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JRA関係者の持続化給付金不正受給疑惑(問題)(2)~内部調査結果

曇り予報の土曜日でしたが、結構晴れてくれたので、掃除もできて布団も干せました。ありがたいことですな。

そんな日に、ゴールドパラディンが小倉ダート1700m1勝クラス平場に出走し、1.8倍の人気に応えて快勝。スタート五分も徐々に先行しコーナーを回るときには2番手。それから少し外目に出して逃げた2番人気馬を見る形。そして4コーナーで並びかけて先頭に立ち、2馬身半突き放して快勝です。逃げて2着に粘った馬も伸びてるので3着との差は6馬身なんですが、それを2馬身半突き放したレースは中々強いですな。タイムも1分42秒8ということで、これは不良とはいえかなり速い。
これは・・・多分オープンまでは行けると思います。ただし、小回りダート専用馬(笑)

さて、JRA関係者の持続化給付金不正受給問題ですが、少しずつ話が進んでおりまして、本日、JRAが内部調査の結果を発表しました。

美浦:調教師11名、騎手8名、調教助手16名、厩務員7名。
計5669万9222円
栗東:調教師8名、騎手5名、調教助手96名、厩務員14名。
計1億3314万円

これは中々パンチが効いてますね~調教助手のみならず調教師、騎手も受給していることが判明してます。ただ、ほとんどが返納予定とのことで氏名は今のところJRAとしては公表しない方針のようですね。
栗東が多いということで、多分これは下記のリンクの税理士が関係している可能性が高いですが、このように反論しています。

ウェブのリンク先は消えるかもしれないので、指南をしたと言われている税理士法人からの反論文書を掲載しておきます。

            一部報道について
 国の新型コロナウイルス感染症対策である持続化給付金の受給申請に関し、競馬関係者による不正受給の疑いが一部で報道され、当法人が関与しているのではないかとのご指摘をいただいております。
当法人は、顧問先等のご依頼者様から持続化給付金の受給申請に関するご相談を承り、中小企業庁及び日本税理士会連合会の見解に則って、確定申告書の写し、青色申告決算書等の資料の集約・整理や受給要件の確認等を行うとともに、当法人と連携する行政書士がご依頼者様本人名義の申請手続を支援することがございました。申請時に提出する資料が真正であること、中小企業庁の示す受給要件を満たすことを確認しており、今般の一部報道を踏まえ、弁護士を加えて行った再精査の結果、改めて適正な手続きであったことを確認しております。したがって、当法人が不正受給に関与している、あるいは指南しているのではないかとのご指摘は当たらないものと認識しております。新型コロナウイルス感染症の拡大による影響の及び方は業種・業態等により多種多様であるうえ、直接・間接を問わず広範に生じ得ます。一律に影響の有無を決し得るものではなく、あくまでご依頼者様の個別具体的な状況に応じて受給の可否が判断されるものと存じます。
 以上のとおり、当法人があたかも持続化給付金の不正受給に関与したかのようなご指摘を受けるのは誠に遺憾です。一般的に、持続化給付金の不正受給は、架空の売上を計上し、あるいは売上を過少申告するなどして、実体がないのに減収を装って持続化給付金を受け取る詐欺行為を指し、当法人が支援した競馬関係者等の受給申請は該当しません。マスメディア関係者各位におかれましては、慎重な取材及び報道を心がけていただき、不正受給疑惑なるものと当法人を安易に結びつけるような報道は厳に慎んでいただきたいと存じます。

これをみると、我々は法令に基づいて適切に申請代行手続きをやりましたと読めますね。
「顧問先等のご依頼者様から持続化給付金の受給申請に関するご相談を承り」という部分からは、「調教助手側から相談を受けたから答えただけだ。(指南はしていない。)」というように読めますね。
「あくまでご依頼者様の個別具体的な状況に応じて受給の可否が判断されるもの」の部分からは、受給者側が自分は受給の可否を判断して、自分が該当すると判断したから、申請代行した。」と読めますね。

まぁ話は分かりますよ。私は税理士法人の書面に関しては、間違ったことを言ってないと思います。法的には。まぁあとは、わかっててやったかどうかでしょうけど、まぁそれは本人たちは否定するでしょうね。道義的にはいろいろ思うところはあります。

でもね~これね。コロナに影響あるっていうことで持続化給付金の手続きをしたと不正受給者側は言ってるけど、それを道義的には認めちゃダメでしょうよ。例えば、調教助手は担当馬が走るか否かで月収が変わる職業なんだから、大レースを勝った時とそうでないときの月収なんて大きく違っていて当たり前じゃないですか。いい時と悪い時を比較して落ちているから申請しましたなんて、そんなの悪質な詐欺ですよね?しかもJRAの馬券の売り上げはむしろ上がっていて、賞金配分も上がっているのだから調教助手への報酬も全体としてはそんなに変わらないはず。調教助手の月収が低いということは、その月に馬が走らなかったからであって、コロナが原因ではないでしょう。こんなの認めていたら収入が下がったら何でも認めないと行けなくなりますよ。しかも調教師側からは「適切な受給申請をするように要請している。」とのことで、これは「こんなの不正受給ですよ。」と言っているようなものです。まぁそうですよね。

ただね、JRAと報道陣とのやり取りを見ると、この中に2名返還するつもりがない人がいるらしいのですが、どうやら副業で飲食店をやっていてその損失補填として申請しているみたいなことが読み取れるんですよね。
ん~これは難しいところだな。副業とはいえ、飲食店はコロナの影響はあったであろうから、その補填として持続化給付金を申請するのは問題のない行為だと思います。
なるほど・・・難しい判断ですね。これは私の中で何とも言えない部分ですね。

もうね、時代の流れに法律がついていかないよね。色々と。

まあでもさ、騎手とか調教ももらってるのはさすがにな~
自分に能力がないと認めたようなもんだよな(笑)

明日はワザモノですね。最近ノルマンディーの出資馬が全体的に調子がいいので、もしかするかもしれませんね。