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ARR 78.7億円のLINE WORKS事業を違う視点で眺めてみる
こんにちは。ワークスモバイルジャパン広報です。
こちらのLINE WORKSの実績を公開した記事から1ヶ月以上が過ぎまして、いろいろな反響をいただきました。
特に嬉しかったのは、こちらの記事です。
LINE WORKSは広報にも力を入れているので、私たちがあちらこちらで発信している情報を組み合わせるとここまでになるとは!と。書いてくださった内容の真偽は別として、元記事を書いた本人が唸るほどでした。
他にも聞こえてきた反響としては、
「ARRという指標を初めて知りました」→ うむ。お役に立てて光栄です!
「LINE WORKSだいぶ儲かってそうですね」→ 実際にはそんなことなくて
機能強化や利用者数に応じたインフラ投資などSaaSは継続投資が必要なので...ぼろ儲けではないです(涙) LINE WORKSは、世の中にあるSaaSの中では低価格に分類されるサービスです。低価格な分、大勢の人たちにご利用いただかないと収益が成り立たないとも言えます。
2022年1月19日・20日に開催されたオンラインカンファレンス『2022 LINE WORKS DAY』の基調講演の中で、直近の利用者数などを発表しました。こちらは45分という尺で、アーカイブ動画で見られますので、ぜひチェックしてみてください。
市区町村の単位でLINE WORKSはどのくらい使われているのか
手元には市区町村別のLINE WORKSユーザー数の資料があるのですが、膨大な量なのでいくつか地域をピックアップしてみていきましょう!
北海道帯広市:4人に1人がLINE WORKSユーザー
帯広市は、北海道中東部にある市。十勝総合振興局の振興局所在地。計量特定市(ウィキペディア)
漫画『銀の匙 Silver Spoon』のモデル地としても知られる帯広市。豚丼が有名ですね。道産の上質な豚ロース・バラ肉を厚切りにして炭火焼きにしたやつが最高に美味いです!
東京都渋谷区:6.9人に1人がLINE WORKSユーザー
渋谷区は、東京都の区部中央に位置する特別区(ウィキペディア)
私たちワークスモバイルジャパンも渋谷区にあります(渋谷区と言っても原宿なのですが)。若者から大人まで幅広い層が集まるエリアです。渋谷区で働いている7人に声をかけたら、1人はLINE WORKSユーザーに遭遇できるはず。(試したことないですが)
大阪府大阪市:9.9人に1人がLINE WORKSユーザー
大阪市は、大阪府中部に位置する市。大阪府の府庁所在地であり、政令指定都市である。 西日本および近畿地方の首位都市であり、経済・文化・交通の中心都市。また、京都市や神戸市を含めた、世界有数の経済規模を誇る京阪神大都市圏の都市中枢を成す。市域は24の行政区からなる。市庁所在地は北区中之島(ウィキペディア)
中小企業を中心にたくさんご利用いただいています。大阪市では、自然災害など緊急時のコミュニケーションツールとして、市長をはじめ各関係機関で迅速な連絡を取るために、LINE WORKSをご利用いただいています。
東京都新宿区:10人に1人がLINE WORKSユーザー
新宿区は、東京都の区部中央に位置する特別区。東京都の都庁所在地である(ウィキペディア)
みなさんご存知、東京都庁のお膝元ですね。2020東京オリンピックの会場となった新国立競技場も新宿区にあります。東京オリンピックと言えば、LINE WORKSは運営スタッフ間の連絡ツールとして活用いただきまして、大会組織委員会から感謝状をいただいたのも記憶に新しいです。
沖縄県浦添市:12.7人に1人がLINE WORKSユーザー
浦添市は、沖縄本島の南部地域と中部地域の境目に位置する市で、琉球王国の古都。那覇市、沖縄市、うるま市に次ぐ沖縄県第4の都市である(ウィキペディア)
浦添市は「うらそえ」と読みます。「うらぞえ」と読む人もまあまあいますので、この機会に「浦添はうらそえ」と憶えましょう。数年前にブルーシールアイスパークに行きました。
埼玉県さいたま市:15.1人に1人がLINE WORKSユーザー
さいたま市は、埼玉県の南東部に位置する市。埼玉県の県庁所在地で、政令指定都市である。 都市雇用圏における東京都市圏の中心都市の一つであり、10区の行政区を持つ。2001年5月1日に、浦和市・大宮市・与野市の3市の合併により新設され、2003年4月1日に政令指定都市に移行した(ウィキペディア)
さいたま市と言えば、LINE WORKSがファミリーパートナーとなっている『浦和レッズ』の本拠地でもあります。そして、何を隠そう筆者はさいたま市の住人です(生まれも育ちもさいたま市)。さいたま市の会社にお勤めのみなさん、コロナが落ち着いたら例の聖地で、一緒にレッズサワーで乾杯しませんか?
この数字の算定根拠について
この『●人に1人』シリーズは、LINE WORKS DAYの基調講演でも披露しているのですが、noteでは算定根拠を説明します。
『●人に1人』の計算は、経済センサスのデータを基に、その市区町村に所在する会社の就労人口の合計を分母にして、LINE WORKSの利用人数を分子にして数字をはじきだしています。この場合『埼玉都民』のような、住まいは埼玉県、会社は東京都というLINE WORKSユーザーがいた場合、それは会社の所在地である東京都の方にカウントされていることになります。
また、これらの数字は2021年11月時点でのLINE WORKSの有料プランのデータだけで算出しています。無料プランまで含めると、もう少し見栄えの良い数字になると思いますが、残念ながら無料プラン利用者の所在地をほとんど把握できていないもので...。
全国でLINE WORKS利用が広がるのは私たちの悲願
北から南まで、どうしてLINE WORKSは全国で使われているのでしょうか?
ITベンダーやIT導入を支援する会社はどうしても都市部に集まっており、それ以外の地域にある会社はサポートが受けにくい現実があります。
全国に万全な体制を整えるとなれば、そのコストはサービス利用料に跳ね返ってしまいます。なので、私たちは「できるかぎりサポートを受けなくても済むような、誰にでも真に使いやすいサービス」を念頭にLINE WORKSの改良を続けています。これもひとつの理由になると思われます。
LINE WORKSのブランドサイトを見ていただくと書いてあるのですが、これが私たちのミッションです。
パソコンでずっと仕事している人たちばかりではありませんし、店舗や現場で働いているとパソコンを使う時間が限られている人もたくさんいます。LINE WORKSは、現場ではたらく人のためにスマートフォンで使いやすいことを優先していたり、年齢やIT経験に依存しない使いやすさを目指しています。
もちろん途上な部分も多々ありますが、このミッションに基づいて努力を積み重ねているからこそ、大企業から中小企業まで全国でご利用いただけているのだと自負しています。日々、LINE WORKSで仕事をしてくださっているユーザーのみなさんには、あらためて心から感謝いたします。
ミッションの達成に向けて
もし私たちの取り組みに共感してくださる方がいましたら、ワークスモバイルジャパンにジョインして、一緒にチャレンジしてみるのはいかがですか?
ご応募お待ちしております!