一日の終わりは、キャンドルのまえで。
一生の思い出に残るような楽しい今日も、
ちょっぴりブルーな今日も、
全て"わたし"をつくるかけがけのない一日。
そんなことを考えながらゆったり今日を振り返るのは、キャンドルのまえがいい。
キャンドルで繋がる、私の時間。
頭の中のフォルダを見返す、整える。
寝る前のほんの少しの間、
今日のことを思い出してみる。
今日は、普段はあまり話さないあの子の新しい一面が知れた。
外がとても寒かったから、温かい部屋に帰ってきたときいつもより幸せに感じた。
頭のなかで言葉にすることで、気づくことがある。
キャンドルのまえだと、いつもより素直なわたしになれる気がする。
今回のテーマは、【キャンドルで繋がる、わたしの時間】です。
わたしにとってキャンドルはとても身近なもので、わたしの場合、夜に限らず昼でもよく焚いています。
キャンドルの炎って時には癒され、時には揺れる炎に自分の感情が乗り移っているような、不思議な感覚にさせられます。
時間が経つ事に蝋が溶けて形が変わっていく様は、人の一生とも似ているなと感じます。
キャンドルの場合火を灯さなければ、ずっと時が止まっていることになりますが…🕯𓈒 𓏸
集中したいときに焚くことが多いですが、特に自粛期間中は、何もしたくないときに焚くことが多かったような気がします。
PCも開きたくない、テレビも観たくない、ケータイにも触りたくない、動きたくない。
本当に何もしたくなくて、ひたすらボーッとしたい時。
そんな時空(くう)を見つめているよりかは、キャンドルの炎を見ていた方が自分との対話ができて考えがまとまる気がします。
キャンドルの在り方は人それぞれきっと違うと思います。
それぞれキャンドルとともに流れる時間を楽しみ、またこれをきっかけに興味を持って頂けたら嬉しいです。
写真のキャンドル : Candle June Hand made、Sostrene Grene
photography , text : Miho Ninomiya