アイルハヴアナザー

先週、アンタレスステークスに6番人気で出走したアナザートゥルースがアイルハヴアナザー産駒として初めて重賞制覇ということで、こちらはノルマンディーサラブレッドクラブの募集馬で、私の知人も出資している馬です。出資者に皆様おめでとうございます!

で、この馬、アイルハヴアナザー産駒として初めての重賞制覇と書きましたが、この馬の活躍を見ていると、まぁ今のBRFが上級条件馬を育てられない育成、方針なんだなぁ~と改めて感じるところでございます。

それに、アイルハヴアナザーは昨年アメリカに買い戻されましたが、その後、本馬をはじめとしてBRF育成馬でも上級条件で活躍する馬が出てきています。いやね、何でもかんでも芝にこだわりすぎなんですよ。もっとダートで走らせている馬が多ければ、もっと早くに活躍馬が出ていた可能性はあるわけです。ロージズインメイは初年度からコスモオオゾラという芝重賞勝ち馬(しかも皐月賞トライアルの弥生賞)を出せたので、BRFにおいてもらえましたけど、それが出なければおそらく戻されたのではないでしょうかね。見切りは早い人なので。とにかくBRFグループは芝のレースにこだわりすぎなんです。これが種牡馬のポテンシャルを引き出せずに終わらせてしまう一因であると考えますね。

それとねぇ~・・・アナザートゥルースはそんなに使ってないんですよね。アンタレスステークスは14戦目。3歳3月にデビューして現在5歳4月。約2年です。きちんと休みながら使ってるんですよね。この辺もとにかくガンガン使うだけのBRFグループにはない使い方なんですね。ノルマンディーは多く使うことを公言していますけど、実はBRFに比べるときちんと使う馬と使わない馬を選別してるんですよ。ある程度活躍できそうならばそんなにガンガン使ってない。この辺もね、上級条件で活躍させられる馬の多寡にかかわってくると思われますね。

そんなわけで、こういうのを見るにつけ、BRFグループは時代にあってないんですね。

どうなるのかなぁ~・・・1歳特別募集に出資してしまった私は(爆)