こんな時こそピーターリンチの言葉を思い出したい
このところ雇用が連続して鈍化傾向、やっぱり🇺🇸景気後退が迫ってるのかも?
大幅な下落はリセッションを織り込んでいる?
そんな懸念を抱きながら週末を過ごす。
せっかくの避暑地なのに少し憂鬱だけど、こんな時こそ思い出したい。
暴落こそチャンス🍋
今日や明日の値動きには何の意味もない。もっと先だけをずっと見据える。
ピーター・リンチの言葉
会社に投資するのであって株価に投資するのではない。
短期の株価の変動を無視しよう。
経済を予測しようとしても無駄なことだ。
株式市場の短期の方向性の予測はむなしい。
暴落は、目をつけた会社の株を買う絶好の機会である。調整は素晴らしい会社の株をバーゲン価格まで下げてくれる。
1年あるいは2年先の相場の方向を予測することなど、不可能である。
人より抜きに出るためには「いつも」正しくなければならないという必要はないし、「ほとんどの場合」正しいという必要さえない。
株価は、しばしばファンダメンタルズとは逆の方向に動くが、長期では株価の方向と収益の持続性は同じ流れである。
株価が少し高くなり過ぎたからという理由で成長性の抜きに出た会社の株を売ることは、お金を失うものである。
企業は理由がなくて成長するものではないし、高成長会社だからといって永遠にその位置にあるわけでもない。
市場平均以上の成果をあげられないと思うなら、投資信託を買って、余分な精力やお金は使わないことである。
心配事はいつでもあるものだ。
新しいアイデアには常に目を開いておくべきだ。
(ピーター・リンチ/ジョン・ロスチャイルド著、三原淳雄/土屋安衛訳 『ピーター・リンチの株で勝つ』より)
しばしば数ヵ月間、時には数年間の株価の動きと企業業績の動きには相関関係が見られない時がある。しかし、長期にわたっては、企業の成功と株価の上昇には密接な関係がある。両者の不均衡に着目することが、株で利益を上げる秘訣である。成功している企業(の株)を辛抱強く持ち続けることが、必ず良い結果に結びつく。
株価の下落は、1月のコロラドに吹雪が吹き荒れるのと同じくらい頻繁に起こることである。株価の下落は、慌てふためいて逃げ出した投資家が残していった割安株を拾う絶好の機会である。
株式投資で利益を上げるのに必要な知識や能力は、誰もが持ち合わせている。ただ誰もが肝が据わっているわけではない。慌てふためいて何もかも売却してしまうような性格であるなら、株や株式投資信託は避けた方が良い。
心配の種はどこにでもある。週末の後ろ向きの考えや、ニュースキャスターの恐ろしい予言には耳を貸してはいけない。企業のファンダメンタルズが悪化しているのなら株を売っても良いが、この世の終わりがくるという予言は株を売る理由にはならない。
正確に、金利、経済、株式市場を予測できる者はいない。そのような予測は忘れ去って、投資した企業に何が起こっているかに注意を払うべきである。
調査なしで投資することは、手札を見ないでポーカーをするのと同じである。
優良企業に投資をしているのなら、時間はあなたの味方になる。我慢できるからである。たとえ最初の5年間のウォルマートに投資できなくとも、次の5年間所有していれば満足のいく結果が得られた。
(ピーター・リンチ著、坂巻英雄監訳 『ピーター・リンチの株式投資の法則~全米No.1ファンドマネージャーの投資哲学』より)
*フィデリティ公式サイトの記事から引用させていただきました。
最後まで読んでくれてありがとう。