エッセイ漫画「ぼくたちLGBT」を読んで
LINK編集部の村田です( ´ ▽ ` )ノ
テーマ“LGBT”で発信しているクローバートーク!最後の4人目は私、村田が『エッセイ漫画「ぼくたちLGBT」を読んで』感じたことを話したいと思います。
この漫画を私が手に取った経緯
ツイッターで誰かがたまたまリツイートをしたツイートに恐竜くんの画像があった。(トミムラコタさんのTwitterより)
とても可愛くて、また恐竜くんの感性が面白くて私は虜になった。
その恐竜くんを描いている作家さんがトミムラコタさんだとわかった。
ある日、トミムラさんの「イベントをやります」というツイートを見た。
トミムラさんの漫画を購入すると、その場でサインと似顔絵アイコンを描いて下さるという、なんともハッピーなイベント!!サイン会などというものに行ったことのない私は、初めての経験として、そのイベントに参加することに決めた。
そして、イベント会場で購入した漫画が、「ぼくたちLGBT」である。
「ぼくたちLGBT」
この漫画の作者であるトミムラコタさんは、女性のバイセクシャル(両性愛者)であるらしい。
この漫画を開くまでは知らなかった。漫画はトミムラさんのエッセイのようなもので、中学生の頃からの出来事が描かれていた。私が知らない世界や知識も読んでいくうちにどんどん出てきた。
L(レズビアン)G(ゲイ)B(バイセクシャル)T(トランスジェンダー)
である様々な登場人物。トミムラさんが今までの人生で出会ってきた方々である。
読んでいて私の飛び込んだことのないカルチャーがあることがわかった。
新宿2丁目、ゲイバー、男装喫茶、LGBTの方が集うオフ会。
そのカルチャーに作者が飛び込んだ経験が描かれていたが、そこに出てくる人物は、すごくパンチの効いた個性が描かれていた。
でもよく考えると、それは私が普段出会ったりする人も持つようなイチ個性と同じである。
人はみんな違う個であって、感性も人それぞれであって、だから出会うことで楽しい、面白いことが起こると私は思っている。
だから、LGBTの方もそうでない方も、すべての人が持つ個というものは同じように尊重されるべきだと思った。
恐竜くんが恐竜である理由についての考察
トミムラさんがいつも描くイラストが恐竜である理由をトミムラさんが述べられたことがあるかについて知識不足で存じあげないのですが、恐竜はあまり性別を感じさせない生き物であるという理由から恐竜のイラストなのかもしれないと考えた。もしかしたら深い意味はないのかもしれません。ですが恐竜くんは「恐竜くん」という、イチ個であると感じます。
恐竜くんは、恐竜くんなりの感性を持ちのびのび過ごしていることがいいところであると思います。
最後に……
最近だとテレビ朝日系列のドラマ『おっさんずラブ』が流行り、ボーイズラブ(BL)がとても話題になった。
その話題となった『おっさんずラブ』の番組キャッチコピーはこれである。
『君に会えてよかった。』
人が人を好きになる感情は誰だってある。
だから恋愛において、性別で人を分類するのではなく、恐竜くんみたいに、人は、一人ひとり個々であって、その個を好きになったということ。
好きだという感情は、人として好きだったら性別関係なく誰に向けてであっても、同じことなんだと私は感じました。
LGBTの方が書いた本や、LGBTを題材にした番組、映画などに触れてみると、考えるきっかけになると思います。
これから先、今よりももっと理解が深まり、個々を大事にし愛し合える世界になればいいのにな、と願っています。
ぜひコメント欄にこの記事やLINKへの感想をいただけると嬉しいです!
またねん( ´ ▽ ` )ノ
トミムラコタさんTwitter
https://twitter.com/cota0572
トミムラコタさんホームページ
http://tomimuracota.com
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