節子、それrecallやない。偉そうにリコールと騒ぐ人たちに日本語を使って欲しい件
「オーバーシュート」が定着しなくてやれやれと思う暇もなく、また日本のおバカな政治家やウヨセレブが間違った使い方をしているカタカナの和製英語があるんで指摘しておく。
その言葉は「リコール」。
recall、英語では名詞としても動詞としても使われる言葉だが、主にいったん発売された商品に欠陥が見つかって回収するってのと、いったんは選挙で当選した政治家(や裁判官や司法長官も含む、英語の場合)の素行が、いざ仕事をやらせてみたら、汚職とか、差別発言とか、違法ではないにしろあまりにも素行がひどかった場合に失脚させる署名運動という意味で使われる。
つまりね、大村知事に「リコールだ!リコールしろ!」って騒げる権利を持っているのはあくまでも投票した愛知県の人たちであって、東京に住んでるクソウヨ有名人の人たちにはまったく関係ないし、リコール主張する権利もないんだけど。自分が気に入らない人間を失脚させろとよくわからない上から目線で声高に叫ぶものではないんだよ。そんな民主主義システムの基礎も知らんのか。それとも「利己売る」と言っているのか?
その辺、根本的に間違ってるので、この際、「リコール」などという横文字を使わずに、ちゃんとした日本語を使って欲しい。例えば、
「気に入らないリーダーに対する嫌がらせ」とか
「自分とソリの合わない見識の人間を追い出そうとする姑息な訴え」とか
日本語で言えばいいじゃん。美しい国の美しい言葉なんだろ? 正しく使ってやれよww
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