【1期生『修了レポート #1』】佐々木 稟叶(西武ホワイトベアーズ)
一般社団法人Link×スマイルプロジェクトの共同で開催する『次世代エリート育成プロジェクト』の1期目が無事終了しました。
このプロジェクトは、ソチ・平昌・北京オリンピック3大会連続でキャプテンを務められた大澤ちほさんと共催で、未来の日本代表キャプテンや海外のトップレベルで活躍する選手の輩出を目指す次世代育成プログラムです!
今回は、1期生『佐々木 稟叶』選手の修了レポートをお届けいたします!
佐々木 稟叶 ササキ リント
学年:中2 生年月日:2010.8.23
所属:西武ホワイトベアーズ / 東京
自分も海外挑戦して成長したい
--なぜプロジェクトに参加しようと思いましたか?
大澤ちほさんや、岩原知美さんなど、世界と戦ってた人たちが実際に経験したことを身につけたいと思ったので、このキャンプに参加したいと思いました。理由1つ目は、ニューヨークに行った時NHLを見て、そのスピードの速さとプレーの迫力に感動しました。また、大観客の中でプレーする姿を見て、自分もいつかこの中でプレーをしたいと思いました。そして、理由2つ目は実際に海外のチームと試合をした時に、海外と日本でのパスレシーブの意識の違いや、対人プレーをした時、パックの置く位置と、1本1本プレーした時の必死さの違いを感じました。最後に3つ目は、兄が海外挑戦をしていて、兄の試合をテレビでいつも見ていて、同じ年代の選手たちのプレーの質の違いを感じ、自分も海外挑戦して成長したいと思ったからです。
--自分自身で成長を感じたところはありますか?
僕は、このプロジェクトに参加して成長したなと思う所があります。それは、リーダーシップの取り方です。
僕のチームでは、チーム会議の時、みんなで集まって話すのに、数人しか話さないで、他の人は、ただ聞いてるだけで、会議に参加していないのです。
ですが、大澤さんの話を聞いてみると、人数が多い会議よりも、小さいグループごとに分けて話すとあまり話せないひとも話しやすいと言っていたので、自分のチームでの話し合いの時にも、グループごとに分けて話してみたり、あまり話せていない人に話題を振ってみたりできるようになりました。
その力をもっと成長させて、自分がチームのキャプテンやチームを引っ張る人になったら、話題を膨らますことができたり、会議の時間をもっと有効的に使うことができるようにこれからも成長していきたいです。
一番大切なのはキャプテンだと思われる環境づくり
--コーチたちに教わったことで印象に残っていることはありますか?
このプロジェクトでの講義は、大澤ちほさんのリーダー論がありました。この中で、言われて1番印象に残ってることあります。
それは、キャプテンを始めるとき、キャプテンと思われる環境作りが大切だというところです。なぜなら、僕は、キャプテンがしっかり自分のことや、チームのことをやっていたら自分の背中を見て味方の人がついてくると思っていました。
ですがそれは、キャプテンと思われていないと他の人は動かないのです。なので、1番大切なのは、キャプテンだと思われる環境作りだということが印象に残りました。
大澤さんから教わったことを生かし、もし、キャプテンになったらキャプテンと思われる環境作りを積極的に行って、キャプテンと認めてもらい、チームをいい方向に引っ張っていきたいなと思います。
--氷上練習以外のプログラムでも学べることはありましたか?
この第1期生の活動を通して、たくさんのプログラムを経験させていただきました。
リーダー論では、大澤さんが、体験した、失敗や成功を元に自分たちに教えてもらい、目標シートを書くときは、そのキャンプで何をしなきゃいけないのか、そして、自分の課題を明確に出来て、1回1回のアイスタイムで何を意識しなければいけないのか毎回のキャンプで成長できたと思います。
トレーニングでは、僕の弱い所が分かったり、チューブトレーニングを繰り返し行うので、毎回上手くなっているのが分かりました。
ケータリングでは、毎回バランスの良い食事が用意されており、練習が終わったらすぐ食べることができるいい環境が整っており、栄養の講義、メンタルの講義では自分がわからない部分をすぐ質問できて、毎日実践できる簡単なものが多かったので、日常生活に取り入れやすく、すぐ身につけられました。
将来の目標とサポートして頂いた皆様へ
このプロジェクトの1期生として参加させてもらいありがとうございます。まず、このプロジェクトを企画してくれた石賀さん、ホッケーの技術面を指導してくれた大澤さん、岩原さんありがとうございます。
いつも美味しい食事を用意してくれた、ケータリングの方、栄養のことを教えてくれた河南さん僕たち1期生を支えてくれた人がたくさんいます。
最後に、このキャンプに参加するために朝早くからの送り迎えをしてくれたお父さんお母さん、皆さんの期待に応えられるようにこれからも全力で頑張ります。
将来僕は大澤さん、岩原さんのようなリーダーシップの持ったような人になり、世界で通用するようなアスリートになりたいです。
ありがとうございました。