ぼくは勉強ができない(バカっぽい絵つき)
小説の話ではなくて、僕は本当に勉強ができない。でもせっかく勉強ができないから、あの小説の話をしたくなったので。してみよう。(?)
僕はあの小説を、母親からすすめられた。勉強しなさいなんていわれたことが一度もなかったから、内心勉強してほしいのかななんて思ってた。だって、「ぼくは勉強ができない」なんて名前すごい説教臭いじゃないか。てっきりそういうお説教系かと思っていたから、敬遠していたのだけれど、中学校の「朝の読書」で読んでみることにした。「朝の読書」なんていう就活生のシャツみたいな時間だから、僕も真面目になってみようと思ったんだ。
でも、読んでみたら全然違った。あの小説に「セックス」って何回でてきたんだろうか。こんなにセックス成分多めの小説を中学生にすすめる母親なんて本当に尊敬だ。性の話なんて一回もしたことがない母親だったから驚いた。しかしついこの間まで、先輩の会話ででてくる「コンドーム」をコーンスープを半球状に凍らせる製氷機みたいなやつだとふんわり思っていたくらい、自慰行為をG行為だとおもって、ゴキブリを退治することだと思っていたくらい何も知らなかった息子によくすすめてくれたと思う。感謝だ。
中学生のうちにあの傑作小説を読めたのは、今までの人生(17年しか生きていないけど)で一番の幸運だといえる。(確信をもっていえる。って書きたかったけれど、そうかいてしまったら、「確信をもって」て言わなきゃいけない程度の幸運なんだと思われてしまうから、ここはシンプルに「いえる」にした。又吉直樹さんの動画で、「実は、とか本当は、とかいう人は信用できない」的なことを言っていたけれど、それと似た感じだ。)
しかし、中学生でその小説に出会い、すくすくと高校三年生になってしまった私は、「ぼくは勉強ができない」という問題に正面から向き合うことになってしまっている。ぼくは、なんと教育学部に入りたいと思っている。(あんなに社会に反抗的だった少年が、教育をしたいという青年におそらくたぶん、進化した)しかも先生になりたいというよりかは、教育の研究をしたいと思っているのだ。自分でも、ずいぶんと偉そうなことだと思う。でもまあ、しゃーない。もうすでに、3歩くらい足を踏み入れていて(教育系ボランティアを3個始めて、そのうち一つはもう一年になる。しかもいろんなな学者(溝上真一やら刈谷剛彦やら)の本をもうすでに中古で読みまくってしまっている。)、戻るとまたやりたいことさがし、じぶんさがしみたいなことをしなきゃいけない。それってすごく時間の無駄でしょ?
でも、おおきな問題があるんだ。そう、大学入試。きゃー。Σ(゚∀゚ノ)ノキャー。(≧∇≦)。いやー。イヤー。もう天王山過ぎてるしさ。研究したいから、研究内容に合わせて大学選んだら、国公立のえらい偏差値高いところ志望しちゃってるしさ。レッドーオーシャン志しちゃったなって思ってるよ。倍率みると、教育学部と医学部ならんでんだもん。へ?って感じ。
正直こんなnoteを書いている場合ではない。でも書いてしまうくらい、ぼんくら受験生なんだ。だれか、俺に無料で3ヶ月だけ英語教師やってくれ。これ、まじでお願い。本当にお願い。がちで困ってるんだ。なんてったって、(なんてったって、を英語で訳したら、after allかな)今日過去問やったら、解けない解けない。ちょっと特殊な入試だから教育学に関する英語の論文がでるんだけど、うん、難しい。問題に取り掛かることすらできないんだ。記述できない。(四問中一問だけ解答できた。そう、一問だけ。)
僕の英語の苦手度を絵であらわそう。
こんな感じだ。絵にする意味はないなと思う。けど、まあいいじゃないか。
僕は、三番目に英語が苦手だ。ワースト3なので、全然わからないってわけではないけど、英語の論文とかになると、手と足が1cmくらいしかでない感じだ。でもそんなんじゃ困る。2か月後には手と足が最低でも50cmは出てくれないと、合格はできない。
「ぼくは勉強ができない」には二つくらいの意味が統合されている。まず一つは、ただ単に、英語が苦手という話。英語ができない。そして二個目は、勉強そのものが苦手という意味だ。勉強事態(自体)が苦痛みたいな。僕は、英語に対してどちらももっている。この絶望的な状況から、だれか救ってはくれまいか。と嘆くと、いつもならドラえもんが救ってくれるのだけれど、大学入試は範囲外らしい。僕のドラえもんは二次元のドラえもんよりポンコツだ。自分は自分で救うしかない。ということで、対策を立てていこうと思うので、それに付き合ってほしい。(僕にドラえもんなんていないのだけれど、こういう日常の中に突如として混じるファンタジーをみんなに体験してほしかったんだ。雨上がりの水たまりに映る空をみて、その水たまりのなかに入ったら、別世界が広がっているんじゃないかって思うみたいに。)
♢2か月で英語論文に手と足が50cm出るための学習計画
ここまでは、記事全体の半分以上を占めてしまった、長すぎる前書きね。本題はここから。まずは、僕(17才)の後輩(2才)であるChatGPTに教えてもらった。
らしい。まとめると、
よくわからないけど、とりあえず、あと8週間しかない事はわかった。もう少し読み込んでみると、以下の事がポイントらしい。
そろそろ読むのが辛いって?付き合ってくれるって言ったじゃないか。あと少しだから、飛ばし飛ばしでいいから、読んでよ。その方が達成感あるじゃん?
まず「手と足が50cm出る」を定義していこう。
僕は、最終的に、英語の論文(図、数式なし)を読んで、
・それを日本語訳できるようになる。
・A4三枚分の英文を30分間で理解できるようになる。
・それに対して600から800の小論文を書けるようになる。
この三つが達成できれば、あとはどうでもいい。つまり、
手と足が50cm出る=この三つが英語論文に対してできるようになる
そのための勉強を3セクションに分ける。
・速読セクション
・精読セクション
・小論文セクション
<速読セクション>
・教育学×英語の簡単な文章をすばやく理解できるようにする。
<精読セクション>
・英語の論文でよくでてくる構文・文法を身に着ける。
・教育学×英語でよく出る英語表現や単語を覚える。
・難しい文章を日本語に訳せるようにする
<小論文セクション>
一日一個、教育学に関するトピックについて、600字から800字でまとめる。
<使用教材>
・The Harvard EdCast
・過去問
・ダウンロードした英語論文
では、最後にスケジュールとしてまとめ上げよう。
♢一週目
・過去問を全文日本語訳してみる
(以下の3つを合わせてAセットとする。)
・The Harvard Edcastのtranscriptionをスピード重視で読んでみる。
・英単語、英語表現をまとめて覚える。
・英語構文、文法で難しかったものを中心に復習する。
・一日一小論文
♢二週目
・過去問を全文日本語訳してみる
・Aセット
・一日一小論文
♢三週目
・Aセット
・ダウンロードした英語論文を全文日本語訳
・一日一小論文
♢四週目
・Aセット
・ダウンロードした英語論文を全文日本語訳
・一日一小論文
♢五周目
・Aセット
・ダウンロードした英語論文を全文日本語訳
・一日一小論文
♢六週目
・Aセット
・ダウンロードした英語論文を全文日本語訳
・一日一小論文
♢七週目
・Aセット
・ダウンロードした英語論文を全文日本語訳
・一日一小論文
♢八週目
・Aセット
・ダウンロードした英語論文を全文日本語訳
・一日一小論文
♢九週目
・Aセット
・ダウンロードした英語論文を全文日本語訳
・一日一小論文
♢僕がさぼるという事態
やるべきことが一週目から最終の九週目まであんまり変わんなかったけど、とりあえず、やるべきことはわかった。ただ、もう一つ、重大なやり残しが存在する。それは、僕が、十分にさぼるという事態だ。こんなにいっぱいできない。正確には、できるけど、できないのだ。僕は毎日YouTube依存症患者として日々を過ごしている。そのため、多くの在宅依存症患者と同じように、毎日その治療に失敗し続けている。僕はYouTubeに時間を吸われているし、これからも吸われてしまうだろうということだ。
見たい動画は見終わった。おすすめ欄には興味のない動画ばかりが並んでいる。でもスクロールし続ける。もはや意味のないことをしているというのを意識的に、明示的に、わかっている。なにしてんだろ。と一人言いながら、それでもスクロールし続けるのである。そういう中にあって、「ぼくは勉強ができない」
いろいろな手を打ってみようと思う。まず、典型的な対策を並べる。
・youtubeアプリを消す
・制限をする(one secで)
つぎに、noteを使った対策を考えてみる。僕はnoteに記事を書くのが大好きだ。最近教育系のnoteで、「教育のスゴい論文」というアカウントがある。このアカウントは結構な頻度で教育学の面白い論文を拾ってきて、インスタントな説明をするというアカウントだ。これと似たような事を僕がすればいいんじゃないかと思う。毎日The Harvard EdCastのインスタント説明と覚えておきたい、英語表現、英単語、英語構文の二つをまとめた記事を書こう。
いつまで続くか見ものである。僕は三日坊主になったことがない。三日も続いたことがないからだ。まあnoteを書くのが好きという薄い期待の上に、僕の高い目標を乗っけてみよう。(自分にはできない目標を立てがちなのは、僕のようなバカによくあることなのだ。)
これで一応最強の?学習計画が完成した。こうやって調子にのって、乗り切れない自分に3日後くらいに失望して、それでもまたバカ計画を立てながら、少しづつ自分を矯正していこう。いつの日か、「ぼくは勉強ができる」かつ秀美くん(「ぼくは勉強ができない」の主人公。超かっこいい。)のかっこよさをもっているという積集合の人間に向かっていこう。とりあえず明日、一つの記事をかけることを願って。