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【1期生『修了レポート #2』】森井 啓太(新横浜ジュニア)

一般社団法人Link×スマイルプロジェクトの共同で開催する『次世代エリート育成プロジェクト』の1期目が無事終了しました。
このプロジェクトは、ソチ・平昌・北京オリンピック3大会連続でキャプテンを務められた大澤ちほさんと共催で、未来の日本代表キャプテンや海外のトップレベルで活躍する選手の輩出を目指す次世代育成プログラムです!

今回は、1期生『森井 啓太』選手の修了レポートをお届けいたします!

森井 啓太 モリイ ケイタ
学年:小6 生年月日:2013.3.13
所属:新横浜ジュニア / 神奈川


海外で活躍し高校生で日本代表入り


--なぜプロジェクトに参加しようと思いましたか?

このプロジェクトに参加したいと思った理由は4つあります。
まず世界で戦ってきた大澤さんに自分のプレーを見てもらい、どうすれば将来活躍できるかを教わり、そのプレーを最大10人という少人数のキャンプの中で試したかったからです。
2つ目は日本のキャプテンとして何年も世界で戦ってきた大澤さんに、リーダーとはどういう事なのか、チームの雰囲気を上げるためにどうしてきたか、などリーダーの仕事を聞きたかったからです。
3つ目はアイスホッケー以外にもアイスホッケーを上手くなる為に必要な体のケアや、普段からどのようなトレーニングをすれば体が強くなるかを教わりたかったからです。
最後にプロジェクトに合格して自分に自信をつけたかったからです。

--自分自身で成長を感じたところはありますか?

ホッケーに対する意識が高まり、取り組む姿勢が変わりました。特にウォームアップの重要性がわかり、今までは何となくやっていたものが、何のためにするかを意識して自分でウォームアップを習慣化するようになりました。ホッケー面では、今までプレー中にどうすれば良いかわかっていても、パスかシュート、ポジショニングで迷う事が多かったのが、4回のキャンプを終えてプレーで迷う事が減り、プレーがはっきりしてきました。キャンプ前はどちらに行けば良いかを考えて動いていましたが、プロジェクト終了後はどちらが危ないかを考えて動けるようになりました。

足りない点があるとわかることで、成長できる事がたくさんある


--コーチたちから教わったことで印象に残っていることはありますか?

今年は所属しているチームのキャプテンをしているので、リーダー論の話でチームの雰囲気作りやリーダーとしての基本を理解でき、チーム作りにおいてとても参考になりました。
チームで実践してみて、今まであまり話をした事のないメンバーに自分から積極的にコミュニケーションをとる事によってそのメンバーも他のチームメンバーに話せるようになり、チーム全体が以前よりコミュニケーションを取れるようになりました。
今後もっと実践してより良いチーム作りをしたいと思っています。 ホッケー面では自分では出来ていると思っていたスキルを、コーチから見てスピードがないと指摘された事で、自分では出来ていると思っていた事についても改善点がたくさんあることがわかりました。
指摘されてからは、それぞれ実際に改善点はたくさんあったし、そのスキルについても自分より上手い人はたくさんいることが自覚できました。
足りない点があるとわかることで、成長できる事がたくさんあると気が付けて良かったです。
またコーチから氷上メニューを上から見るのではなく3Dで見て想像すると言われた事がとても印象に残りました。練習メニューを上から想像するだけでは、実際にやってみないとどうしたらパス、シュートが出来るかが分からなかったものが、3Dで想像したら、コーチが説明した時にどうすればパス、シュートが出来るかがすぐに理解できるようになりました。

--氷上練習以外のプログラムでも学べることはありましたか?

大澤さんのリーダー論、SMART目標設定シート、ケータリングなどの食事サポート、20分のパワーナップ、起床後、練習前、練習後陸上トレーニング前の体重測定などは、このプロジェクトで初めてやる事でこのプロジェクトに参加したから経験出来、その重要さも分かりました。
それぞれを4回のキャンプを通して意識したことによって自分の欠点を補強することが出来ました。 陸上トレーニングはチューブのメニューでお尻などがきたえられて、氷上、陸上で地面や氷を蹴られるようになった。
栄養面では、普段食べるものも変わったし試合前、練習前に食べるものが特に変わりました。今までだったら何も考えずに何でもかんでも食べていたものが、エネルギーを気にして食べるようになりました。
試合前に緊張することが多かったけどメンタル講座を見たり実践したりして深呼吸の方法が分かって試合前などに緊張することが減り、睡眠ではプロジェクトに参加する前までは何時間も昼寝をしていたが、睡眠の講座では最適な昼寝時間や昼寝の姿勢を教わりそれを実行した次の氷上練習では楽に体が動くと感じられました。

将来の目標とサポートして頂いた皆様へ


このプロジェクトを企画してくれた石賀さん、大澤さん、氷上で教えてくれた岩原さん、大澤勇斗さん、人見さん、帯同してくれた吉田さん、ケータリングを提供してくれた皆さん、リンクを確保してくれた岩手県連盟、新潟県連盟の皆さま、そしてプロジェクトを支援してくれたスポンサーの皆さん、栄養指導してくれたこころさん、メンタル講座の雨宮先生、一緒にプレーしてくれた選手の皆さん、本当に有難うございました。
このプロジェクトに参加していなかったらプロジェクト期間の半年分の自分の成長は得られていなかったと思います。
ホッケースキルだけではなく、自分の意識を高め自分から積極的に学ぶ姿勢が身に付きました。そして今回セレクトされたメンバーそれぞれに良い面があり、コーチからだけではなく、メンバーからも学ぶことが多かったプロジェクトでした。
このプロジェクトで得たことを、将来の目標である海外で活躍し高校生で日本代表入りという夢に向かって頑張ります。
引き続き応援よろしくお願いします。

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