サービスロボットとは?〈第五弾〉センサの役割について
ロボットの状態を把握するためのセンサ
サービスロボットはソフトウェアとハードウェアがあればロボットを動かすことができます。 センサはロボット内部や外部の状況を認識するために必要となります。
センサには、イメージセンサや加速度センサ、ジャイロセンサ、磁気センサ、生体認証センサ、圧力センサなど様々な種類があります。例えば、スマートフォンにもたくさんのセンサが搭載されています。 これらのセンサの働きによって歩数計や写真や動画を撮影したりすることができるのです。
サービスロボットについても同じです。例えばスマート清掃ロボットの場合、イメージセンサを使って周囲の状況を監視して危険を予測し回避しています。 また、障害物の有無を判断して効率的な掃除ルートを自動計算して決定します。 ロボットの内部の状態を確認するセンサとしては、他にも温度センサや水量センサなどがあります。ロボットなどの電子機器は高温に弱いため温度センサを搭載することで、異常な高温状態が発生していないか故障の予兆ではないかということを判断することにつながります。そしてそれらの情報を通信等で連携することによって遠隔での支援なども実現する事が可能になっています。
また、他にも外部の状況を認識するセンサがあります。イメージセンサ以外に、赤外線センサや超音波センサなどの物体を検出するためのセンサや、物をつかむために必要とされる触覚センサ、ものの衝突を検知できる加速度センサなど、様々なセンサを利用し、ロボットは外部の状況を認識しています。
このように、ハードウェアとソフトウェアを適切に動かすため、センサがとても大事な役割を果たします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?