分の親戚知人に会い、証券を見せて頂いて、満期に提案させて頂くという事をひたすら繰り返します。

徐々に契約者が増えてくると、そこからの契約の広がり(紹介・他種目の追加契約)も増えてきますが、お客様がそれなりに増えてきてからの段階ですので、そこまで持っていくのがシンドイですね。

辛い事や苦しい事もありましたが、PDCAを自分で回して、結果を出していくのは大変にやりがいがあり、今思い返しても楽しい期間だったと思います。

この辺りの営業ノウハウについては別の記事にてご紹介予定です。

④研修生の給与
気になる給与ですが、基本給+歩合給で構成されており、基本給が徐々に少なくなっていきます。
当時の私は独身で、実家暮らしでしたから、収入少なくても大きな問題はありませんが、家族を養っている方はその方の成績次第ですが、歩合給が少なくなる3年目は大変だと思います。

何となくイメージして頂けたでしょうか?
これから研修生時代の事も徐々に記事にしていく予定ですので、宜しくお願いします。


いいなと思ったら応援しよう!