営業活動が苦手なフリーランスデザイナーがクラウドソーシングでしてきたこと
クリエイターのみなさん、
あなたは営業活動、得意ですか?
はい、わたしは苦手です。
実際、ほぼ営業はしたことがありません。
よく、
『どんどん提案営業したほうがいい』
『あしあとついたらすぐメッセージ』
など、コミュ力無限大の素敵すぎる方々の発信が見えてきますよね。
極度の人見知りや心配性には
逆にストレスを抱えてしまいかねない[営業活動]。
わたしはそういう活動はしたことがないです。
そうやって書くと
「そんなのラッキーなだけじゃん」と
思われた方もいらっしゃるかもしれないけれど
全然そうじゃないと思っています。
じゃあどうしたの?という話
改めて[営業活動]ってなにをすること?と考えた時、
一般的には、冒頭に書いたような、
『どんどん提案メッセージを送る』
『あしあとついたらすぐメッセージを送る』
のような“ぐいぐい行く”イメージだと思います。
ただ、わたしの場合は今振り返ってみると、
[営業活動]= コンペに参加する
だったんだと思っています。
ランサーズで活動を始めた頃、
“コンペで1000案提案する!”を
目標に掲げていました。
(2022現在650程度)
コンペに提案して、
提案文の末尾に少しだけ自分をアピールしています。
たとえば、
『気になる点や些細なご意見など、どんなことでも遠慮なくお聞かせください。最後までしっかりと対応いたします!』
…と、この2文です。
あとは丁寧にコンペとクライアントさんにしっかり寄り添う。
提案文はクライアントさんごとに必ず変えます。
(保存してある定型文を入れて終わり、はダメ、ゼッタイ)
種まきが実を結んだ話
こんなエピソードがあります。
残念ながら選定されなかったコンペがありました。
ですがその後、そのクライアントさんから直接ご連絡をいただき、
『あなたのデザインテイストが気になっていた。
次のデザインの方向性に向いていると感じたのでぜひお願いしたい』
とおっしゃっていただきました。
そういうお話には全力で応えたいタイプです。
(ぐいぐい行けない人はみんなそうなんじゃないかと思っています)
自分のできる全てを注ぎ込みました。
しっかりとヒアリング
丁寧・迅速なやりとり
余白のある会話(雑談もはさんで楽しく)
期待値を必ず超える、というマインド
結果、とても喜んでいただき、
「またお願いします^^」とおっしゃってくださいました。
今リピートでご依頼くださる方々は
みなさんこんな感じで繋がっています。
頭の片隅に、
なにか困った時に、
『あ、あの人がいたな』と
思い出してもらえれば、
それでいいんだ、と私は確信しています。
苦しいと思うなら違う方法を
もちろん、
『どんどん提案営業』
『あしあとついたらすぐメッセージ』
も、ぜひ試してみてください。
(10回はやってみて)
そして、しばらく続けてみて
それがずっと(苦しい)とか(ストレス)などに
繋がっていたら
やめていいと思います。
あなたなりの違う方法を探せばいいんです。
その方法は王道ではないから
あちこちに答えは落ちていないかもしれないけれど、
それを模索するのは
自分を見つめ直すチャンスです!
メンタルが弱かったり、心配性なのはダメ?
ぜんぜんそんなことないです。
同じ思いで悩んでいる人に寄り添えるから。
わたしも
自分が“営業が苦手”だからこそ
あなたの気持ちに寄り添えています。
どんどん営業する、だけが答えじゃない
克服したければできるように立ち向かって、
苦しいと思うなら違う方法で、です。
まずは自分を責めないで、
そのままを好きになってあげて、
この人(自分)は
どう動かしてあげたら
生き生き活動するんだろう?
と、自分で自分を操ってあげてください。
ありがたいことに、
そうやってわたしは
ここまでフリーランスデザイナーとして
ご依頼が途切れず活動してきました。
そして、ご依頼くださる皆さんのおかげで、
ランサーオブザイヤー2022を受賞させていただきました。
これはほんの一例です。
『こんな方法もあるよ!』という方がいらっしゃったら
ぜひどんどんシェアしてもらえたら嬉しいです。
きっと誰かの救いになります。
そうやって誰かが誰かの救いになっていく毎日になればいいな、と日々思っています^ ^