2019年度セレクトセール雑感
7月8日~9日でセレクトセールが実施されましたが・・・別次元ですね。
7月8日(月)1歳馬セッション
上場 239頭
落札 222頭
売上 107億3200万円(以下、すべて税抜で表記)
落札率 92.9%
1頭平均価格 4834万円
過去最高を記録した昨年(96億7450万円)を大きく上回り5年連続で史上最高額を更新
7月9日(火)当歳セッション
上場 216頭
落札 194頭
売上 97億8400万円
落札率 89.8%
1頭平均価格 5043万円
過去最高額の86億9250万円(17年)を大幅に上回る史上最高
2日間合計の売上 205億1600万円(昨年は179億1900万円)
過去最高額を大幅に更新
今や世界的にも有名になった競走馬のセールですが、価格だけで言えば世界一ですな。始めたころには日本の競走馬の取引は庭先が主流だったので「セリが日本に根付くのか?」と言われていたと記憶していますが、関係者の尽力によって世界一の競走馬の競り市になったと思います。素晴らしいことですね。競走馬を売る努力、育てる努力、血統レベルを上げる努力・・・すべてがかみ合わさっての今の社台グループの繁栄だと思います。
さて、セレクトセールの高額馬がそのまま走る馬ではないというのは周知の事実ですが、お金があれば自分の好きな馬を買えるということが非常に大きいですね。競走馬ビジネスは金がある方が有利です。自分の好きなようにできる権利を持っているというのは、楽しいものですよ。何をするにしても。だけど、競走馬の場合は金がなくても自分の目で見極めて安くても活躍する馬を見つけ出すことによって、高額な良血馬を打ち負かせることもあるわけです。
金が無いなら知恵を使う。何をするにしても「目的を達成するためにはどうするか?」を考え続けることが必要でしょうな。そして自分ができることを淡々と行動し続ける。淡々とね。
ま、でも金がある方が選択肢は広がります。それは間違いない。なのでオカネクダサイ(爆)
さて、今週は久しぶりに多く出走し6頭。期待はもちろんレッドローゼス。満を持しての重賞初挑戦の函館記念です。ハンデは56キロで少し重い気がしますが、そのぐらいハンディキャッパーが見込んでいると思うことにします。チャンスはあると思ってます。楽しみですな。
でも今週は日曜日だけ仕事・・・これがフラグならいいけど(笑)