ちょうど昨日、ウインゼノビアの近況について触れたところでしたが、今日更新された近況ですよ。
予定をスライドしたウインゼノビアは、昨日6日(水)にWコースにて追い切りがかけられました。古馬500万下マイネルイノメを追走して5Fからゆっくりとピッチが上がると、コーナーで内から相手に迫り、最後は軽く仕掛けられ、2馬身の先着を決めていました。時計は5F70秒3、ラスト1F12秒4でした。
松岡騎手は「道中の感じも先週より良かったですし、直線もモタれは良くなっていました。先週より上向いてきたことは確かですが、来週にベストの状態で行けるかどうかと言われると難しいと思います。そこを使って上向いてくればいいですが、こういう状態で使うと反動が出る可能性もあるかもしれません。1本目の追い切りからグッと上向いてくれば良かったのですが、どうも状態の良化がスローですね」と追い切りの感触を伝えていました。
追い切り後に協議の結果、来週の中山「フラワーカップ」も回避し、次走は4月21日、東京日曜11R「フローラS・GII」芝2000mへ切り替えることが決まりました。そのレースまでは1ヶ月以上ありますが、このまま在厩で進め、状態を戻していく予定です。
そして本日7日(木)は角馬場で乗り運動を行い、午後からはプール調教での馴致も行っています。
青木調教師は「先週もお伝えしたように、どこが悪いとか、動きが悪いということはないんです。追い切り後に毎回右トモをチェックしているのですが、先週より今週の方が良かったくらいで状態が上向いていることは間違いありません。確かに札幌の時と比べるとトモを含め、馬体の張りなどはまだ劣るところはありますが、状態が悪いわけではないんです。中山芝1800mは、ゼノビアにとって好条件のレースなのでここを使ってみるという選択肢もありましたが、中途半端で使うと反動が出て、その先を棒に振るかもしれませんからね。協議の結果、最終的に『フローラS』に直行と決まりましたので、そこへ向けてしっかりと状態を上げていきたいと思っています」と次走へ向けて気持ちを切り替えていました。
続けて、「全身を使えるようにするために本日7日(木)には初めてプールに入れましたが、とても利口な馬で難なくこなしてくれていました。この後は、プール調教に加え、トモを入れるようにするために角馬場で大木をまたがせる軽い障害練習なども取り入れていきます。次走まで時間もありますから、来週からは追い切りは一旦やめて、じっくりと調整していく予定です」と今後について話していました。
いや~まさかフラワーカップまで回避するとは思わなかった。これがラフィアンとウインの違いだろうか。それとも青木調教師のゼノビアに対する期待の表れだろうか。でも、こういうことができるっていうのはゼノビアがどうこうではなくて、今後ラフィアンとの差になって出てくると思いますな。素晴らしい英断に感謝します。
ただな~4月21日のフローラステークスか~距離の試金石だな。距離は持たないとみてるんですよね。私。外れてほしいところですが・・・
今週は5頭。ファントムメナスに藤田菜七子騎手が騎乗します。よく確保できたな~ありがたく拝みたいですな(笑)