奥深いabout
前置詞のabout
今回の記事は前置詞のaboutについて解説する記事です。中高の英語では、前置詞のaboutは「~について」という訳語を教えられると思います。実際、この意味で前置詞のaboutはよく使われます。しかし、これはあくまでも前置詞aboutの一面にしかすぎないのです。今回は前置詞aboutの「~について」以外の訳語(使われ方)を紹介したいと思います。では、どうぞ!
目的・本質のabout
まずは、次に英文を訳してみてください。
この前置詞のaboutを「~について」で訳すと、「科学は知ることについてだ」になりますね。しかし、どことなくぎこちない日本語になってしまっていますね。ここで、前置詞aboutの「~について」以外の意味が登場します。それが、「目的・本質のabout」なんです。では、どのように訳すのか?次にように訳してみるとどうでしょうか?
「科学の本質は知ることだ。」
「科学の目的は知ることだ。」
こんな風に訳すと自然な日本語ですね。
このように「be動詞+about+Ving」の構文で「~の本質は~だ。」という風な意味になります。
前置詞のaboutには、他にも…
前置詞のaboutにはこれ以外にも訳し方(使い方)が様々あります。書き出すときりがないので、興味のある方はご自身で辞書を引いてみてください。(余談ですが、個人的に、すでに基本的な意味を知っている語彙のその他の意味を知りたい時には、紙辞書で調べることをお勧めしています。なぜなら、その語が持つ訳語(使い方)の量が物理的に理解することができるためです。「自分が知っている訳語(使い方)以外にも、こんなにいろいろあったんや」と驚きを味わえるので、紙辞書を推奨します。)
最後に
最後まで読んでくださりありがとうございます。今回は前置詞のaboutの意外な訳語(使い方)について解説しました。大学受験・高校受験が終わった方は是非、辞書を開いてみてください。意外な発見があるかも…
では、次の記事でお会いしましょう。