スマブラsp (ssbu) 全キャラvipを目指して頑張るあなたへ 3節(分割ver)
説明
「スマブラsp 全キャラvipを目指して頑張るあなたへ」の3節のみ抜粋したものになります。
全編、前編(2節)を読みたい方は下記よりどうぞ。
3.着地・崖・復帰(攻め)
この3つのシチュエーションを理解することが、いわゆる”スマブラ力”を鍛える方法の1つだと考えます。ではそれぞれみていきましょう。
①着地狩り
対戦相手に攻撃を当てて、空中に浮かせた状態です。なぜ着地狩りが重要か、それは、吹っ飛ばされたキャラクターはできる行動が制限されています。できる行動は以下になっています。
・空中攻撃/必殺攻撃
・ジャンプ(1回)
・N回避(ニュートラル)/移動回避 (着地 or 攻撃を受けるまで1回)
・左右移動
・急降下(倒れ吹っ飛び時は不可)
整理すると、着地狩りを拒否したい相手がとりうる行動は以下が主なものになります。(またはそれらを組み合わせたもの)
・暴れ着地(攻撃しながら降りる)
・ジャンプで逃げて着地する
・回避(急降下回避)で着地する
・何もしない
つまり対戦相手がどの択で着地しようとしているのかを把握することで、追撃を的確に当てることができます。例えば、
暴れ着地→攻撃判定を避けて空上
回避着地→回避後にDA/スマッシュホールド など
着地狩りは、他の”崖・復帰”展開にも発展する重要な展開です。
コンボ→着地狩り→復帰阻止ができれば、対戦相手に何もさせずに撃墜できますね。
②崖狩り
対戦相手がステージの崖に捕まっている状態です。前項と同じく、崖を捕まっている際アクションは以下に限られています。(無敵/後隙)
・その場上がり(小/極小)
・攻撃上がり(大/大)
・回避上がり(大/中)
・ジャンプ上がり(小/極小)
・崖離し(無/小)
・捕まりっぱなし(%と負の相関、空中滞在時間と正の相関/無)
ではこの6つ(実際にはそれ以上)を、よーいどん!で見てから対処できるでしょうか。これはオンラインオフラインともにかなり厳しいでしょう。そこで大切なのは意識配分と位置取りです。自分の立つ位置や行動によって、対戦相手の択を制限し、こちらも脳のリソースを集中させます。(それを含めて読み合いになるから面白い…)
リンクの空Nを例にしましょう。崖上で空Nを連打している状況とします。
このとき、空Nに当たってしまう崖の上がり方は、どれでしょうか。
答えは、その場とジャンプ(と崖離し○○)上がりですね。つまり、対戦相手は見かけ上、攻撃と回避上がり、捕まりっぱなししか選択できないわけです。これらに意識を向け、どう対処するかを考えておきます。
例えば対戦相手が120%のときには、、、
攻撃上がり→ガードキャンセル上B
回避上がり→ダッシュ上スマ
捕まりっぱなし→下スマ など
攻撃上がりや回避上がりは、後隙が大きく狩りやすい部類だと思います。リンク以外にもフォックスやウルフのちょい出しキックが、崖狩りで強いというのは、こういった理由からです。
そして、これら崖を理解している人とそうでない人との対戦は、一方的なものになるでしょう。特に、手癖など同じ方法で崖を上がってしかいないのなら、無限に狩ることが可能です。そしたら、どのキャラでもダメージを貯められるし、撃墜することも容易になります。自分が使うキャラは、どういった崖狩りができるのか、考えたことがない方は、一度考えてみてくだいさい。
また少し発展した内容になりますが、崖上にいながら崖下にヒットさせられる攻撃があります。パルテナの下強やワリオの横強下シフトなどです。システム上、キャラクターが崖を捕まる際には、0~2Fの無敵でない、いわゆる”崖の2F”が存在します。(アクションによる)この時間に攻撃を当てると、ジャンプが復活しないで、崖外に出せるので、非常に有利な展開になります。強攻撃のシフトや持続の問題で難しいこともありますが、甘えた復帰や崖捕まりには、こういった技を使っていきましょう。
③復帰阻止
このゲーム屈指の早期撃墜が狙える手段です。対戦相手が崖外にいる状態を指します。ここで意識するのは以下のことです。
・相手の復帰手段(主に上B)
・ジャンプの有無
・回避の有無
・自キャラの復帰能力
復帰阻止でも、対戦相手の択を絞ることが大切になります。吹っ飛ばされる角度にもよりますが、ジャンプ・回避・上B(横B・下B)が残っいて、復帰できないことはないでしょう。つまりこれらのリソースを削ることで、追撃をあてやすくなります。
ピカチュウでドンキーコングを復帰阻止するとしましょう。
ドンキーコングは、地上と並行の角度で吹っ飛ばされました。
ピ:NB→ド:N回避→ド:ジャンプ上Bもピ:空下→撃墜
上の例では、ピカチュウのNBが無ければ、ドンキーはジャンプ移動回避や上B単体など、他にも復帰する手段がありました。また、ピカチュウが空下があてられる、あてやすくなっているのは、ドンキーの上Bのルートが1通りになったからです。(復帰阻止が得意なキャラが、復帰を弱点にしているキャラに復帰阻止をおこなう極端な例ですみません。)
さながら詰め将棋ように復帰阻止できるのが理想ですが、1点読みで攻撃をするのも構いません。それが有利展開をつくった特権ですし、復帰強者に対して、詰め切るのは難しいです。勇者のルーラなんて復帰と崖をスキップできますからね。(げにおそろしや、、、)
ここで注意したいのは、前述した”自キャラの復帰能力”です。復帰阻止で空下をしたはいいものの、躱されて攻撃をくらい、崖に頭をぶつけて撃墜するガノンおじさんには、なりたくないですよね?
復帰阻止に行くか、崖展開に備えるかは、状況によって判断したいです。
以上が攻撃面です。攻撃面はトレモで練習したり、経験を積むことで、成長を実感しやすいと思います。1ストックも落とさずに、3ストック撃墜できる日も近いですよ。
4節:着地・崖・復帰(守り)に続きます。