相談や見学前にやっておく事

※本項は専門式場に行かれるお客様向けに制作しておりますが、弊社や他のウエディングプランニング会社様の場合も共通していえる項目です。是非参考にしてみてください。

はじめに

まずはじめに、結婚式をする事になったみなさん、おめでとうございます。そしていきなりですが、結婚式の相談・見学に初めて行く時、事前に確認しておくと非常に有意義な見学ができる基本が3つあります。これをやっておかないと、場合によっては最初に見学にいった会場で有意義な見学ができず、理解度の低いまま帰って来てしまう、そんな可能性があります。


1,日取りの候補日を決めておく

結婚式の話を進める時、1番大事なものは日取りです。例えば漠然と「来年の春頃」などよりも、できれば「来年3月13日か27日」など、詳しく候補日を事前に決めていきましょう。そうすることでプランナーは会場の空き状況など、その日に予約(申込み)が可能か確認ができます。

希望日に他のお客様の本契約や仮抑えが入っていたとしても、次の候補日を検討することができる=おふたりは先に進む事ができます。また「現在は予約は入っておりませんが、その日は土曜日の大安なので人気の日取りです。今後早くに予約が入ってしまう可能性があります」などと言った、おふたりが想定していなかった情報を提供してもらえる可能性があります。

そしてなによりも最大のメリットは「会場の仮押さができる事」です。これに尽きます。その場でプランナーに促されて決めた「とりあえずの日程」で仮押さえをするのではなく、おふたりが事前に確認しいておいた日程で仮押さえができる事は「とりあえずの日程」で仮押さえするよりも、数倍有意義だと言えます。

【候補日の決め方】

1,おふたりの仕事のスケジュールに照らし合わせる。

2,ご両親やご兄弟の都合を確認する

3,絶対に招待したいゲストの都合を確認する

※2〜3候補の日程を事前に準備していくと良いと思います。


ちなみに事前に候補日を決めていない場合はどうなるのか?見学も相談も可能です。候補日を決めずに見学、もしくはその時に仮の候補日を決めてから会場見学を進めることになりますが、事前におふたりの都合の良い日を精査してから見学したほうが、見学後に「親に確認したらその日は都合が良くなかったので、やっぱり変更してもいいですか?」といったような事態を未然に防ぐことができます。

2,招待予定人数を確認

なぜ事前に招待予定人数を確認する必要があるのか?先に答えを言ってしまえば「人数によって選べる会場は変わる」からです。専門式場(結婚式を専門におこなっているところ。一般的な結婚式場。ホテルを含む場合もある)にもキャパシティがありますが、普通はキャパオーバーになることは稀です。殆どの会場は120〜150人は収容可能でしょう。しかしレストランや旅館の食事会場となると話は変わってきます。通常そのような会場はキャパが少なめで、20〜50名程度が一般的だからです。なので、特にレストランや旅館での結婚式を希望されている方は、事前にゲスト(招待したい方)の名前を書き出して、人数を確認しておくことをおすすめします。これをゲストのリストアップと呼びます。名前を書き出すことは、カウント漏れを防ぐ効果がありますので、必ず書き出しましょう。また、ご親族のどの方までお声掛けするべきか判断に迷った場合は、ご両親に確認してみましょう。


3,ふたりがどんな結婚式にしたいのか

これが一番大切なことです。花嫁花婿となるおふたりが、どのような結婚式をされたいか、一度事前に話し合ってみましょう。


1,どんな挙式、パーティーにしたいか。理由も一緒に考えてみましょう。

2,何に重きを置くか(予算をかけても良いか)

3,どんな衣装を着たいか(ウエディングドレス、カクテルドレス、色打掛、白無垢など)

4,写真やビデオ撮影など記録をどのように残していくか。

5,前撮りはおこなうか


【まとめ】

以上の3つの項目を確認しておくだけで、断然具体的に話を進めることができます。「まずは会場見学に行ってみよう!」の前に少しだけふたりで話しあってみてください。


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